INTERVIEWMICHIRU RPA導入事例インタビュー

株式会社ヤスヒラ様
営業企画室 取締役室長
中川 量夫 様
INTERVIEW Yasuhira Inc.株式会社ヤスヒラ様

他のRPAで対応できなかった
システムへの入力業務を置き換え。
開発者と担当者様が
密なコミュニケーションで
スムーズな運用。
業務効率化と働き方改革を促進。

株式会社ヤスヒラ

工作機械、物流管理機器、機械工具、試験機、測定機器、省力化機器、プラント関連機器の販売、また省力化機器、専用機械の設計・製作を行う。1937年 設立

MICHIRU RPAの出会いと導入を決められた理由は?

お恥ずかしながら、RPAがどういうものなのか全く知りませんでした。

当社が依頼している経営コンサルティング会社から『安くて面白いのが出ましたよ』と聞いたのがMICHIRU RPAとの出会いです。

最初は、当社が依頼している経営コンサルティング会社からも他社製RPAを幾つか紹介して貰い、そのうちの一社のものを使用していました。

そのRPAは「プログラムの知識がない人でも感覚的にタスクの作成ができる」というもので、確かにアイコンが充実しており、タスクは組み立て易かったです。

但し、WEBサイトのボタンをクリックするにも画像判定ミスが結構な頻度で発生し、無人運転は全く無理な状況でした。

そんな中、後からMICHIRUの紹介を受けましたが、タスクの作り直しが面倒なことと、アイコンもなく少々マニアックな匂いがしたので「ウチの若い子に触らせるのは大変かな」と思い躊躇しましたが、画像判別ミスが少ない事と動きが軽快な事、VBScriptを作って組み込める事、そして何より開発者がわたくしの意見を聞き入れてくれますし指摘に対しては感謝の姿勢まで示してくれることに大きな信頼を感じました。

御社の改善したかった点はどちらでしたか?

当社でも今年1年で「働き方改革」の実践を重視しています。

機械工具商は、モノづくりに携わられるお客様が必要とするあらゆるモノを早くお届けしなければならず取扱品目は膨大であり、お引合やご注文の情報を業務システムに入出力する作業が常に続きます。

RPAの導入により、完全な自動化ではないにしろ、パソコンに向かいキーを叩く作業が少しずつでも軽減できればと考えました。

MICHIRU RPAを導入するにあたっての課題点はありましたか?

当然ながら、自動化したい作業が、現在人の手でどのようなプロセスで行われているか、どのようなイレギュラーが発生するかを理解していなければタスクを作ることは出来ません。

わたくしの場合、業務責任者として一通りの作業内容は把握していましたから、社内の業務で生産性が低い単純作業から自動化を進めました。

例えば大手のお客様で納品・請求書は10部署以上に分かれているものの検収明細書は一本で入って来るお客様があり、この検収確認作業にはかなりの時間が掛かっていました。

現在、エクセルマクロとRPAを組合せて1分以内で済む作業になっています。RPAは万能ではありません。

マクロと組み合わせたりしてRPAが得意とするところの形にデータを纏めてあげると大きな力となります。

MICHIRU RPAの導入で改善された点を教えてください。

所謂、消化試合。 済んでしまった後のデータを処理させるのに大活躍しています。

また、当社の業務システムは厄介で右クリック禁止、コピペができないので他のRPAで対応できなかったシステムへの入力が、MICHIRUとは相性がよく、ほぼノー・ミスで受信メールから業務システムへの自動入力をこなしてくれています。

RPA導入前
  • 仕事の前に『作業』が入る。お客様からの情報をダウンロードしたり印刷したりという作業。その後に『仕事』に着手する事が出来る。
  • 独自のシステムを外注で作ろうとすると高額なコストが発生し、その後に仕様の変更や別の要望が発生した時に、再び面倒なことになる。たとえ微細な変更・修正でもかなわない。
  • システムを外注する場合、その仕事の流れを理解している担当者を交えて何度も打合せを行わなければ要望に合致したものが得られない。
  • 他社のRPAでは用意されているコマンドの範囲でタスクを作成せねばならず、タスクの作成に工夫が必要だった。
  • 今まで必要に応じて、複雑で細かな作業についてはエクセルマクロを組んで対応していたが、マクロを知らない人に説明するのも大変だった。
RPA導入後
  • 『作業』はRPAが自動でやってくれる。人は単調な『作業』を省き、仕事を始める事が出来るようになった。
  • 先ずは『自分でタスクを作る』ことによってタスクの内容が明確であるから、タスクの修正も即時に対応ができる。
  • タスクを自分で作成する。その為に社内で聞き取りをすることにより、今まで知らなかった社内の流れが分かる。『どうしてこの人は残業が多いのだろう』という事が理解でき、社内の改善を図る事が出来た。
  • MICHIRUではVBScriptを作成して保存できるので使うほどに新しい独自のデータ入出力規則を作る事が出来、記述したタスクがシンプルで分かり易く設計できる。(※他社との比較になります。)
  • マクロとRPAを組合わせることにより、ひとつの処理を終えた後に別のデータを参照して貼付け、再度別のマクロを実行する、など人が介するべきところをRPAが素早く間違いなく実行してくれるので、人への説明の必要もなくなった。

日々の業務やスクラップ作業をMICHIRU-RPAに置き換えることで、
作業効率が上がり大幅に工数を削減

MICHIRU RPAの優れているところを教えてください。

開発者さまが最高です!!
お名前は控えさせて頂きますが、わたくしは「大師範様」と呼ばせて頂いています。

EdgeやIEのアップデートで不具合が発生する事から専用ブラウザの開発、RPAが判断できない作業が発生した時はMICHIRUからLINEで連絡が入り、その判断だけを手作業で選んで(クリックして)やれば何事もなかったかのように再び黙々と作業を続けてくれる。ユーザーの「あったらいいのに」をとてもよく理解してくれた設計です。

月に一度ぐらい実施されているMICHIRUアップデートが、「今度は何をやってくれるのかな」と、とても楽しみです。

MICHIRU RPAへの追加機能の要望があれば教えてください。

わたくしは趣味でプログラミングは少しだけかじっていましたから特に違和感はないのですが、プログラム未経験の方には少々マニアックです。(ウチの若い子は逃避しました。笑)

わたくしはこれが気に入っているのですが、マニュアルを含め、もう少しユーザーフレンドリーなバージョンも開発されてはいかがでしょうか?(マニュアル作成、お手伝いしましょうか? (笑)「元に戻す」「ごみ箱に捨てる」とかが無いんですよね(笑)

長い行数のタスクの場合に分かり易くするためにタスクのTAB分けが欲しいです。「Gosub」~「Return」があればいいなと思います。

MICHIRU RPAをどれくらいお知り合いに勧めたいですか。(☆5つ中)

☆5です!
競合する同業者には知られたくないですね。

COMPANY

  • 開発拠点〒860-0801
    熊本県熊本市中央区安政町4-23 アクア熊本水道町8F
  • 所在地〒150-0013
    東京都渋谷区恵比寿1-15-9 シルク恵比寿403
  • 代表取締役弓場 康平/宮村尚吾
  • 創業2018年11月15日
  • 事業内容「MICHIRU RPA」、「MICHIRU OCR」をはじめとした業務効率化を支援するためのソフトウェア製品開発・提供およびソフトウェアシステムの受託開発
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