キーエンスのRPA「RKシリーズ」は、AIナビが搭載されているため、ナビゲーション通りに操作すれば、専門知識がなくても業務を自動化できます。
この記事では、キーエンスのRPA「RKシリーズ」導入価格と、主な機能(サポート体制)について、MICHIRU RPAと比較しながら、わかりやすく解説していきます。
キーエンスのRPA「RKシリーズ」とは
出典:AIナビ搭載 業務効率化RPA RKシリーズ
キーエンスのRPA「RKシリーズ」とは、株式会社 キーエンスによって提供されているRPAツールです。
RKシリーズは、AIナビゲーションを搭載しているため、プログラミングの専門知識がなくても、誰でも簡単に使うことができます。
MICHIRU RPAとは
出典:業務を自動化するRPAツール【MICHIRU RPA】
MICHIRU RPAとは、株式会社 MICHIRUによって提供されているRPAツールです。
MICHIRU RPAは、プログラミング知識がなくても、画像認識で動作するため、直感的にシナリオを作成できます。
また、大きな特徴としては、独自開発された基幹システムやソフトにも対応しているので、Windowsで使用する全ての操作で利用可能です。
- 日本語と英語に対応
- 1ヶ月の無料トライアル有
RKシリーズとMICHIRU RPAを比較
ここまでは、キーエンスの「RKシリーズ」と「MICHIRU RPA」について、簡単にご紹介してきました。
ここからは、価格・自動化できること・サポート体制・ライセンスの視点から、RKシリーズとMICHIRU RPAを比較していきます。
価格
RKシリーズは、ツールの初期費用(イニシャルコスト)とランニングコスト(月額 / 年額)を公開していないため、個別で見積もりを取る必要があります。
一方で、MICHIRU RPAは、プランが2種類だけのシンプルな料金形態となっており、導入後のオンラインサポートを付けるかによって、月額の利用料が異なります。
また、契約期間は、1ヶ月ごとの自動更新になっており、解約金なども発生しないため、最低1ヶ月から利用可能です。
MICHIRU RPA | キーエンス「RKシリーズ」 | |
---|---|---|
初期費用 | 10万円 | 非公開 |
月額費用 | シンプルプラン 月額5万円 / アシストプラン 月額10万円 ※月4回のリモートサポート付 |
非公開 |
できること
RPAは、パソコン上の業務を自動化できますが、利用するツールのスペックによって、対応可能な範囲が異なります。
MICHIRU RPA | キーエンス「RKシリーズ」 | |
---|---|---|
できること |
|
|
サポート体制
RPAツールのサポート体制は、サービスを提供しているベンダーごとに異なります。
RKシリーズは、導入から運用までを支援する「無償伴走サポート」を提供しており、専任アドバイザーがつきます。
一方で、MICHIRU RPAは、無料でメール・チャット・オンライン勉強会(回数制限なし)を提供していますが、リモートサポート(月4回)が有料となります。
リモートサポートを希望する場合は、その月だけアシストプラン(月額10万円)に変更することで、無駄なコストを削減できます。
MICHIRU RPA | キーエンス「RKシリーズ」 | |
---|---|---|
サポート体制 | メール・チャット・オンライン勉強会 リモートサポート(有料) |
電話 / メール / WEB面談 / eラーニング受講 |
ライセンス
ライセンス数は、利用できるパソコンの台数(使用する人の数)なので、複数で使用すると追加費用が発生します。
RKシリーズは、フローティングライセンス契約を提供しているため、同時使用しなければ、1つのライセンスで複数のパソコン・人が使えます。
一方で、MICHIRU RPAは、1ライセンスで同時編集5台・同時実行1台まで利用可能で、インストール台数が無制限です。
MICHIRU RPAのシンプルプランは、月額5万円で1ライセンスが付与されるため、高いコストパフォーマンスで利用できます。
MICHIRU RPA | キーエンス「RKシリーズ」 | |
---|---|---|
ライセンス | 1ライセンスで同時編集5台・同時実行1台 | フローティングライセンス |
キーエンスのRPA「RKシリーズ」マニュアル
ここまでは、キーエンスの「RKシリーズ」と「MICHIRU RPA」について、ご紹介してきました。
ここからは、RKシリーズのマニュアルを解説します。
フローナビゲーション
出典:AIナビ搭載 業務効率化RPA RKシリーズ
フローナビゲーションは、ナビに従ってクリックするだけで、シナリオ(業務フロー)が簡単に作成できます。
STEP1:全体のフローを決める
STEP2:ナビに従って操作(クリック)
Keyデータベース
出典:AIナビ搭載 業務効率化RPA RKシリーズ
Keyデータベースは、統一されていないデータを形成し、必要な情報だけを抽出できます。
大きな利点は、データのフォーマットが統一されていなくても、瞬時にデータを整えて、並び替えなどが行えることです。
スマート操作レコード
出典:AIナビ搭載 業務効率化RPA RKシリーズ
スマート操作レコードは、センサーで培ってきた「画像認識技術」を活かして、必要な部分を正確に認識します。
そのため、RKシリーズは、同じ操作を繰り返す必要がないため、迅速にデータを一括入力できます。
まとめ
本記事では、キーエンスのRPA「RKシリーズ」とMICHIRU RPAを比較しながら、詳しくご紹介しました。
RKシリーズは、ツールの初期費用(イニシャルコスト)とランニングコスト(月額 / 年額)を公開していないため、WEB情報だけで導入を判断するのが難しいです。
適切なRPAツールを選ぶためには、費用対効果を最大化するためにも、複数のツールを比較する必要があります。
下記の記事では、おすすめのRPAツール21選を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

MICHIRU RPAのトライアル
- リモートサポート付
- 1ヶ月間無料
- トライアルから本導入まで完全サポート
- 日本語と英語に対応
- 1ライセンスで同時編集5台 / 同時実行1台の権限を付与