近年、RPAは大企業で約4割、中小企業で1割ほどの導入率と言われています。
RPAツールによる自動化により、今後深刻になることが予想される人手不足に対応することが必要であることから、RPAの新規導入も増える見通しです。
一方、自動化を導入したくてもRPAツールの導入には課題が多いことから、なかなか進まないという企業もまだ少なくありません。
そんな時は導入支援サービスを利用すると、非常に導入をスムーズで効率的に進めることができます。
この記事では、RPAの導入支援ソリューションやサービスと、導入支援に強みをもつおすすめのRPAツールについてご紹介します。
各ベンダーの導入支援サービスとは?
RPA導入支援サービスは、コンサルティング会社・アウトソーサー・専門サービス業者などによるものが多数提供されています。
しかし、RPAを販売しているベンダーが自社製品を対象に行う導入支援サービスは、製品を知り尽くしているだけに、その特長に合ったものです。
RPAベンダーが提供している導入支援サービスには次のようなものがあります。
- 導入コンサルティング
- RPAツールのトライアルの提供
- PoC(検証環境)提供サービス
- シナリオ作成・トラブルシューティングなどの教育研修提供
- RPAに関する社内ルール作成&内部統制支援
製品の検討と同時に、これらの導入支援サービスないしソリューションをベンダーがどこまでカバーしているか確認して購入すると、導入やその後の自動化の運用もスムーズです。
RPA導入・活用のお悩みとは?
RPAとはRobotic Process Automationのことで、RPAツールによると定型的な業務を自動ですすめることができます。自動化のためのソリューションの一つがRPAツールなのです。
RPAにシナリオ・またはワークフローという一連の指令を記憶させて、これに従った動きを自動で行わせますが
- 定型的な動きでないとRPAツールは動いてくれない
- 自分で動きを学習するわけではないため、判断が必要な作業はできない
というRPAの特性にがるため「定型的な業務」に絞り込んで導入することが必要です。
ところが下記に挙げるような様々な課題があり、うまくRPAツール・RPAを用いたソリューションの導入が進まない、と考えている企業も少なくありません。
業務が整理・可視化できない
自動化する業務を絞り込むには、業務をRPAがこなせる動きまで分解・整理をし、可視化して吟味することが必要です。
ところが、業務の整理と可視化に失敗するケースがあります。こうしたケースは、RPAが後から使われなくなった・トラブルが続いて活用できなかった、といった導入の失敗事例の典型です。
多額の費用をかけて導入しても、こういう失敗事例になってしまうと、投下資本の回収は難しくなります。
業務の整理・可視化は、RPA導入支援サービスの目玉となります。
シナリオが誰にでも作成できるわけではない
RPAを自動で動かすシナリオが誰にでも作成できるわけではなく、学習が必要である点も、導入支援サービスの課題となります。
シナリオは、コードが書けなくても作成できることから、一定の時間以上の学習をすると、作成技術が身につきます。
例えば、WinActorでしたら、技術者研修や、公式講座が充実しており、自動化のためのシナリオの作成を学ぶことをターゲットとした導入支援サービスがあります。
しかし、こうした導入支援サービスが利用できないRPAツールを選ぶと、活用で行き詰ったり、RPA人材の育成が自前ではなかなか進まない、といった問題が生じがちで、導入がうまく行かない原因となります。
IT人員がいない
RPAツールには、エラーに対して対応する人員・トラブルシューティングをする人員・管理する人員が必要になります。
自動化で業務を大幅に進めることができるツールだけに、エラー・トラブルには早く正確に対応する必要があります。しかし、これらの人員を自前で用意することは企業の規模や、業容によっては難しいものです。
アウトソーシングを利用するという手もありますが、本当に親身になって、障害を解消してくれるか、あるいは業務への配慮があるか、といった点に問題が生じることがあります。
この点、ベンダーの導入支援サービスが受けられればサービス品質の問題は発生しにくいといえるでしょう。
一定期間、導入支援サービスをベンダーから提供してもらい、必要なら採用を進めるのも一つの手です。
その企業の業務・状況に合わせて、導入支援サービスにより柔軟に対応することもベンダーによって可能です。
誰も教えてくれる人がいない
あまりそれまで最新のITソリューションやツールには縁がなかった企業も、自動化を推進できるRPAツールには高い関心を寄せています。大企業の場合ですが、導入しているのが4割の企業、導入に関心がある企業を合わせると、6割、という調査結果があります。
しかし、いきなりRPAからITツールを導入しようとすると、手間暇がかかること・事前に調べたり、勉強しなければならないことも多く、導入が効率的に進めにくい面があります。
サポート・コンサルティングの形で導入支援サービスがあると、こうした悩みには対応できます。
できればベンダーが提供しているソリューションや、サービスをRPAツールと一緒に導入できれば、無駄な時間を使うことは大きく防ぐことができます。
導入支援の充実さなら「MICHIRU RPA」
中小企業に評判のMICHIRU RPAを選ぶと、丁寧で、きめ細かい導入支援が受けられます。
すぐ相談しやすいサポート体制・効率よく導入
テクニカルサポートが導入支援を広くカバーしています。
おなじみの技術者に次々と質問し、操作の仕方から、業務の整理の仕方、ツールの活用の仕方、ルール作りまで自動化のプロに相談できるのは心強いものです。
効果絶大、本格派のハンズオン研修
MICHIRUのハンズオン形式で行うオンライン研修も、導入支援サービスとして強力です。開発した技術者から直接説明を受けて、自動化シナリオの作成を習得することができます。
さらにRPAに興味のある人材を伸ばし、サポート人員として活用できれば、研修をきっかけにRPA人材を育てることも不可能でははありません。
将来は、MICHIRUの代理店として導入支援もできる
価格は月5万円から、初期費用は10万円からと、MICHIRUは中小企業の限られた予算にもマッチしています。
また導入が成功した企業が、代理店としてMICHIRUを紹介することもできる「代理店制度」があります。
自社の例をもとに、MICHIRUの魅力を伝えてさらに購入があると、初期費用10万円の半額までを利益にすることが可能です。
記事まとめ
導入が難しい、と考えている企業でも、導入支援サービスでぐっとハードルを下げることができます。
また、ベンダーによっては、導入支援サービスが充実しており、導入に実は難しさが少なく、自動化を積極的に進める意思があれば、業務の自動化は無理なく実現できます。
MICHIRUはリーズナブルな導入費用・導入支援サービスで、好評です。ぜひトライアルからお試しください。