【入門編】初心者向けのRPAはある?基礎知識やツールを選ぶポイントも解説!

RPA初心者におすすめの自動化ツール3選についても詳しくご紹介!

【入門編】初心者向けのRPAはある?基礎知識やツールを選ぶポイントも解説!

各企業では、コロナ禍を機にデジタル化が進んだことで、業務プロセスを自動化する「デジタルオートメーション」の導入を検討するようになりました。

業務プロセスの自動化は、業務効率化を促進するだけではなく、生産性を向上したり、コスト削減にも繋がるため、導入メリットが多いのも特徴です。

この記事では、初心者向けのRPAツールをご紹介すると共に、RPA初心者が知っておきたい「基礎知識」や「ツールを選ぶポイント」について、詳しく解説していきます。

目次

RPAとは

RPAとは

RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、人が日常的に行なっているパソコン業務を自動化するシステムです。

RPAは、作業ルールが決まっている「定型業務」との相性がよく、業務フローを登録することにより、人が行なっている定型業務を代行します。

RPA初心者が知っておきたい基礎知識

RPA初心者が知っておきたい基礎知識

ここまでは、人がパソコンで行なっている定型業務を自動化する「RPA」について、詳しく解説してきました。

ここからは、RPA初心者が知っておきたい「RPAの基礎知識」をご紹介していきます。

RPAの種類

まず、RPA初心者が知っておくべきことは、RPAの種類についてです。

RPAには、3つの種類(デスクトップ型・サーバー型・クラウド型)が存在し、運用規模や導入コストが異なります。

RPA初心者が導入を検討する際は、自動化したい業務・規模感・予算などを考えながら、どの種類が自社向きなのか、ツール選定と切り分けて考える必要があります。

デスクトップ型 クラウド型 サーバー型
規模感 小〜中規模 小規模 大規模
導入コスト 低〜高
RPAの設置場所 特定のパソコン クラウドサーバー 自社サーバー
導入ハードル

デスクトップ型

デスクトップ型のRPAは、他の種類に比べて初心者向け(専門知識不要)のツールが多く、プログラミング知識がなくても、簡単に自動化することが可能です。

また、デスクトップ型は、RPAをパソコン1台ずつにインストールする必要があるため、端末ごとに違う業務を自動化できます。

一方で、注意点としては、ロボット稼働中にパソコンを操作することができないので、業務を円滑に行うならば、端末が複数台必要です。

サーバー型

サーバー型のRPAは、自社サーバーにRPAをインストールするため、セキュリティが高く、特定の端末に左右されないので、パソコンが不具合を起こしても作業可能です。

また、サーバー型は、容量が大きいことから、膨大なデータを一括処理できるため、会社全体で自動化する際におすすめです。

一方で、注意点としては、RPAを自社サーバーに構築するため、初期費用開発コストが高額で、数十万円から数千万円にもなります。

クラウド型

クラウド型のRPAは、インターネット上での業務を自動化するため、作業環境が分散(テレワークなど)している場合におすすめです。

また、クラウド型は、デスクトップ型とは異なり、ロボット稼働中もパソコンを占領しないので、並行して他の作業を進めることができます。

一方で、注意点としては、ローカル環境で作業を行う「Excel」や「社内システム」などへの対応が難しく、ベンダーのセキュリティ環境に依存するため、情報漏洩に対する懸念があります。

【初心者向け】RPAツールを選ぶ際のポイント5つ

【初心者向け】RPAツールを選ぶ際のポイント5つ

ここまでは、RPA初心者が知っておきたい「RPAの基礎知識」について、詳しく解説してきました。

ここからは、初心者向けに「RPAツールを選ぶ際のポイント」をご紹介していきます。

初心者ポイント1:サポート体制の充実度

RPA初心者は、スムーズに業務を自動化するためにも、サポート体制が充実しているツールをおすすめします。

なぜなら、サポート体制は、リモートサポートが付いているツールもあれば、サポートサイト(Q&A)のみのツールもあり、製品によって内容が異なるからです。

初心者ポイント2:業務の自動化が簡単

RPA初心者は、プログラミング知識が必要なツールよりも、簡単に業務フロー(シナリオ)を作成できるツールがおすすめです。

なぜなら、業務フロー(シナリオ)は、パソコンで行なっている作業を画面録画することで、簡単に自動化できるツールもあるからです。

初心者ポイント3:セキュリティ対策

RPA初心者は、サイバー攻撃などによる情報漏洩(機密情報の流出)を防ぐためにも、セキュリティ対策がしっかりしているツール選びも需要です。

特に、クラウド型のRPAは、ベンダーのセキュリティ環境に依存するため、安全な運用がしやすい「デスクトップ型」や「サーバー型」をおすすめします。

初心者ポイント4:利用料が公開されている

RPA初心者は、サイト上で価格帯(プラン)を公開しているツールをおすすめします。

なぜなら、ツールによっては、利用料を公開していないものもあり、割高になる傾向があるからです。

初心者ポイント5:自動化したい業務に対応している

RPA初心者は、ツールが自動化したい業務に対応しているのかを、あらかじめ確認しておく必要があります。

なぜなら、ツールによっては、自動化したい業務に対応していないものもあり、使用できる範囲が異なってくるからです。

RPA初心者が知っておきたい導入ステップ

RPA初心者が知っておきたい導入ステップ

業務にRPAを取り入れる際は、導入ステップを意識することで、効果を最大化できます。

ここからは、RPA初心者が知っておきたい「導入ステップ」について、詳しくご紹介していきます。

ステップ1:導入目的を設定

RPAで業務を自動化するには、トライアンドエラーを繰り返しながら、業務フローを作成していくため、導入目的を設定しておくことが大切です。

ステップ2:自動化する業務を選定

次は、自動化する業務を具体的に決めていくため、自社の課題を見つけながら、業務を見直していく必要があります。

RPAは、トライアンドエラーを繰り返しながら、業務フローを作成していくので、一気に導入するのではなく、スモールスタートするのが基本です。

ステップ3:利用するツールを選定

次は、自動化する業務に合わせて、利用するツールを選定していきます。

RPAツールには、プログラミング知識が必要な「エンジニア向け」のタイプもありますが、直感的に操作ができる「初心者向け」もあるので、自社のスキルに合わせて選ぶのが良いです。

ステップ4:トライアルの実施

次は、検討しているツールのトライアルに申し込んで、実際に活用しながら、使い方などを習得していきます。

RPAのトライアルは、ツールによって利用期間が異なったり、無料・有料があるので、他社比較を行うのが良いです。

また、トライアルでは、初心者向けにサポート付きもあるので、操作方法がわからなかったり、知識ゼロの方でも安心して利用できます。

ステップ5:ツールを本格的に導入

トライアルで問題等が発生しなければ、RPAツールの本格導入に進みます。

ツールを導入する際は、RPAを活用できる人材を育成したり、専任担当者を決めておくと安心です。

【講座あり】RPA初心者におすすめのツール3選

【講座あり】RPA初心者におすすめのツール3選

ここまでは、RPA初心者が知っておきたい「導入ステップ」について、詳しく解説してきました。

ここからは、RPA初心者におすすめのツールを厳選して、ご紹介していきます。

MICHIRU RPA

MICHIRU RPA
画像出典:業務を自動化するRPAツール【MICHIRU RPA】

MICHIRU RPAは、RPA初心者でも安心して利用できるように、月4回(1回45分)のリモートサポート付きで、月額10万円の「アシストプラン」を提供しています。

アシストプランでは、月額5万円の「シンプルプラン」に含まれているメール・チャット・オンライン操作勉強会も利用できるので、充実のサポート体制です。

また、MICHIRU RPAでは、1ヶ月間の無料トライアルも行なっており、90分間の操作勉強会と、1回45分のリモートサポートが4回付いています。

  • RPAの無料トライアルはこちらから
トライアル 1ヶ月間無料
月額 【シンプルプラン】50,000円
【アシストプラン】100,000円
契約期間 1ヶ月ごとの自動更新
初心者向けのサポート体制 【シンプルプラン】メール / チャット / 勉強会
【アシストプラン】+月4回のリモートサポート
ポイント
  • 初心者向けの充実サポート付き
  • IT導入補助金の対象
  • 日本語と英語に対応
  • 1ライセンスで同時編集5台 / 同時実行1台
  • 国産のRPAツール
  • 画面録画で簡単にシナリオ作成
  • 全てのソフトで利用可能

ロボオペレータ

ロボオペレータ
画像出典:ロボオペレータ

ロボオペレータは、RPA初心者でも安心して導入できるように、オンライン相談会に回数制限を設けていません

一方で、月額利用料などの詳細は、公式サイトで公表していないので、個別に問い合わせる必要があります。

トライアル 1ヶ月間無料
月額 要問い合わせ
契約期間 1ヶ月ごとの自動更新
初心者向けのサポート体制 チュートリアル動画 / サポートデスク / 回数無制限のオンライン相談会

ロボパットDX

ロボパットDX
画像出典:RPAツール「Robo-Pat DX」

ロボパットDXは、RPAが実務で役立つように、初心者に嬉しい「3ヶ月間の導入支援」を行なっており、3つの体制(集合 / 個別 / 超個別)でサポートしています。

また、月額利用料は、実行専用版(44,000円)とフル機能版(132,000円)の2種類で、年間割引制度ありの1ヶ月更新です。

トライアル 1ヶ月間無料
月額 【実行専用版】44,000円
【フル機能版】132,000円
契約期間 1ヶ月ごとの自動更新
※年間割引制度あり
初心者向けのサポート体制 3ヶ月導入支援サポート(集合・個別・超個別)
認定プログラム / 事例共有会

まとめ

まとめ

本記事では、初心者向けのRPAツールをご紹介すると共に、RPA初心者が知っておきたい「基礎知識」や「ツールを選ぶポイント」について、詳しくご紹介してきました。

RPAの利用を検討する際は、導入ステップや選定ポイントを参考にしながら、初心者でも使いやすいツールを検討してみてはいかがでしょうか?
MICHIRU RPAはこちら

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