2024年8月30日(金)から31日(土)にかけて、「第52回日本Mテクノロジー学会大会inくまもと」が開催されました。
今回の学会は熊本城ホールでの現地開催とZOOMオンラインウェビナーのハイブリッド方式が予定されていましたが、台風10号の影響により、オンライン開催のみに変更されました。
学会のメインテーマは「データ民主化を支えるもの」でした。大会長を務められた熊本大学病院総合臨床研究部 研究データ管理センター 特任助教の山ノ内祥訓先生は、開会の挨拶で以下のように述べられました。
「今回の大会では、『データの民主化を支えるもの』をテーマに掲げています。
これまで高度な専門知識を持つ人だけがデータを扱ってきましたが、今ではより多くの人が使いやすい形式でデータにアクセスできるようになっています。
それを支えているのが、データベースやプログラミングなどの情報技術と、それを開発・維持する技術者たちです。
しかし、技術者不足により医療データの利活用はまだ十分には進んでいません。
今回の大会では、技術だけでなく、それを扱う人についても深く議論していきます。」
山ノ内先生の言葉は、データ利活用の重要性と、それを実現するための技術と人材の役割を強調したものでした。
また、株式会社MICHIRUは、この学会にスポンサーとして協賛いたしました。
弊社のRPAソリューション「MICHIRU RPA」は、熊本大学病院様をはじめ、複数の地域中核病院で稼働しており、医療現場での業務効率化に貢献しています。
オンライン形式での開催にもかかわらず、学会では活発な議論が交わされ、特に医療データの管理や交換に関するセッションが注目を集めました。
さらに、医療情報分野における「自分で手を動かす」学会としてハンズオンセッションも企画され、参加者が実践的な技術習得に努めました。
MICHIRUは今後も医療分野でのITソリューション提供を通じて、業務効率化に寄与してまいります。
山之内先生をはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。