RPAの価格を機能別に徹底比較!中小企業向けツール・比較時の注意点も解説

RPAの価格を種類別に徹底比較!費用以外に確認すべき注意点や中小企業向けツールもご紹介

RPAの価格を機能別に徹底比較!中小企業向けツール・比較時の注意点も解説

Ribotic 技術を使い、PC作業の自動化を行うRPAツールは、かつては「高い」とのイメージがありました。

現在も、大規模の運用を想定した、サーバ型のRPAツールには、効果が上がりやすいものの、初期導入費用にライセンス価格を含めると、導入費用が数千万円規模に及ぶものもあります。

ただし、RPAツールはPC1台からの導入・運用が可能であり、種類によってはお手ごろな価格で導入することが可能です。

そこで、本記事では各RPAツールを種類別に価格比較を行い、さらに価格以外に比較・確認すべき点もまとめました。

各運用規模にあわせてご覧いただき、導入時のご参考になさってください。

目次

RPAツール種類・機能による価格の違い

RPAツール種類・機能による価格の違い

RPAツールの相場費用は、機能や運用規模によって異なるため、価格のみで比較をしては、導入後に後悔する可能性があります。

そのため、RPAツールの費用で導入ツールを判断する前に、RPAツールの種類や運用規模、機能によって価格にどのような影響があるのか把握しておきましょう。

RPAツールの種類・運用規模による価格の違い

まず、RPAツールの種類や運用規模による価格の違いについて解説します。

RPAツールの種類は、以下の3つあります。

  • サーバ型
  • デスクトップ型
  • クラウド型

このうち、サーバ型とデスクトップ型は合わせてオンプレ型とも言われ、運用の規模とほぼリンクしています。

つまり、PC数台くらいまでで運用するデスクトップ型RPAツールは、比較的安い価格で導入できます。

反対に、数百台のロボットをまとめて管理しているサーバ型RPAツールは価格が高いように、運用の規模に伴い導入費用も異なるのです。

また、クラウド型RPAツールでは、運用規模を問わずに使えます。

ただし、Web上のデータでないと扱えないとしているものが大半のため、運用規模を拡大しにくいというデメリットもあります。

各種RPAツール機能の違い

続いて、それぞれのRPAツール機能の違いについて解説します。

各RPAツールで最低限出来ることは、主に以下の作業が挙げられます。

  • ロボットが自動で業務を行う
  • 何度も繰り返してくれる
  • ロボットが自動で仕事をするためのシナリオ・ワークフローが書ける

しかし、対応しているOSや、何のデータを扱えるのか、という違いで、導入対象業務に合っているかあっていないかが決まります。

オンプレ型(デスクトップ型・サーバ型)は、下記に挙げたような著名な商品であれば、広く業務システム・アプリケーションに対応しています。

更に、SAPなどの基幹システムにも対応できます。しかし、OSはWindowsにまず限定されてしまいます。

これに対して、クラウド型は、OSを選ばない代わりに、データ処理はWebからとってきたデータにしかできないものが大半です。

価格だけに気を取られて、基本的なスペックを考えない、といったことがないように気をつけましょう。

その他の注意点・確認ポイント2つ

その他の注意点・確認ポイント2つ

これまでに解説してきたRPAツールの種類や機能による導入費用の違い以外に、確認すべきポイントを2つご紹介します。

1. 導入後の運用規模をどのくらい拡げたいか

まずは、RPAツールをただ導入してみたいのか、この先運用規模を拡げたいのかです。

運用規模とは、RPAツールで行う業務の規模のことです。

RPAツールを導入したばかりの段階では、費用も規模もそれほど多額・大規模ということではありません。

いざ運用を広げようと思った場合に、管理がしにくいことに気がついたり、あるいはサーバでの運用が難しいなどの制約が入ることがあります。

価格のみで選ぶことのリスクを考えなければならない場面と言えるでしょう。

導入段階ではもっとも製品選びがしやすいといえますので、価格の幅は広いことが考えられます。

RPA機能の活用に成功した後、運用規模を拡げられるかどうかも、考慮しておきましょう。

2. 費用対効果・仕事あたりの単価を可視化

現在は、仕事量に応じて料金が決まるクラウド型RPAツールなどもあるため、価格体系全体に注意を払うことも選び方のコツになります。

この場合、仕事あたりの単価比較をしてみるのも製品選定上有益です。

仕事当たりの単価がわかると、人件費の削減効果も検証できますから、RPAツールの導入によってどれくらいの効果が得られたのかが分かります。

それによって、どのくらいの価格までのRPAツールなら導入しても元をとれるのかの、費用対効果が数字で見やすくなるのです。

ここでは、ソフトウェア投資のROI(Return on Investment)について詳しくは触れませんが、「仕事当たりの単価」の発想は大まかでも持っておくとよいでしょう。

サーバ型を導入する場合

サーバ型を導入する場合

サーバに多数のデジタルレーバーを入れて、大量の仕事を効率化したい場合には、次の製品が代表的な製品となります。

Blue Prism

Blue Prismのロボット1台当たりライセンス価格は年間138万円、サポート込みの費用で導入可能です。

Blue Prismは、元祖RPAとも言われ、内外を問わず、豊富な実績があります。

Blue Prismは、価格体系がロボット1台当たりの年間価格になります。

サポート込み、管理用のソフトウェア価格はなく、All in oneのロボット価格が138万円となっています。

BizRobo!

基本料金と有償サポートがあり、ロボット実行数無制限のBizRobo! Basicが年額720万円です。

数台までの運用についても後程触れますが、9台以上の運用ができると考えると、非常にお得な価格となっています。

UiPath

2020年度の最新の調査でもRPAツール世界シェアNo.1は、UiPathです。

UiPathで大規模運用を考える場合は、複数台のUiPath Robotによることが必要になります。

これに管理ツールのOrchestrator 、ワークフロー作成ツールのStudioをさらにライセンスを受けて使います。

ライセンス料金は販売代理店によって異なりますが、UiPath Studioが30〜60万円程度、UiPath Orchestratorが250万円程度、UiPath Robotが15〜75万円程度となっています(年額)。

この価格体系から、1業務だけを自動化したい場合には、だいたい数十万円の予算規模となりますが、サーバで運用をする場合は、費用が最低7-800万円から、と考えられています。

WinActor

NTTデータから販売されている国産RPAツール、WinActorのライセンス費用はフル機能版1台年額908,000円、実行版は年額248,000円がメーカー希望小売価格です。

また、WinActorはライセンス台数が変動するフローティングライセンス型で、ライセンスの上限をなくして運用することが可能です。

デスクトップ型を導入する場合

デスクトップ型を導入する場合

マーケットシェアの高い製品だけでなく、中小企業にも手が届く価格帯のものはその数が増えています。

年々、導入のハードルがだんだん低くなっているといえるでしょう。

WinActor

WinActorは前述の通り、1台~数台で導入する場合は、フル機能版が1台当たり年額908,000円、実行版は年額248,000円がメーカー希望小売価格ですから導入できます。

UiPath

UiPath Studioが30〜60万円程度、UiPath Robotが15〜75万円程度(双方とも年額)から導入できます。

管理ツールのOrchestratorの抜きの導入なら、数十万円からの導入が可能です。

BizRobo!

BizRobo!は大規模運用の場合に、価格のメリットが出やすいですあが、小規模運用向けのプランもあります。

同時稼働ロボット1台のBizRobo! Liteが年額120万円、同時稼働ロボット2台のBizRobo! Lite+が年額180万円となっています。

Automation Anywhere

Automation Anywhereは世界中で使われている、AI機能付きの高機能なRPAツールです。

最低構成なら、100万円(年額)程度での導入が可能です。

ちなみに、サーバ運用の場合は1,300万円ほどで導入が可能です。

ソフトバンクが販売していることでも知られています。

Microsoft WinAutomation 

マイクロソフトが、RPAツールベンダーを買収したことから、低価格のRPAが手に入りやすくなりました。

デスクトップ型のRPAツールであるWinAutomationは、日本円で52,000円ほどの価格で年間のライセンス契約が可能です。

クラウド型RPAツールを導入する場合

クラウド型RPAツールを導入する場合

クラウド型RPAツールの場合、価格が月10万円前後、初期導入費用なく使えるものが多くあります。

国産のRPAツールの場合、日本語ですべてサポートも提供されるので、割安感が高いですが、基本的にWeb経由のデータにしか使えない点は注意が必要です。

BizteX cobit

BizteX cobitは、月10 万円(ロボット稼働ステップ数 :10万)で使える、クラウド型RPAツールです。

稼働ステップ数に上限がついている点が特徴ですが、さらに上のプランを利用すると、稼働当たりの価格が下がる価格体系になっています。

非常に見やすいUI、かつドラッグアンドドロップでワークフローを作成できることから、2018年のグッドデザイン賞を受賞した特徴のあるRPAツールです。

Robotic Crowd

ドラッグアンドドロップで直感的にワークフローが作成できるRobotic Crowdは、即日の導入も可能です。

価格は、月額10万円とクラウド型RPAツールとしては標準的ですが、サポートも充実しています。

Microsoft Power Automate 

MicroSoft のクラウド型RPAツールは、Microsoft 365などのクラウド製品を対象としているRPAで、使える範囲が広くはない分、非常に低価格で利用できるのが特徴です。

Power Automate per flow planでは、組織内で、ユーザー数が無制限です。

更に、Power Automateの業務プロセスフローを5つまで作れ、月額12,500円で利用できて、非常に低価格です。

無料のRPAツール

無料のRPAツール

「高い」とのイメージが強いRPAツールですが、無料でも利用できるものがあります。

ただし、無料のものは制約もある点に留意しておきましょう。

無料で使えるものの代表例

・トライアル用のRPAフリーソフト

UIPath、WinActor、Automation Anyware、BizRobo!を始め、クラウドRPAツールでも、ほとんどのツールでトライアル用のフリーソフトがあります。

ただし、期間が限定されていることや、機能が限定されていることには注意が必要です。

・オープンソースのRPAフリーソフト

オープンソースのRPAツールの場合、トライアルと違い、期間の制限はありません。

また、OCR付きのオープンソースソフトなどもあり、オープンソースの中には技術的に魅力的なものもあります。。

しかし、利用規約には用途の制限・その他の制約条件が記載されるなど、利用するための条件を理解して使いましょう。

サポートは期待できないので、コミュニティで質問するなどして解決できるスキルのある方向けになり、オープンソースの利用を推進しているようなことがない限り、通常企業では使いにくいでしょう。

会社で無料のRPAを使って大丈夫?

トライアル版のRPAツールを使う分にはまず問題がありません。

ただし、あくまでも用途は導入の前の評価・テスト用に限られてしまいます。

コスト0で利用できるオープンソースRPAツール場合は、利用規約違反があると訴訟リスクがありますし、また用途の制限があるので、利用しにくいものが大半です。

テストで使い方や導入方法を体験して検討するなど、目的を製品比較にとどめて、トライアルを使って見ましょう。

MICHIRUなら機能充実で価格は中小企業に優しい

MICHIRU RPA

株式会社MICHIRUのRPAは、初期導入費用が10万円、運用費用は月額5万円と低価格で導入が可能な国産RPAツールです。

注目点は価格だけではありません。

画像認識技術を使い、UIをユーザーフレンドリーに設計されているので、プログラミングの知識がない方でも安心して導入いただけます。

RPAツールは費用意外にも操作性が重要ですが、「MICHIRU RPA」はどちらの点でも非常に優れています。

トライアルプランも、定期セミナー・日本語によるサポートももそろっているので、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

RPAツール価格比較のまとめ

RPAツール価格比較のまとめ

以上のように、RPAツールはそれぞれの種類により、運用規模や機能は異なり、それに伴い費用相場も変わります。

PC数台くらいまでで運用する「デスクトップ型」RPAツールは、比較的安い価格で導入できます。

反対に、数百台のロボットをまとめて管理している「サーバ型」RPAツールの価格は高い傾向があります。

また、運用規模を問わずに使える「クラウド型」RPAツールでは、低価格のツールもある反面、Web上のデータでないと扱えないというデメリットも。

導入ツールの比較時には、価格以外にも導入対象業務をカバーしているかや、費用対効果を確認することが大切です。

中小企業にも導入しやすい価格のMICHIRUのような国産製品も登場していますので、上記のポイントを押さえ、比較しながら検討してみて下さい。

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