現在、日本の大企業の約半数が業務効率化の一環としてRPAを導入しています。
普及に伴ってUIが改善され、非エンジニアでも安心して利用できるようにはなりましたが、いまだRPAの操作方法に不安が残る方も少なくないでしょう。
そこで、この記事ではRPAの勉強会・セミナ―情報サイトや、RPAツールの公式ベンダーが主催する研修プログラムをまとめてご紹介します。
新たにRPAの導入をお考えの企業さまや、RPAの操作に不安が残る方はぜひ参考にしてみてください。
業務効率化ソリューション「RPA」とは
RPAは、Robotic Process Automationのことで、RPAツールとは、ロボットを使った業務の自動化を行うアプリケーションソフトウェアです。
RPAでは、人が行う処理手順を登録しておけば、人が操作するのと同じようにユーザー・インターフェースを通じて、複数のシステムやアプリケーションを操作し、実行することができます。
近年では、多くのRPAソリューションが画面操作記録やプロセス・ダイアグラム上でのドラッグ・アンド・ドロップ等の機能を備えているため、プログラミングの素地が無い人でも直感的に設定することが可能。
そのため、自動化にかかる負担はさほど大きくありません。
このように、従来型のプロセス自動化で必要とされてきた、長期間に渡る既存システムの変更や業務フローの見直し等を経ることなく、既存の業務を自動化できる点がRPAの最大の特徴と言えます。
勉強会情報サイトまとめ
ここから勉強会情報サイトをご紹介します。
TECH PLAY
TECH PLAYでは、ITに関わる様々なイベント・勉強会・講演会・交流会・カンファレンス・セミナーなどの情報を集約し掲載しています。
RPAに関する勉強会情報はもちろん、DXにかかわるイベントやセミナー情報も掲載されているので、企業のDX担当者は必見のサイトです。
こくちーずプロ
こくちーずプロでは、キーワードに「RPA」と入力して検索することで、RPA関連のセミナーや勉強会、イベントを探すことができます。
数多くの勉強会情報が登録されているため、自分に合った条件のものを探すことができるでしょう。
無料で参加できるイベントが多いのも嬉しいポイントです。
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社はRPAやAIなどを駆使した最新のテクノロジーやサービスを提供しています。
そのため、RPAの専門性の高いセミナーや勉強会情報を見つけることが可能です。
WinActorやUiPath等の具体的なRPAツールの操作研修プログラムの情報も掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
研修パッケージまとめ
RPA関連のセミナーやイベント、勉強会は多くの団体が主催していますが、RPAの具体的な操作方法について知りたい場合は、ご自身がお使いのRPAベンダーの公式プログラムに参加することをおすすめします。
ここからは人気RPAツールの公式ベンダーが主催している研修パッケージをご紹介します。
Schoo「RPA研修パッケージ」
Schooでは、非エンジニアからエンジニア、プログラマーに至るまでを研修対象者として、RPAの基礎や導入時の準備事項について理解することを目的とした研修を行っています。
Schoo for businessのRPA研修では、AIを用いた営業支援システムの開発責任者や社内RPA推進責任者として活躍する、経験豊富な講師から学ぶことが可能です。
KDDIやSUNTORY等の有名企業とも取引実績があるため、質の高い勉強会が保証されています。
時間 | 2時間(60分×1コマ/30分×2コマ) |
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料金 | 1,500円 |
開催場所 | WEB |
WinActor eラーニング講座
NTTデータおよび、NTTデータと正式連携している学習機関にて、eラーニング講座が開港されています。
以下のような方にはこちらの講座の受講がおすすめです。
- WinActorを使い始めた方
- WinActorを利用中だがシナリオの作成・運用でお悩みの方
- WinActorの研修・セミナーを受講したが、時間がたってしまったため改めて復習に活用したい方
無料講座
RPA、WinActorについて基本を学べるコンテンツです。
代表的な機能など最初に抑えるべきポイントが学習できます。
RPAに興味がある、WinActorの導入を検討したい、トライアル導入中で研修受講後に復習をしたい方が対象です。
時間 | 55分 |
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料金 | 無料 |
開催場所 | eラーニング |
有料講座【ベーシック】
RPAを組織に取り入れ、まずはスモールスタートとして実際に携わっている業務をWinActorで効率化したいといった方が対象。
WinActorの基本となる操作・機能を習得し、簡単なシナリオ作成ができるレベルを目標としています。
時間(セットの場合) | 250分 |
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料金(セットの場合) | 22,000円(税込) |
開催場所 | eラーニング |
有料講座【アドバンス】
自分で作成したシナリオだけではなく、他の人が作成したシナリオを読み解くことができ、さらに修正・追加を可能とするといった、実践的なレベルを目指す方が対象となります。
加えて、トラブル対応やお客様先へRPAを導入するために、業務整理・RPA導入検討等を手がけることの出来るレベルも目標としています。
時間(セットの場合) | 160分 |
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料金(セットの場合) | 22,000円(税込) |
開催場所 | eラーニング |
UiPath公式集合研修「速習プログラム」
UiPath Studio を使用しながら、メンテナンス性の高いワークフローの作成方法だけではなく、業務改善手法の基礎や、業務プロセス定義書の作成方法についても実習形式で学ぶことができるコース。
社内の業務改善を検討されている方、RPAプロジェクトの推進役としてこれから導入される方、とにかく時間がないので凝縮された内容を効率的に学びたい方などにおすすめです。
入門編
RPAの概要から基本的な操作までを解説します。
期間 | 2日間※いずれか1日のみの出席可能 |
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形式 | 講義+演習 |
対象者 | RPA開発担当者、RPA推進者 |
実践編
高度なテクニックを要求される、実践的な操作や、例外的な操作について解説します。
期間 | 2日間(通し) |
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形式 | 講義+演習 |
対象者 | RPA開発担当者、RPA推進者 |
RPA テクノロジーズ
RPAテクノロジーズはRPAツール「BizRobo!」を提供するメーカー。
BizRobo!を利用している方に向けて、RPAの操作動画や研修プログラムを提供しています。
BizRobo! Tutorial
RPAテクノロジーズが運営する、BizRobo!に特化したチュートリアル動画。
HP上にアーカイブがあるため、いつでも確認することができます。
基本的な操作から実務的な操作までを学ぶことが可能です。
!Center 有償研修
秋田会場・名古屋会場・愛媛会場・福岡会場で行われる、超少人数制、短期集中型のRPA講座。
BizRobo!の基礎的操作から応用までを短期で習得することができます。
時間 | DS基礎編450分/DS応用・DA編450分 |
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料金 | DS基礎編29,800円(税別)/DX応用・DA編49,800円(税別) |
開催場所 | 会場開催型 |
ロボパット操作勉強会
ロボパット操作勉強会はRPAツール「ロボパット」を使用している方に向けたRPA研修です。
ロボパット操作勉強会~基礎編~
ロボパットの基本的な操作方法をたった3時間でマスターするセミナー形式の操作勉強会。
よく使うコマンドを中心に、ロボパットの基本的な操作方法を習得することができます。
使用頻度の高い約20個のコマンドの使い方を解説するなど、実用的な動作を学ぶことができます。
時間 | 3時間 |
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料金 | 無料 |
開催場所 | WEB |
ロボパット操作勉強会~応用編~
応用編では、実業務に近い一般的な例題を使って、ロボパットでの自動化を試していきます。
「基礎編で使ったコマンドを組み合わせてどうやって自動化するのか」という視点に加えて、ループ処理、条件分岐などの「実業務になくてはならない機能の使い方」というポイントを中心に学ぶことができます。
時間 | 3時間 |
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料金 | 無料 |
開催場所 | WEB |
Web自動化研修
ロボパットの「Web自動化」機能に特化した研修です。
あまりWeb自動化機能を使ったことがない方や、これから操作を試してみたい方を対象に、Web自動化の基本の使い方を解説します。
時間 | 1時間 |
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料金 | 無料 |
開催場所 | WEB |
NEC「RPAハンズオンセミナー」
NECでは、Robosolの導入を検討している方や、Robosolをトライアル使用をお考えの方に向けて、定期的に「RPAハンズオンセミナー」を開催。
RPAの概要や、簡単なコマンドを紹介、実際にRPAツール「NEC Software Robot Solution」の操作も体験できます。
時間 | 2時間程度 |
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料金 | 無料 |
開催場所 | WEB |
勉強会も充実!初めてのツールは「MICHIRU RPA」がおすすめ
MICHIRU RPAは月額5万円~と低価格ながらも、ユーザーフレンドリーな使用感とパワフルな使い心地で、中小企業から絶大な人気を誇るRPAツールです。
MICHIRU RPAはユーザーサポートが手厚いのが特徴。
実は、操作勉強会で使われるものと同じ動画は以下の記事からいつでも確認することが可能です。
操作方法を忘れてしまった場合も落ち着いて対応していただくことができるでしょう。
さらにそれでも不安が残る方のために、1回45分のリモートサポートやタスクまるごと作成代行、オンライン遠隔保守などの追加オプションもご用意しております。
初めてのRPA導入をお考えの方は、ぜひMICHIRU RPAをご検討ください。
記事まとめ:勉強会に参加して効率的な業務自動化を目指そう
「RPAツールは難しそう」という思いから、RPAの導入に二の足を踏んでいる企業さまも多いのではないでしょうか。
上記でご紹介した通り、RPAの操作方法に関するセミナーやイベント、勉強会は多く開催されています。
勉強会や研修プログラムを効果的に活用することでRPAの導入から運用までの知識を得ることができます。
それでも不安が残るという方は、RPAツールのメーカーやベンダーが提供しているサポートオプション等を追加するのもよいでしょう。
RPAツールを計画的に導入し、効率的な業務自動化を目指しましょう。