RoboTANGO(ロボタンゴ)とMICHIRU RPAは、使いやすさと導入ハードルの低さから、多くの企業に選ばれている業務自動化ツールです。
本記事では、RoboTANGOとMICHIRU RPAの導入価格・サポート体制・無料トライアルなどについて、徹底比較していきます。
後半には、RoboTANGOの強み(機能性)や、導入事例と導入までの流れをご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
RoboTANGO(ロボタンゴ)とは
RoboTANGO(ロボタンゴ)とは、スターティアレイズ 株式会社が提供する「デスクトップ型RPAツール」であり、主にPCを使った定型業務をノーコードで自動化するサービスです。
RoboTANGOは、誰でも直感的に操作できる録画機能が目玉で、単なる操作記録ではなく、実務担当者が行っている手順をそのままロボット化します。
画面操作は、録画してフローを生成するだけで、あとから編集で条件分岐や分岐ロジックを追加できるため、プログラミング知識不要で、ITに詳しくない担当者も自らロボを作成・運用できます。
また、RoboTANGOは、国内開発による純国産ツールであり、導入実績はすでに800社以上(2025年3月末時点)です。
さらに、RoboTANGOでは、1ライセンスを最大5台のPCで共有できる「フローティングライセンス方式」を採用しており、複数拠点やチームにおいても効率的に導入・運用可能です。
MICHIRU RPAとは
MICHIRU RPAとは、株式会社 MICHIRUが提供する「国内開発のデスクトップ型業務自動化ツール」で、定型的なパソコン操作をノーコードで効率化するために設計されています。
MICHIRU RPAは、Windows上で利用できるため、エクセル・ブラウザ・基幹システムを含む、あらゆるソフトウェア操作を自動化することが可能です。
また、MICHIRU RPAは、プログラミング知識がなくても、録画機能で簡単に利用することができるので、ユーザーがマウスやキーボードで行った操作を、そのままシナリオ化して自動化します。
さらに、自動化する際は、シナリオの編集や条件分岐の設定も可能で、初心者から上級者まで幅広く活用できる設計です。
MICHIRU RPAは、すでに1,000社以上(2024年5月末時点)に導入されており、業界平均の約3分の1という価格ながら、高性能で充実のサポート体制を提供し、小規模事業者でも導入しやすい環境が整っています。
ライセンス形態は、RoboTANGOと同じく「フローティングライセンス形式」を採用しており、インストール台数に制限なく、1ライセンスにつき同時編集5台・同時実行1台まで対応可能です。
RoboTANGOとMICHIRU RPAの導入価格を比較
RoboTANGOとMICHIRU RPAは、どちらも国産のデスクトップ型RPAツールとして注目されていますが、導入コストにはそれぞれ特徴があります。
RoboTANGOは、ライセンス単価がやや高めで、最大5台での共有利用や、3週間の無料トライアルが強みです。
一方、MICHIRU RPAは、初期費用・月額費用の両面で、コストを抑えたい中小企業の手に届きやすく、導入ハードルの低さが強みです。
また、MICHIRU RPAは、IT導入補助金の対象となっており、補助金を活用することで、初期投資の負担を軽減できる点も魅力です。
初期費用 | 月額価格 | 最低契約期間 | |
---|---|---|---|
RoboTANGO 基本プラン |
10万円 | 6万5千円 | 1ヶ月間 |
RoboTANGO リモレクライトプラン |
15万円 | 9万5千円 | 6ヶ月間 |
MICHIRU RPA シンプルプラン |
10万円 | 5万円 | 1ヶ月間 |
MICHIRU RPA アシストプラン |
10万円 | 10万円 | 1ヶ月間 |
RoboTANGOとMICHIRU RPAの無料トライアルを比較
RoboTANGOとMICHIRU RPAは、どちらも導入前に無料のトライアル期間を設けており、使ってみてから導入を決めたい企業ニーズに応えています。
RoboTANGOは、申し込み後にアカウントを発行してから3週間、すべての機能を制限なく体験できる無料トライアルを実施しています。
申し込みは、無料トライアルのフォームから簡単に行えて、トライアル中は業務診断・初回操作レクチャー・RPA作成フォローなど、実務に即した支援を行なっています。
一方、MICHIRU RPAは、1ヶ月間フル機能版を利用できたり、週1回(月4回)開催されるオンラインレクチャーや、操作勉強会・メール・チャットでのサポートを受けられるなど、充実の体制です。
トライアル期間 | 申し込み先 | |
---|---|---|
RoboTANGO | 3週間 | こちら |
MICHIRU RPA | 1ヶ月間 | こちら |
RoboTANGOとMICHIRU RPAのサポート体制を比較
RoboTANGOとMICHIRU RPAは、いずれも国産のデスクトップ型RPAツールとして、高い注目を集めていますが、導入後のサポート体制において、それぞれ異なる強みがあります。
例えば、RoboTANGOでは、業務に関するヒアリングを行って、RPA化対象業務の選定を無料診断し、自動化すべき業務を一緒に洗い出します。
また、トライアル期間中には、無償でRPAの作成支援が受けられるので、実際にロボットの初期設計を行い、導入後すぐに運用可能な状態にすることも可能です。
さらに、RoboTANGOは、サービス品質向上の一環として、随時バージョンアップが実施されているので、最新版ソフトウェアをライセンスの管理サイトから、いつでもダウンロードできます。
一方で、MICHIRU RPAでは、導入前の業務選定から導入後の継続運用まで、一貫して企業と現場担当者を手厚く支援しています。
まず、MICHIRU RPAは、業務選定のアドバイスやシナリオ作成支援を無料で提供しており、専門スタッフが定型業務を分析して、自動化の優先候補を一緒に整理します。
また、個別伴走型のリモートサポート(アシストプラン)では、メール・チャット対応に加えて、月4回(1回45分)のリモートサポートを利用することが可能です。
さらに、追加オプションの中には、シナリオ作成代行サービスもあるため、手が回らないケースでも安心して運用できます。
RoboTANGO | MICHIRU RPA | |
---|---|---|
メール / チャット / サポート窓口 | ⚪︎ | ⚪︎ |
リモートサポート(個別) | ⚪︎ ※リモレクライトのみ |
⚪︎ ※アシストプランのみ |
Webセミナー / 操作勉強会 | ⚪︎ | ⚪︎ |
RPA化する業務の選定 | ⚪︎ | ⚪︎ |
サポートサイト / 操作ガイド | ⚪︎ | ⚪︎ |
日本語対応 | ⚪︎ | ⚪︎ |
バージョンアップ | ⚪︎ | ⚪︎ |
お役立ち情報の配信 | ⚪︎ | ⚪︎ |
シナリオ作成代行 | ⚪︎ ※追加オプション |
⚪︎ ※追加オプション |
遠隔保守 | 要問い合わせ | ⚪︎ ※追加オプション |
RoboTANGOの強み(機能性)
RoboTANGOの強みは、初心者でも使いこなせる直感的な操作性と、幅広い業務に対応できる機能性です。
RoboTANGOでは、専用の録画機能により、パソコンでのマウス操作や、キーボード入力をそのまま記録できるため、プログラミング知識が不要であり、ノーコードでロボットシナリオを生成できます。
さらに、作成したロボットは、決められた日時に定期実行することができるので、手作業で行わずに、安定した運用が可能です。
また、RoboTANGOは、フローティングライセンス仕様により、1つのライセンスを最大5台のパソコンに共有できるため、拠点や部署をまたいだ利用も魅力的です。
高度な機能としては、AI-OCR「DX Suite」と連携することにより、紙帳票やPDFなどから文字情報を読み取れるので、非定型帳票業務の自動化も行えます。
- ノーコードで使える直感的な操作性
- マウス / キーボード操作の自動録画機能
- スケジュール実行による自動運用
- 複数端末で使えるフローティングライセンス方式
- DX Suiteとの連携によるAI-OCR機能
- iPaaS「JENKA」との連携
- UI変更に強いエレメント識別機能
- シンプルな設計
- 繁忙期のみライセンス数を増やすことが可能
RoboTANGOができること
RoboTANGOは、日次・週次・月次に繰り返し発生するデータ入力・集計・ファイル取込 / 出力・メール送信など、バックオフィス業務を自動化できます。
また、RoboTANGOは、Excel・PDF・CSV・Webアプリ・基幹システムなどへのデータ入力・集計・転記を得意としており、スケジュール起動により人の手を介さず、安定的に処理することが可能です。
さらに、RoboTANGOでは、メール / チャットへの自動通知・問い合わせ内容の分類・SFA / CRMの更新など、カスタマーサポート業務にも対応しています。
- ノーコードでのロボット作成
- 録画操作による自動化シナリオの生成
- Excel / PDF / CSVデータの読み込みと転記
- Webフォームや社内システムへの自動入力
- メールやチャットでの自動通知処理
- AI-OCR(DX Suite連携)による帳票読み取り
- クラウドサービスとの自動連携(iPaaS JENKA連携)
- 導入支援 / 操作レクチャーによる伴走型サポート
RoboTANGOの導入事例
RoboTANGOは、直感的な操作性と、業務現場に寄り添ったサポート体制により、ITリソースが限られた中小企業から高い評価を得ています。
導入企業からの評価で共通しているのは、RoboTANGOの操作性・フローティングライセンスによる柔軟な運用・豊富なサポート体制により、現場担当者主導でRPA化を定着できる点です。
RoboTANGOは、自動化対象業務の洗い出しから、ロボットの作成と運用までが非常にスムーズなのと、短期間で成果を出せる事例が数多く報告されています。
利用者の声
- 丸2日かかる月次更新→30分ほどで完成
- 2〜3時間必要な業務→10分程度にまで削減
- 日次 / 月次作業時間→大幅に削減
- 4,000人強の患者数 × 一人20件ほどの診療記録 = 8万件のデータ移行を実現
- 一日10名分ほどの診療記録をデータ移行(10名 × 20件 = 200件)
- 600名以上の勤怠管理で利用→1日かかる作業が半日未満に削減
- 勤怠不備チェック→半分の時間までに削減
- 印税の計算→2人で行うダブルチェックが不要
- 3万件の情報から会社名と記事の見出しを取得→作業時間を約1,000時間短縮
- 毎月2日間行っている月次試算表の作成→2時間で完了
RoboTANGO導入までの流れ
RoboTANGO導入までの流れは、簡単6ステップになっており、申し込みから最短5営業日以内でサービスを開始できます。
ライセンスの取得までは、以下となります。
業務内容 / 課題のヒアリング→自動化可能な業務を提案
アカウント発行日から3週間利用が可能
登録完了後に本番環境へのログインが可能
導入後すぐに運用できるように全面バックアップ
フォームに必要事項を入力して送信
トライアルのアカウント環境を引き継いで利用可能
RoboTANGOとMICHIRU RPAのまとめ
本記事では、RoboTANGOとMICHIRU RPAの導入価格・サポート体制・無料トライアル・ライセンスなどについて、徹底比較してきました。
RPAツールを選定する際は、製品の詳細をしっかりと把握し、導入後のミスマッチを防ぐことが大切です。
RPA(RoboTANGO)の導入を検討する際は、MICHIRU RPAなどの他ツールと比較できる「無料トライアル」を活用してみてはいかがでしょうか?

MICHIRU RPAのトライアル
- リモートサポート付
- 1ヶ月間無料
- トライアルから本導入まで完全サポート
- 日本語と英語に対応
- 1ライセンスで同時編集5台 / 同時実行1台の権限を付与