RPA導入にかかる費用の相場とは？人気製品の価格や比較ポイントも解説

2023年9月25日2023年10月4日

RPAツールの費用比較とコストパフォーマンスに優れたMICHIRU RPAを紹介

RPAツールで業務自動化を行うロボットを作成し、業務効率化を実現している企業が増えてきています。

この背景には、RPAの費用対効果の大きさがあり、大企業のみならず多くの中小企業でも導入・検討が進められているのです。

RPAを導入して相応以上の費用対効果を得るには、自動化する業務内容とRPAツールの費用が最も重要なポイントとなります。

今回は、RPAツールの費用の比較や、ツールを導入する際に確認すべきポイントを紹介します。

また導入費用を抑えられるおすすめRPAツールも紹介していきますので、コストを抑えて導入したい企業の方は是非参考にしてみてください。

RPAのメリット

RPAツールを活用することで、今まで人手がかかっていた定形業務やルーティン的に繰り返される業務を自動化することができます。

RPA導入による業務の自動化によって、企業は下記のようなメリットを得ることができるでしょう。

人材不足問題の解決
採用コスト、残業コストの削減
ヒューマンエラーの削減
人間関係の改善

それぞれ詳しく解説していきます。

人材不足問題の解決

RPAは、ルーティンとなっている業務やワークフローが固定されている単純作業を自動化できるため、特定の業務プロセスに必要な人材の必要性を減らすことができます。

これにより従業員の業務負担を軽減し、労働人口が減少傾向にあるこの時代に組織が直面する人材不足を解消することができます。

採用コスト、残業コストの削減

上記の通り、RPAの導入によって定形業務の自動化が可能となり、単純作業にかかる労働力を削減できます。

また業務が自動化されることで残業の必要性が減少し、結果として残業にかかる費用を削減することも可能です。

ヒューマンエラーの削減

RPAは高精度で作業を実行するため、人手では解消しきれなかったヒューマンエラーを最小限に抑えることができます。

データ入力エラーや手作業によるミスを大幅に減少させることができ、業務プロセスの信頼性と品質を向上させます。

人間関係の改善

RPAは単純作業の自動化に適しており、従業員の業務負担を軽減します。

これにより、従業員はより戦略的な仕事に集中でき、より満足度の高い仕事をすることができます。

また業務プロセスの透明性が向上することはもちろん、残業時間が減ることや有給休暇を取得しやすくなることもあり、人間関係に関連するストレスや問題が減少する可能性もあるでしょう。

ただし、RPAの導入には適切な計画とシナリオ設計が必要であり、また全て業務プロセスが自動化に適しているわけではありません。

効果的なRPAの導入には、RPAができることの把握と自動化する必要性のある業務の検討、そしてRPA導入による目標に基づいた戦略が必要です。

費用の相場について

RPAツールを導入するにあたって、費用の相場はどのくらいなのか、またどのような種類の費用がかかるのかを紹介していきます。

初期導入費用：10〜30万円

初期費用はRPAツールを導入するときにのみ発生する費用です。

RPA用端末購入費用や、ベンダーによるコンサルティング費用等が含まれます。

導入するRPAツールによっては、初期費用が無料のものもあります。

ライセンス費用：50〜100万円/年間

ライセンス費用は、RPAツール導入後、ツールの利用にかかる費用です。

小規模開発の相場は50〜100万円となっていますが、RPAの導入規模によっては100万円以上かかる場合もあります。

サポート費用：10万円〜

サポート費用は、RPAツールでシナリオを作成するときに専門スタッフへ質問等したり、ユーザーフォーラムやeラーニング等のサポートを利用する際の費用です。

RPAツールによって、プラスαの費用で自動化したい業務のシナリオ作成を行なってくれるサポートもあります。

【費用だけじゃない！】導入前に確認すべき比較ポイント

RPAツールの導入費用がいくら低価格でも、想定していた業務自動化が実現しなかったり、使い勝手が悪く運用が頓挫してしまったりしたら本末転倒です。

費用面ももちろん重要なポイントですが、導入を検討する場合は「RPAツールにどの様なサービスや機能があるか」を事前に確認しておくと良いでしょう。

確認しておくポイントとして、以下のものが挙げられます。

サポート体制は十分であるか

RPAツールを導入前に「どのようなサポートが受けられるか」を確認しておきましょう。

特に初めてRPAを導入して開発を行う場合は、初心者向けのサポートが充実しているか確認することをおすすめします。

多くのRPA製品には、RPAツールの使い方やエラー解消方法などのeラーニングやユーザーフォーラム、セミナーなどのサポートが用意されています。

また、初心者向けに業務自動化のシナリオ開発サポートを提供している企業もあります。

こちらの開発サポートに関しては、費用がかかる場合がほとんどなので、サポートを受けたい場合は導入前に価格を確認しておきましょう。

どのような機能が搭載されているか

RPAツールで自動化をする際、開発で利用できる機能がどの程度あるか確認しておくことも重要なポイントです。

導入費用が安くても、業務を自動化させるための機能が十分でないと、実働させることができません。

初心者でも簡単に開発を実現できる、自動記録機能（人間がパソコン操作をおこなった手順を録画する）や、画像認証が正確にできる機能（画像データで処理を判定できるための機能）の有無をポイントに確認することをおすすめします。

さらにAI機能が搭載されており、自動で自動化処理をアップデートしてくれる製品もあります。

こちらも機能としてあると便利ですが、費用が高額になってしまうことが多いため検討が必要です。

トライアル期間があるか、またその費用や期間

導入を検討しているRPAツールをお試しで利用できるトライアルプランが用意されているか、用意されている場合は、費用や期間を調べておきます。

限られたトライアル期間を活用し、会社の環境でRPAを開発してみましょう。

導入予定のRPAツールの機能が十分であるかの確認や、操作性の確認をできるので、是非トライアルプランを活用してみて下さい。

既存システムとの連携

現行の既存システムと導入予定のRPAツールとの互換性もポイントとなります。

前述でのトライアルプランを利用して、RPAでの自動化を考えてる業務で利用するシステムとの連携がうまく出来るかを確認しましょう。

特に、自社で開発したような独自のシステムを利用した業務の自動化を考えている場合は、入念に確認するようにしてください。

コストを抑えて導入するなら「MICHIRU RPA」

多くの企業が、費用面をポイントにしてRPAツールの導入を検討しています。

株式会社MICHIRUが提供するRPAツール「MICHIRU RPA」は、業界最安値級、月額5万円～と低コストで利用できるため、費用を抑えて導入をお考えの企業の方におすすめです。

MICHIRUでは、導入前の検討の時点から、専門スタッフが業務のヒアリングを行い、自動化に向いている作業をピックアップするサポートを提供しています。

業務自動化ロボットの開発中に、操作方法や作成方法など質問したいことがあった場合は、専門スタッフがチャットやメールで回答する無料カスタマーサポートの利用も可能です。

代表的なRPAとMICHIRU製品の費用を比較

MICHIRU RPAと、代表的な他社製品の価格を比較してみました。

また、下記表に記載されている他のツールの金額は参考金額になりますので、詳細は各提供会社にお問合せください。

RPAツール名	初期導入費用	ライセンス、利用料金	サービス内容	利用端末制限
WinActor	0円	908,000円／年	ユーザーフォーラム、eラーニング等	有り
Bizrobo	0円	90万円〜／年	ユーザーフォーラム、eラーニング等	有り
UiPath	0円	180万円〜／年	チャットサポート、ユーザーフォーラム、eラーニング等	有り
Automation Anywhere	要問合せ	108万円〜／年	チャットサポート、ユーザーフォーラム、eラーニング等	有り
ロボパット	0円	12万円〜／月	導入支援、ハンズオンサポート、eラーニング等	無し
MICHIRU RPA	10万円	5万円／月	導入支援、ハンズオンサポート、eラーニング等	無し