日本3大RPAツールを紹介!提供会社、導入・運用サポートの内容もチェック

人気RPAの提供会社や、導入時にサポートしてくれるリセラーを確認しよう

RPAは人間に代わり、パソコン上の操作を自動で代替し、業務を遂行してくれます。

この記事では、日本で最も高い人気を誇る3つの人気RPAツールと、それぞれのRPAツールの詳細について解説します。

提供会社やサポートサービスについても解説しているので、導入をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそもRPAとは

そもそもRPAとは

RPAは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、ソフトウェアロボットを使用して、定形業務やルーティンとなっているタスクを自動化する技術のことを指します。

業務プロセスをシナリオやワークフローとしてプログラムすることで動作する仕組みです。

RPAを導入することによって、人間が手動で行う必要がある作業が自動化され、生産性が向上したり、ヒューマンエラーを削減したりすることが可能です。

具体的にはデータ入力、ファイルの移動、データの整理、情報の抽出など、ルーティン的で規則的な業務がRPAでの自動化に向いています。

【日本3大RPAツール】提供会社とサポートサービスについても紹介

【日本3大RPAツール】提供会社とサポートサービスについても紹介

日本3大RPAツールについて、MM総研が実施したRPA国内利用動向調査の「大手企業におけるRPAブランド別の浸透率」によると、ランキング第1位が「UiPath」、次いで第2位が「Bizrobo!」、第3位は「WinActor」とされています。

ここでは、日本3大RPAツールの提供会社と導入から運用、保守まで、RPAを使用していく上で重要となるサポートサービスについて紹介していきます。

第1位 UiPath株式会社「UiPath」

UiPath

Automation AnywhereやBlue Prismと並んで、世界最高峰のシェア率を誇る「UiPath」(ユーアイパス)。

日本では、米UiPath社の日本法人であるUiPath株式会社によって提供されています。

1アカウントから使用することができ、1,000台を超える大量のロボットを稼働させる大規模なアカウントまで、使用用途や範囲に合わせて選択可能です。

また、GoogleやMicrosoftなどが提供している多種多様なデジタルシステムとの連携を可能としており、その拡張性の高さも人気を誇るポイントのひとつでしょう。

UiPathではサポートとして「パートナー」という制度を設けており、パートナーは他社でいうところのベンダーやリセラーに当たります。

UiPathパートナーは、UiPath製品の機能や技術について十分な知識をもった技術者であり、既にツールを導入しているユーザーの70%がパートナーの支援を受けてRPAを開始しているそうです。

アクセンチュア株式会社をはじめ、株式会社クレスコや伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社などがパートナーとしてサポートを提供しています。

RPAツール名 UiPath
提供会社 UiPath株式会社
公式サイト https://www.uipath.com/ja
リセラー
(ダイヤモンドパートナー)
アクセンチュア株式会社、株式会社クレスコ、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社電通国際情報サービス、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社、株式会社パワーソリューションズ、TIS株式会社、リコージャパン株式会社
※左記はUiPathパートナーの一部です。

第2位 RPAテクノロジーズ株式会社「BizRobo!」

BizRobo!

UiPathに次いで浸透率40%を誇るのが、「BizRobo!」(ビズロボ)。

BizRobo!は、RPAテクノロジーズ株式会社によって提供されているRPAツールです。

一般的なRPA製品では1ライセンスに対して1つのデジタルレイバーしか稼働させられませんが、バックグラウンド型RPAであるBizRobo!は、1ライセンスで無数のデジタルレイバーを稼働可能です。

高い自由度を実現することができるでしょう。

公式サイトでは「BizRobo!が選ばれる理由」として、下記の3つの特徴が挙げられています。

  1. 低コストで
    独自の価格体系で圧倒的な費用対効果を実現
  2. 無制限に
    ロボットの作成や実行などあらゆることを自在に
  3. スケールできる
    導入から活用拡大まで専任体制でご支援

特にサポートについて、ソフトバンク株式会社がパートナーとして登録しており、BizRobo!をベースとしたファミリー製品の1つ、ソフトバンクのRPAソリューション「SynchRoid」も提供しています。

ソフトバンクの社内導入で培ったロボット開発、エンジニア教育のノウハウを活かした導入支援メニュー、トレーニングメニューなどを活用することができます。

RPAツール名 BizRobo!
提供会社 RPAテクノロジーズ株式会社
公式サイト https://rpa-technologies.com/
リセラー アビームコンサルティング株式会社、ソフトバンク株式会社、株式会社日立システムズ、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、日本電気株式会社、リコージャパン株式会社 など

第3位 NTTアドバンステクノロジ株式会社「WinActor」

WinActor

操作しやすいGUI(Graphical User Interface、グラフィカルユーザインターフェース)を完備し、プログラミングせず自動化が可能な純国産RPAツール「WinActor」(ウィンアクター)が第3位にランクイン。

NTTグループの技術的中核企業であるNTTアドバンステクノロジ株式会社によって販売されており、2022年1月時点で7,000社を超える導入実績を持っています。

NTTグループで研究・利用を続け、その技術とノウハウが詰まった、業務効率を支援するソフトウェア型ロボットで、NTTデータ・全国のパートナー企業がRPAの導入と運用をサポートしてくれます。

Windows上のあらゆるアプリケーション、自社システム、ERP、OCR等との連携が可能なため、システムへのデータ登録まで、一貫して自動化したい場合はもちろん、途中でユーザの判断を介入させることも可能です。

RPAツール名 WinActor
提供会社 NTTアドバンステクノロジ株式会社
公式サイト https://winactor.com/
リセラー ヒューマンリソシア株式会社、丸紅情報システムズ株式会社、株式会社アソウ・システムソリューション、NTTテクノクロス株式会社 など

記事まとめ

記事まとめ

この記事では、日本で最も高い人気を誇る3つの人気RPAツールと、提供会社やサポートサービスなどそれぞれのRPAツールの詳細を紹介しました。

大手企業の多くは、RPAに処理させたいタスクや導入部門、稼働させたいパソコンの数が非常に多いため、今回紹介した「UiPath」「BizRobo!」「WinActor」など、サポート体制が充実しているサービスを導入しているようです。

「これからRPAを導入したい」「まずはスモールスタートで導入・運用したい」とお考えの場合は、より費用が安く、高い性能を持ったRPAツールもご検討ください。

「せっかくツールを導入したのに、使い方が最適でないため失敗に終わってしまった」ということを避けるため、自社のビジネスや組織体制に合ったRPAツールを導入するようにしましょう。

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