打ち合わせやプレゼン等の業務に必要な資料を作成する際、画像やイラストを無料で利用できる素材サイトは非常に便利な存在です。
商用利用が可能なフリー素材サイトは近年増加しています。
一方で、AI生成画像や質の悪いイラストも増えており、欲しいフリー素材を探すのに時間がかかる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ロボットやAI、RPAのイメージに合うフリー素材が見つかるサイトを画像、イラスト、アイコン別に分けて紹介しています。>
RPAツール導入などDX化を推進する資料や、システム系の業務マニュアルの資料作成にぜひお役立てください。
【RPA資料におすすめ】ロボットのフリー素材サイトを種類別にご紹介
「RPA」や「ロボット」など業務自動化のイメージに合う具体的なフリー素材サイトをいくつか紹介します。
フリー画像サイト
Unsplash
Unsplashとは世界中のフォトフラファーによって撮影された写真が使用可能なアメリカに本社を置くフリー素材サイトです。
写真のクオリティが高いことや、300万枚以上の豊富なデータを保有していることが特徴として挙げられます。
また、会員登録が不要かつ商用利用も可能なため、手軽に活用できることからもおすすめできるサイトです。
一方で、無料版ではダウンロードできない写真や機能もあります。
有償版の「Unsplash+」に加入することで全ての写真を使用できますので、どうしても利用したい素材がある場合は有償版への加入を検討しましょう。
会員登録 | 不要 |
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著作権表記 | 不要 |
商用利用 | 可能 |
「ロボット」の画像枚数 | 1,652枚(2024年5月時点) |
「ロボット」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
「RPA」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
Pexels
Pexelsとはドイツに拠点を置く会社が運営する、商用利用可能かつライセンス表記が不要なフリー素材サイトです。
Pexelsは写真だけでなく、動画素材も豊富に用意されている点が他の素材サイトとの大きな違いだと言えます。
「RPA」の検索ワードに該当する素材は少ないですが、「人工知能」や「AI」等の検索結果が非常に多く、RPAをイメージする画像の働きを持てるフリー素材は容易に見つかるかと思います。
会員登録 | 不要 |
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著作権表記 | 不要 |
商用利用 | 可能 |
「ロボット」の画像枚数 | 1,300枚(2024年5月時点) |
「ロボット」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
「RPA」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
写真AC
写真ACとは本社を大阪に構えるACワークス株式会社が運営しています。
日本生まれの素材サイトであることから日本人の写真が多く、業務でも使いやすい写真が揃っている点が特徴です。
無料会員の場合、ダウンロード数や検索回数に制限がかけられており、待ち時間等も必要となる点がネックです。
しかし、数枚程度の使用であれば大きな不便を感じることはないでしょう。
「RPA」や「ロボット」で検索にかかる素材も多くので、システム系の資料作成にはもってこいだと言えます。
また、ACワークスはイラストやアイコンなど画像以外のフリー素材も多く取り扱っているので、頻繁に使用する場合は有償版への切り替えもおすすめです。
会員登録 | 必要 |
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著作権表記 | 不要 |
商用利用 | 可能 |
「ロボット」の画像枚数 | 2,410枚(2024年5月時点) |
「ロボット」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
「RPA」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
フリーイラストサイト
Canva
Canvaとは、オーストラリアの企業が運営する、無料のグラフィックデザインソフトです。
Canvaは厳密に言うとフリー素材サイトではなく、バナーやチラシなどのデザイン作成に用いるツールです。
デザイン作成で利用できるイラストや画像が豊富に用意されているため、こちらからフリーイラストを探してみても良いでしょう。
作り方をマスターしてしまえばサイト内において資料作成等が完結するため、業務の効率化に役立つサイトです。
「ロボット」だけでも確認できる素材は70,000枚以上、「RPA」でも300枚以上の素材が用意されています。
会員登録 | 必要 |
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著作権表記 | 不要 |
商用利用 | 可能 |
「ロボット」の画像枚数 | 75,906枚(2024年5月時点) |
「ロボット」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
「RPA」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
Adobe Express
Adobe ExpressはアメリカのAdobe社が運営するグラフィックデザインソフトです。
上述したCanvaと同じく、豊富に用意されている無料素材を活用してブラウザ上で手軽にデザイン作成ができるツールとなります。
同社が提供するPhotoshopやIllustratorと比較すると、使用できる機能に制限は生じますが、無料価格かつ、単純なフリー素材探しが目的であれば十分であると言えます。
また、デザインを作成する際に便利なテンプレートや画像加工の機能がついた有償版も用意されているため、使用頻度が高い方は切り替えても良いでしょう。
「ロボット」では115枚が、「RPA」では54枚が検索結果に表示されました。
会員登録 | 必要 |
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著作権表記 | 不要 |
商用利用 | 可能 |
「ロボット」の画像枚数 | 115枚(2024年5月時点) |
「ロボット」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
「RPA」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
フリーアイコンサイト
Icons8
Icons8とは、シンプルなフラットアイコンが多く揃っており、100万点以上のアイコン、イラストからダウンロードが可能なサイトです。
無償版の場合、画像のリンク先を明示する必要やダウンロード数に制限があることに注意が必要です。
詳細はライセンスページから確認できるので、使用の前に確認してみてください。
「ロボット」では、3,942枚、「RPA」では39枚のアイコンが見つかりました。
会員登録 | 不要 |
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著作権表記 | 必要 |
商用利用 | 可能(一部制限あり) |
「ロボット」の画像枚数 | 3,942枚(2024年5月時点) |
「ロボット」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
「RPA」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
FLATICON
FLATICONとは、スペインに本社を置くFreepik社が運営する素材サイトです。
高品質かつ16万点以上のアイコンが用意されている点が特徴です。
Mac向けのソフトウェアもあるので、頻繁に活用する方はダウンロードをおすすめします。
また、Icons8と同様にリンク先の明示が必要など、無償版での制限が多いです。
アイコンを使用する際は十分にライセンスの取り扱いに注意しましょう。
「ロボット」のアイコンは65,392枚、「RPA」のアイコンは906枚見つかりました。
「RPA」でヒットする素材サイトは少ないのでおすすめのサイトです。
会員登録 | 不要 |
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著作権表記 | 必要 |
商用利用 | 可能(一部制限あり) |
「ロボット」の画像枚数 | 65,392枚(2024年5月時点) |
「ロボット」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
「RPA」の検索画像一覧 | 検索結果はこちら |
業務等でフリー素材を活用する際の注意点
フリー素材サイトからダウンロードできるデータとは言え、業務で使用する際はその取り扱いに注意が必要なものがあります。
最も気をつけなければならない点は、「著作権の取り扱い」です。
フリー素材と言っても、すべての素材が著作権フリーではありません。
サイトによっては商用利用や画像の加工・処理が禁じられている場合もあります。
部署内など社内での活用においても著作権は適用されるため、素材を使用する前には、利用規約を必ず確認するようにしましょう。
どうしても判断に迷ってしまう場合は使用を避けるか、直接権利者に確認を取ることを推奨します。
記事のまとめ:ツールを上手に活用し作業時間を削減しよう
本記事では、ロボットやRPAツールのイメージにぴったりな素材が見つかるサイトをいくつか紹介しました。
必要なフリー素材が見つからない場合は検索ワードや名前を変えて検索することも重要です。
例えば、「RPA」という検索ワードは、「ロボット」の検索ワードと比較するとヒットする素材が少ないです。
しかし、「AI」や「人工知能」などの検索ワードでもRPAやに関連したアイコンやイラストなどのフリー素材が見つかることがあります。
また、フリー素材サイトは資料作成など作業時間短縮などの業務効率化に役立つツールである一方、使い方を間違えると著作権侵害にあたることもあります。
訴訟にまで発展した事例もありますので、業務で活用する前には必ずライセンスや利用規約の確認を必ず行うことが重要です。
ロボット産業の発達により業務改革が叫ばれるこの時代、様々な業界でRPAツールなど人工知能の活躍は目覚ましいです。
一方でロボットには苦手な分野もあります。
特にクリエイティブ制作においてはAIやロボットだと思うようにいかない場面は多々あるかと思います。
フリー素材や時短ツール、AIを上手に活用し、効率よく業務を進める策を考えましょう。