ロボパットDXは、プログラミング知識不要で、業務の自動化を実現できるRPAツールとして、多くの企業から注目を集めています。
本記事では、ロボパットDXの特徴や、業務活用事例などをわかりやすく解説しながら、同じく国産RPAツールとして人気のある「MICHIRU RPA」と、導入価格・サポート体制について比較していきます。
ロボパットDXとは
ロボパットDXとは、株式会社 FCEのプロセス&テクノロジー事業本部が提供している、導入実績1,500社を突破しているRPAツールです。
ロボパットDXは、全てのアプリやシステムに対応しており、パソコンに表示された画面をそのまま操作できるため、基幹システムや独自の管理画面などにも柔軟に対応できます。
さらに、BOXIL SaaS AWARD 2024では、BOXIL SaaSセクション部門と、導入事例セクション部門で1位を取得しており、名実ともに認められています。
また、ロボパットDXは、複数端末で1ライセンスを利用できる「フローティングライセンス(インストール数に制限なし)」を採用しているので、利用端末に制限なく、複数の部署で活用することが可能です。
MICHIRU RPAとは
MICHIRU RPAとは、株式会社 MICHIRUが提供している「デスクトップ型のRPAツール」で、どんなソフトやシステムでも操作することが可能です。
また、MICHIRU RPAは、プログラミング不要で、ドラッグ&ドロップの直感的なUIを備えており、RPA初心者でもストレスなく使えます。
ライセンスは、同時編集5台・同時実行が1台まで可能(フローティングライセンス)という、柔軟な設計になっているので、中小企業から大企業の社内業務をスムーズに自動化できます。
また、契約開始後のライセンス追加には、初期費用が発生しなかったり、月途中での契約や解約が日割り計算できるため、コスト面でも利用者に優しい仕様です。
さらに、MICHIRU RPAは、Chatworkと連携することにより、遠隔で実行指示を出せるので、外出先からでもRPAを作動できます。
ロボパットDXとMICHIRU RPAの導入価格を比較
ロボパットDXとMICHIRU RPAは、どちらもプログラミング知識不要の国産RPAツールとして、中小企業などから注目されていますが、導入価格や利用形態が異なるため、比較されやすいツールです。
ロボパットDXは、公式サイトで初期費用や月額利用料について公開していないため、個別に問い合わせる必要がありますが、月末や繁忙期にスポットで利用できる「レンタルRPA(2泊3日)」を提供しています。
レンタルRPAについては、1社につき月2回までを上限として、19,800円で申し込むことが可能です。
利用料 | 利用開始 | 契約期間 | |
---|---|---|---|
レンタルRPA | 19,800円 | 6:00 〜 翌々日 22:00 | 1ヶ月ごとの自動更新 |
一方、MICHIRU RPAは、初期費用10万円+月額5万円という低価格帯かつ、シンプルな価格設定なので、中小企業でも導入しやすいのが魅力です。
また、月の途中から利用した場合には、日割り計算にも対応しているので、RPAを導入するタイミングがいつであっても、損をすることがありません。
初期費用 | 月額料金 | 契約期間 | |
---|---|---|---|
ロボパットDX | 要問い合わせ | 要問い合わせ 年間割引制度あり |
1ヶ月ごとの自動更新 |
MICHIRU RPA シンプルプラン |
10万円 | 5万円 | 1ヶ月ごとの自動更新 |
MICHIRU RPA アシストプラン |
10万円 | 10万円 | 1ヶ月ごとの自動更新 |
ロボパットDXとMICHIRU RPAの無料トライアルを比較
ロボパットDXとMICHIRU RPAでは、RPAの操作性や機能性を確認するために「無料トライアル」期間を設けています。
ロボパットDXでは、1ヶ月間の無料トライアルで3つのIDを提供しており、本番環境(実務業務)で動作確認をすることが可能です。
また、ロボパットDXは、無料トライアル中でも、通常のサポートと同様に、担当のコンサルタントがRPA化できそうな業務を洗い出し、自動化のアドバイスを行っています。
一方、MICHIRU RPAは、1ヶ月間の無料トライアル期間中に、90分間の操作勉強会と週1回45分のオンラインレクチャーを提供しており、業務課題に対しての技術的なサポートも可能です。
無料トライアルでは、MICHIRU RPAのシンプルな操作画面を体感できたり、専任の担当者と共に本番環境でも利用可能なシナリオの作成を行えます。
トライアル期間 | 申し込み先 | |
---|---|---|
ロボパットDX | 1ヶ月間 | こちら |
MICHIRU RPA | 1ヶ月間 | こちら |
ロボパットDXとMICHIRU RPAのサポート体制を比較
サポート体制は、ベンダーごとに提供している内容が異なるため、RPAを本格導入する前に、無料トライアルで確認しておくと安心です。
ロボパットDXでは、一社ごとに専属のコンサルタントがいたり、翌営業日中に返信がある「ヘルプデスク」が人気です。
また、ロボパットDXは、サポート体制に力を入れているため、担当者による3ヶ月間の導入支援サポート(キックオフミーティング / 3回程度の個別勉強会 / お披露目会)や、シナリオ作成をZOOMでサポートする「Web家庭教師」もあります。
一方、MICHIRU RPAでは、アシストプランの利用やオプション契約(シナリオ作成の代行)をすることで、サポート体制の幅を広げることが可能です。
例えば、MICHIRU RPAのアシストプランを利用した場合は、1ヶ月間に4回のリモートサポートを利用することができます。
MICHIRU RPAの大きな特徴は、適宜プラン変更を受け付けているので、サポート体制を充実したい月に「シンプルプラン(月額5万円)」から「アシストプラン(月額10万円)」にアップグレードすることが可能な点です。
ロボパットDX | MICHIRU RPA | |
---|---|---|
メール / チャット / サポート窓口 | ⚪︎ | ⚪︎ |
リモートサポート(個別) | ⚪︎ | ⚪︎ ※アシストプランのみ |
Webセミナー / 操作勉強会 | ⚪︎ | ⚪︎ |
自動化する業務の選定 | ⚪︎ | ⚪︎ |
サポートサイト / 操作ガイド(動画) | ⚪︎ | ⚪︎ |
対応言語 | 日本語 | 日本語 / 英語 |
機能のバージョンアップ | 要問い合わせ | ⚪︎ |
お役立ち情報の配信 / 提供 | ⚪︎ | ⚪︎ |
シナリオの作成代行 | × | ⚪︎ ※追加オプション |
遠隔保守 | 要問い合わせ | ⚪︎ ※追加オプション |
ロボパットDXの強み(機能性)
ロボパットDXの強みは、現場担当者自身がロボットを作成・運用できるため、業務のスピードと柔軟性を大きく向上させます。
また、ロボパットDXは、画像認識型RPAとして、アプリケーションや業務ソフトの種類に依存せず、パソコン上のあらゆる操作を自動化できる点も強みです。
これは、特定の業務システムに縛られない自由度の高い運用を実現し、業種や業務内容に関わらず、柔軟に対応可能であることを意味します。
- 資料の無料ダウンロードはこちらから
- プログラミング知識不要の直感的な操作性
- 画像認識型なので全ての業務アプリに対応
- 現場担当者によるロボットの作成 / 運用を実現
- 幅広い業種 / 業務に対応する柔軟力
- 充実したスケジュール管理機能と自動実行
- 社内システムや外部サービスとの連携機能
- エラー通知や実行ログによる管理機能の充実
- 初心者でも安心できる充実したサポート体制
- 操作ログ / 稼働状況の可視化による内部統制支援
- 導入から運用までのスピード感ある立ち上げ
ロボパットDXの導入マニュアル(使い方)
ロボパットDXの導入マニュアルは、RPAツールを初めて導入する企業や、現場担当者向けにわかりやすく作成されており、スムーズに業務を自動化することができます。
導入ステップは、6段階になっていて「説明会」「面談」「業務診断」「トライアル」「検証」「導入」という明確なプロセスが用意されています。
また、ロボパットDXの使い方については、難しい設定や専門的な知識が不要で、パソコンの画面動作を記録・再生するだけで、自動化ロボットを作成することが可能です。
さらに、公式サイトでは、使い方に関する動画マニュアルや、Q&Aページが用意されているので、操作の不明点を解決できる環境も整っています。
導入の流れ
ニーズに合わせた対応
説明会・イベント参加後にロボパットDXを体験(実機操作)
コンサルタントがRPA化に向いている業務と優先順位を一緒に設計
運用検証(1ヶ月間)
ツールのフィードバック
月ごとに利用台数を変更することも可能
ロボパットDXができること(特徴)
ロボパットDXの特徴は、業務の自動化のみならず、現場主導で業務改善を可能にする「多彩な機能性と柔軟な運用体制」です。
ロボパットDXは、国産のRPAツールとして開発され、専門的なプログラミング知識を必要とせず、誰でも直感的に操作ができます。
そのため、ロボットは、業務担当者によって作成・運用できるので、日々の業務に即した迅速な改善が可能となり、業務効率化の成果をいち早く体感できます。
また、ロボパットDXでは、パソコン上の操作をそのまま記録・再現できる「画面認識型」であるため、使用するソフトやアプリに依存しないのが特徴です。
- Excelやブラウザを使った定型業務の自動化
- 操作履歴の可視化と内部統制の支援
- トライアルで適合性の検証
- 導入から運用までの充実サポート
- 初心者でも安心の動画マニュアルとFAQの完備
- オプション機能による機能の拡張性と柔軟なカスタマイズ
ロボパットDXの導入事例(口コミ / 評判)
ロボパットDXの導入事例は、業種・業態問わず数多く存在し、製造業界・建設業界・小売業界・医療業界・福祉業界、金融機関、自治体などがあります。
ロボパットDXの口コミには、企業が単純作業にかけていた時間を大幅に削減できたり、付加価値の高い業務に集中できるようになったなど、現場からのポジティブな口コミや評判が多数紹介されています。
導入企業からの声
- 20~30個のシステムから抽出する業務工程を自動化→1年で月間1,440時間の削減
- 3ヶ月で20体のロボットを開発→月480時間の業務工数を削減
- インサイドセールスのメール送信作業→月160時間削減
- イベント予約者リストの作成→月80時間削減
- 顧客データのフィルタリング・ダウンロード→月20時間削減
- エクセル集計作業→1日から1〜2時間に削減
- 70ほどのロボット稼働→年間24,000時間程度の削減
- 基幹システムに受注データの取り込み・売上速報メールの配信・経理業務→月140時間の工数削減
- 導入後半年間で1人分の工数を削減
ロボパットDXについてまとめ
本記事では、ロボパットDXの特徴や、業務活用事例などをわかりやすく解説しながら、MICHIRU RPA」と導入価格・サポート体制について比較しました。
RPAツールの向き・不向きは、業務内容や企業の特性によっても異なるので、導入後のミスマッチを防ぐためにも、無料トライアルの活用がおすすめです。
RPA(ロボパットDX)の導入を検討する際は、無料トライアルを活用して、他ツールと比較してみてはいかがでしょうか?

MICHIRU RPAのトライアル
- リモートサポート付
- 1ヶ月間無料
- トライアルから本導入まで完全サポート
- 日本語と英語に対応
- 1ライセンスで同時編集5台 / 同時実行1台の権限を付与