BizteX cobit(ビズテックス コビット)とMICHIRU RPAは、使いやすさと導入ハードルの低さから、多くの企業に選ばれているRPAツールです。
本記事では、BizteX cobitとMICHIRU RPAの導入価格・無料トライアル・サポート体制について、徹底比較していきます。
記事の後半には、BizteX cobitの強み(機能性)や使い方についても、詳しくご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
BizteX cobitとは

BizteX cobitとは、BizteX 株式会社が提供しており、Webブラウザベースで直感的に使える「クラウド型のRPAツール」です。
BizteX cobitは、エージェントレスなので、ユーザーが専用ソフトをインストールする必要なく、パブリッククラウド上で稼働します。
そのため、BizteX cobitでは、複数の人が同時にロボットを開発・実行できる柔軟性を持っており、部署横断で効率的な自動化を実現します。
BizteX cobitと比較されるMICHIRU RPAとは

MICHIRU RPAとは、株式会社 MICHIRUが提供しており、Windows上で稼働する全アプリケーション(表計算ソフト・Webブラウザ・基幹システムなど)の操作を自動化できる「デスクトップ型のRPAツール」です。
MICHIRU RPAは、プログラミングの専門知識が不要で、操作画面上の「クリック」や「コピー&ペースト」を使用しながら、ドラッグ&ドロップで自動化を進められます。
特に、MICHIRU RPAでは、パソコンの操作画面を録画することで、シナリオ(業務フロー)を構築できるため、RPA初心者でも比較的簡単に操作可能です。
また、MICHIRU RPAは、日時指定(スケジュール実行)が標準機能として搭載されているので、毎日決まった時間にRPAを稼働できます。
さらに、MICHIRU RPAは、画像認識技術を持つ「MICHIRU OCR」との連携により、画像ファイルやPDFから文字情報を読み取って、自動処理(RPA)に組み込むことが可能です。
BizteX cobitとMICHIRU RPAの導入価格を比較

BizteX cobitとMICHIRU RPAは、RPAの種類が異なるため、導入価格と共に利用環境についても比較する必要があります。
BizteX cobitは、公式サイトに料金プランを掲載しておらず、個別での問い合わせになるので、他社と比較する際に注意が必要です。
参考価格として、TISが提供している「BizteX cobit」は、初期費用30万円(一律)と3つの料金プラン(ライト・ミドル・プロ)があり、稼働ステップ数に応じてプランが異なります。
一方で、MICHIRU RPAは、初期費用10万円(一律)と2つの料金プラン(シンプルプラン(月額5万円)・アシストプラン(月額10万円))なので、とてもシンプルな価格体系です。
アシストプランは、シンプルプランよりも手厚い導入支援が付いており、最低でも月4回の個別リモートサポートを含んでいます。
また、MICHIRU RPAは、1ライセンスで複数のパソコンにRPAをインストールできる「フローティングライセンス」を採用しているので、コストを抑えながらライセンス効率を高められます。
※同時編集5台 / 同時実行1台
MICHIRU RPAは、明瞭な価格設定であることから、スモールスタートで導入したい中小企業や、自動化ニーズが限定的な部門で利用しやすいです。
| 初期費用 | 月額価格 | 契約期間 | |
|---|---|---|---|
| BizteX cobit | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| MICHIRU RPA シンプルプラン |
10万円 | 5万円 | 1ヶ月ごとの自動更新 |
| MICHIRU RPA アシストプラン |
10万円 | 10万円 | 1ヶ月ごとの自動更新 |
BizteX cobitとMICHIRU RPAの無料トライアルを比較

BizteX cobitとMICHIRU RPAは、無料トライアル期間や内容が異なる可能性があります。
BizteX cobitは、公式サイトに無料トライアルの期間や内容を掲載しておらず、申し込まないと詳細がわからないため、他社と比較する際に注意が必要です。
参考として、TISが提供している「BizteX cobit」では、無料トライアル期間が1週間になっており、他のツールに比べて短めの設定になっています。
一方で、MICHIRU RPAは、1ヶ月間の無料トライアルを提供しており、自動化業務の選定・操作勉強会・シナリオのオンラインレクチャー(週1回 / 4回)付きで、全ての機能を試すことができます。
さらに、MICHIRU RPAでは、1業務を自動化してから無料トライアルが終了になるため、サポート含めトライアル期間を無料延長できる点が強みです。
そのため、MICHIRU RPAは、RPA初心者や自社業務の自動化に不慣れな担当者でも、安心して操作を学べる環境が整っています。
| トライアル期間 | 申し込み先 | |
|---|---|---|
| BizteX cobit | 要問い合わせ | こちら |
| MICHIRU RPA | 1ヶ月間 | こちら |
BizteX cobitとMICHIRU RPAのサポート体制を比較

BizteX cobitとMICHIRU RPAは、導入から運用までのサポートを行なっているので、ユーザーへの支援体制が充実しています。
BizteX cobitは、チャットサポート(チャットボット)を提供しており、ロボット作成や操作に関する質問に対して、リアルタイムで相談することが可能です。
一方で、MICHIRU RPAは、導入前に行われるヒアリングを通じて、専門スタッフが社内業務を可視化し、自動化に適する業務の選定(洗い出し)をサポートしています。
また、導入直後には、アシストプランに関わらず、シナリオ(ロボット)作成を無料でサポートしているため、RPA初心者でも安心できる充実のサポート体制です。
| BizteX cobit | MICHIRU RPA | |
|---|---|---|
| メール / チャット / サポート窓口 | ⚪︎ | ⚪︎ |
| リモートサポート(個別) | 要問い合わせ | ⚪︎ ※アシストプランのみ |
| Webセミナー / 操作勉強会 | 要問い合わせ | ⚪︎ |
| RPA化する業務の選定 | 要問い合わせ | ⚪︎ |
| サポートサイト / 操作ガイド | ⚪︎ | ⚪︎ |
| 日本語対応 | ⚪︎ | ⚪︎ |
| バージョンアップ | 要問い合わせ | ⚪︎ |
| お役立ち情報の配信 | 要問い合わせ | ⚪︎ |
| シナリオ作成代行 | 要問い合わせ | ⚪︎ ※追加オプション |
| 遠隔保守 | 要問い合わせ | ⚪︎ ※追加オプション |
BizteX cobitの強み(機能性)

BizteX cobitの強みは、プログラミングの専門知識がなくても、クリック・入力・繰り返し処理などを組み立てながらロボットを構築できるため、業務担当者が自動化を進められる点です。
特に、BizteX cobitは、アカウント数・ロボット数が無制限であることから、多くの担当者がいる企業でも、アカウント発行やロボットの作成に制限がなく、組織全体で自動化を進められます。
また、BizteX cobitは、API連携にも対応しているので、基幹システムや外部サービスと連動することにより、複雑な業務フローの自動化を実現します。
さらに、BizteXでは、別途契約(有償)するこで利用できる「BizteX Professional Service」を提供しており、高度な関数やスクリプトの設計支援が充実しています。
BizteX cobitの使い方

BizteX cobitは、Webブラウザ上で操作できるクラウド型のRPAツールなので、基本的な使い方(操作)が非常にシンプルで直感的です。
まず、ユーザーは、ブラウザからBizteX cobitにログインして、ロボット作成画面に移動するところから始まります。
BizteX cobitでは、ステップ(操作手順) を組み合わせてロボットの動きを定義するため、ステップ順に追加していきます。
- URLを開く
- テキスト入力(メールアドレス / パスワード)
- クリック(ログインボタン)
また、外部システムとの統合には、REST APIを利用することで、ロボットの実行や変数の設定を行ったり、Webhookによって実行結果をリアルタイムに受け取ることができます。
さらに、BizteX cobitでは、使い方の解説を行なっている「BizteX cobit ヘルプセンター」に、ステップの作成や編集画面の説明があるため、担当者自身で不明点を解決することも可能です。
- BizteX cobit 基本的な使い方
BizteX cobitができること(特徴)

BizteX cobitは、Webサイトへのアクセス / 情報収集・スプレッドシート(Excel / CSV)へのデータ入力・ファイルの作成 / 変換・メールの送受信などを自動化できます。
そのため、BizteX cobitによる自動化は、営業・経理・総務・人事・マーケティング部など、様々な部門(部署)の定型業務を効率化します。
また、BizteX cobitでは、BizteX Connectを使うことにより、SlackやTeamsとの連携テンプレートが利用できるため、失敗通知などをノーコードで構築できます。
BizteX cobitの導入事例

BizteX cobitの導入事例は、製造・建設業界から人材・サービス業界まで幅広く、転記作業・報告書(レポート)の作成・データ集計などの定型業務を自動化しています。
- 転記作業など手作業による定型業務を自動化→250時間の削減に成功
- 競合調査・レポート作成・予算進捗管理などの業務を自動化→年間200時間以上のコスト削減に成功
- 受注業務・納品予約・販促申請などを自動化→二段階認証を伴う操作にも成功
BizteX cobitについてまとめ

本記事では、BizteX cobitとMICHIRU RPAの導入価格・無料トライアル・サポート体制について、徹底比較してきました。
RPAツールを選定する際は、RPAの種類や製品の詳細をしっかりと把握し、導入後のミスマッチを防ぐことが大切です。
RPA(BizteX cobit)の導入を検討する際は、MICHIRU RPAなど他のツールと比較できる「無料トライアル」を活用してみてはいかがでしょうか?

MICHIRU RPAのトライアル
- リモートサポート付
- 1ヶ月間無料
- トライアルから本導入まで完全サポート
- 日本語と英語に対応
- 1ライセンスで同時編集5台 / 同時実行1台の権限を付与



