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RPAお役立ち情報【RPA最新ランキング】2021年の中小企業向けRPAツールを比較検討する

【RPA最新ランキング】2021年の中小企業向けRPAツールを比較検討する

RPAお役立ち情報【RPA最新ランキング】2021年の中小企業向けRPAツールを比較検討する

RPAツールは、Robotic Process Automationの略で、ロボット技術による業務の自動化を実現するツールです。

2012年あたりから日本でも導入事例が登場し、市場が拡大し続けています。従来の5強と言われる製品の他、最近では比較的に使いやすい、コストも安い製品が多く登場しています。

既存の5強製品が他の製品と比較するとより大きな会社の大きな運用向けであるのに対し、最近はこうした費用の安い、より使いやすい製品を中心として、中小企業にも普及が広がっています。

中小企業がRPAツールを選ぶときにはどのような基準での選び方が適切なのか説明します。同時に、特に使いやすい製品はどれか、概要を比較し、一覧をランキング形式でご紹介します。

RPAツールブームは2021年も続く・業務の自動化による効率化を目指す

RPAツールブームは2021年も続く

RPAツールは、大企業を中心に導入され、大幅な業務時間数の削減にすでに成功しています。日経などの主要紙・雑誌の記事でも連日のように事例が紹介されています。

例えば三井住友銀行の例などでは年間で100万時間の削減を達成しているとされており、1000人以上の規模の企業では、約4割の企業がRPAツールをすでに導入済みとされています。

日本の少子高齢化の進行の中で、人手不足も目立ってきており、大企業でもより少ない労働力でも業務を支える必要に迫られています。

そういう環境下では、人の代わりに自動で業務をするRPAツールは有効なソリューションです。

人手不足に加え、ビッグデータを利用した業務が増えており、データ活用・処理に関し、かつてないほど作業量が増えている中、RPAツールを必要としている場面もまた増えています。

今後もこれらの背景からすると、RPAツールの市場拡大傾向はしばらく続くものと見られます。

代表的3製品の日本国内シェアランキングと製品比較

日本市場におけるRPAのシェアランキングは、IDC・MM総研などによりいくつかの視点から調査が行われていますが、導入者数でのシェアランキングがシンプルでわかりやすいものです。

この点、2020年データで、RPAツール採用企業の社数別でのシェア比較を見ると、WinActorが1位となり、2位がBizRobo!、3位がUiPathと続いています(MM総研調査によるランキング)。WinActorは、2019年から1つランクアップしたものです。

ちなみに、3位のUiPathは世界シェアランキングで1位とされている製品です。元祖RPAと言われ、政府機関・金融機関などの大規模運用に使われている

Blue Prismと比較すると、少数の台数でもフレキシブルに運用可能なので、2017年ころから世界シェア1位となっています。

日本市場RPAツールシェアランキング

日本市場全体のRPAシェアを台数ベースでランキング化すると、次の通りです。

日本市場シェア3位 UiPath

UiPath

世界シェアNo1のRPAツールUiPathは、日本市場でも人気です。

多くの金融機関の先進事例を始め、内閣官房・財務省などにも導入実績があり、定評のあるソリューションです。

UiPathの運用規模は、1台からサーバでの100台レベルの運用までフレキシブルです。

スクリプト言語、プログラミング不要・事務職員の知識でも、ワークフローを作成できることが日本での発売当初は関心を集めました。

WinActorと同様、ベンダ―資格も充実しており、初心者から開発者まで、レベル別の資格試験があります。

個人の学習用には、無料のCommunity Versionが使える点も、他の製品との比較でスキルの習得に便利なポイントです。

日本市場シェア2位 BizRobo

BizRobo!

RPAテクノロジーズのBizRoboは、日本語環境で大きな運用を行いたい中規模企業~大企業の導入に人気のソリューションです。

人工知能・自動化ツール専門ベンダーであるところに強みがあり、大規模運用でも安心のサポート体制を備えています。

ユーザーコミュニティーもしっかりしており、情報交換・運用の工夫・シナリオの開発などの情報を手に入れやすいことも魅力の一つとされます。

マクロ・VBAの知識があると格段に使いやすくなる点も人気のポイントと考えられます。

日本市場シェア1位 WinActor

WinActor

WinActorは、NTTデータの販売するRPAツールで、日本市場のシェア1位、また、トライアルでももっとも人気のある製品とされています。AI-OCRなど他のソフトウェア・ツールとの組み合わせソリューションも人気になっています。

見やすい画面で、操作性も高いことで知られています。1台から導入可能なデスクトップ型・サーバー型に対応していますので、スモールスタートから大きな運用に育てていくまでWinActorでカバ―可能です。

さらに、シナリオの開発にプログラミングの知識がなくても、入門講座・NTTデータのベンダー資格であるWinActor技術者検定アソシエイトレベル向けの学習で無理なく操作を学べます。

運用・保守を学ぶための中級者向け講座が用意されている点にも特徴があります。

日本市場シェアランキング、3強の製品を選ぶことのメリット・デメリット

代表的な製品を選ぶこととすると、他の製品と比較し運用事例・導入事例が非常に多く公開されているので、情報は集まりやすい点が大きなメリットです。

また、ユーザーコミュニティ・ベンダー資格試験などを通じ、トラブルシューティングの方法や、運用上の問題点も見通しがつけやすく、対策が立てやすいのもメリットです。

さらに、これらの3製品なら、比較的に大規模な運用もカバーしています。

デメリットは、費用面で年間一括払い(約100万円前後)である・あるいは初期費用が大きいなどの理由で、導入形態によりますが、従来と同様、価格・費用が高価に感じられることが多いことです。

市場シェアランキング3強の製品を選ぶことは、実際にはこの費用面でのデメリットがあり、中小企業にとってはかなり負担になると考えられます。

中小企業向け比較で選ぶおすすめRPAツールランキング

シェアランキングをけん引しているのは大企業で行われていたような大規模な運用の業務改善プロジェクトです。

その一方で、中小企業で使いやすいRPAツールは、最近増えてきた小規模運用で特に使い勝手がよく、低コストの製品ですが、これらも最近売り上げを伸ばし、中小企業にもRPAツールブームの波が来ているところです。

より小規模な運用でも使い勝手がよく、低コストのRPAツールを中心に中小企業向けRPAツール5種類をランキング形式でご紹介します。

中小企業向けRPAツールランキングでは次のような項目を比較対象の基準として設定しました。

一気に大きな額の投資がない「低ランニングコスト」

一気に大きな額の投資がない「低ランニングコスト」

中小企業のRPAツール選びには、コスト・導入と操作のしやすさ、サポートの手厚さの比較がポイントとなります。

このランキングでは、コストが従来のRPAツールと比較すると安め・一挙に大きな投資をする必要がない製品を選定しています。

操作のしやすさ

操作のしやすさ・機能のわかりやすさの点では、UIの工夫が行き届いたクラウド型RPAツールが注目されます。デスクトップ型のものでも、特にUIが工夫されており、操作の習得に長い時間がかからないものが中小企業には向いています。

クラウド型RPAツールは、月額のランニングコストが安めで、操作と機能がシンプルで、中小企業には使いやすいものが多く出回っています。

導入のしやすさ

クラウド型RPAツールは、導入が簡単で、即日にでも使いだすことができることから、導入のしやすさでは他のRPAツールに対して優位性があります。

きめ細かいサポート体制

サポート体制については、専門のスタッフが相談に乗る体制や、アップデート・オプションなど、それぞれのユーザーの要望にフレキシブルに答えてくれる体制かどうかがポイントになります。

中には、導入やサポートの際にコンサルティング並みの手厚さがあるベンダーもあり、サポートは差別化が図られるポイントになっています。

これらを基準とした、中小企業向けRPAツールランキングは以下の通りです。

おすすめRPAツールランキング・10位~6位

ランキング10位 Automation 360

Automation 360

世界シェア3位のAutomation Anywhereをシンプルで使いやすくしたAutomation Anywhere。Cloud Starter Packは月額$750USD~で導入でき、導入形態はオンプレミス・クラウド・SaaS・ASPから選べます。

英語の説明が理解可能でしたら、機能も充実、お得です。

ランキング9位 QueenBOT RPA

ランキング9位 QueenBOT RPA

Softbankグループが取り扱うこのRPAは、非常に安価で年額30万円から利用がかのうです。1台から小さくスタートできて、オンプレミスでの導入なので、セキュリティ管理は心配、でもRPAを使ってみたいと思う会社向けです。

ランキング8位 Robo-Pat

ランキング8位 Robo-Pat

シンプルで初心者でもすぐに使えると評判のRobo-Patは、PCに直接インストールするだけで、簡単に使うことができます。

フル機能版でシナリオ作成・実行版で実際にロボットを動かす構成ですが、合わせて1ライセンス当たり16万円と導入しやすい料金です。

ランキング7位 ミラロボ

ランキング7位 ミラロボ

こちらも操作が初心者に優しく、低価格で小規模で気軽に運用できるRPAです。操作はなんと動作を順に選ぶだけ。月額55,000円でPC2台のライセンス、クラウドとオンプレミスの導入形態が選べます。

ランキング6位 EzRobot

ランキング6位 EzRobot

Ez(イージー)の名前のとおり初心者でも直感的に使いやすいUIが特徴です。オブジェクトコードも使ってシナリオを作成したい方には高度な拡張機能が使えます。月額50,000円でPC1台のライセンスが受けられます。

ランキング5位 ブラウザ名人

ブラウザ名人

価格:初期費用16万円、月1万円から

ランキング5位は、シンプルなRPAツール、ブラウザ名人です。

ブラウザ上の動きを自動化するなら、安定した動き・シンプルな機能で「無駄がない」と好評なブラウザ名人がぴったりです。特にWebEDIなどの自動入力に向いています。

機能がブラウザ上のものに限られるのが難点ですが、同じシリーズのデスクトップ型RPAツールであるジョブ名人も、保守料込みで1年78万円と、リーズナブルな価格・使いやすさ、サポートの手厚さで中小企業での運用には向いています。

ランキング4位 アシロボ

アシロボ

価格:月額5万円~

導入のサポート、操作説明、体験版の提供など、中小企業の痒いところに手が届くサービスを提供しているのが、中小企業向けRPAツールと銘打っている、ランキング4位のアシロボです。

機能は大手ベンダーの製品との比較で非常にシンプル、操作は最大で8時間で習得可能、と言われる難易度で、導入の際にも相談しやすい気軽さがウリです。

ランキング3位 Robotic Cloud

Robotic Crowd

価格:月額10万円~

ランキング3位のRobotic Cloudは、ドラッグアンドドロップ機能でシナリオを作成できる、操作が極めて簡単なクラウド型RPAツールです。

ビジュアルモード=ドラッグアンドドロップ、エディタモードではYAMLでのプログラミングが可能です。初心者にも上級者にも使いやすい仕様、機能である点が特徴です。

さらにOSを選ばないので、すでにあるITインフラを活かした導入が可能です。

ランキング2位 BizTex Cobit

Biztex Cobit

価格:初期費用30万円、月額10万円~

中小企業向けRPAツールランキング2位のクラウド型RPAツールのBizTex Cobitは、ロボットの作成台数・タスク数を無制限とし、中小企業が試行錯誤しながら、無理なく使えるツールとなっています。

導入期間が極めて短く、即日からでも使いはじめることができる気軽さ・機能とUIのシンプルさが好評です。

ランキング1位 MICHIRU RPA

MICHIRU RPA

価格:初期費用10万円、月額5万円~

従来のRPAツールの価格・操作の難しさ・わかりにくいUIといったデメリットを大幅に改良しました。

  • 月額5万円、他社のRPAの約半分というランニングコスト
  • 手順を自動解析、最適化を図って、使えば使うほど早く作業を完了
  • ソフト間連携を画像解析技術を用いてツール側が自動で行ってくれる

の3点を実現しており、多機能で充実しており、著名製品並みに使えるMICHIRU RPAは、中小企業向けRPAツールの中でも魅力的です。初期費用・月額料金も中小企業にとって手ごろです。

ベンダー資格こそありませんが、操作と機能を短い時間で、専門の技術スタッフからオンライン・ハンズオンで習得することができる定期セミナーも好評です。

ランキング1位MICHIRU RPAが中小企業にイチオシの理由とは?

MICHIRU RPAには、大きなベンダーのRPAツール製品とは異なり、中小企業のそれぞれの悩みに答えてくれるユーザーサポート体制があります。

ランニングコストに比べて非常に手厚いと考えられ、ランキング1位の大きなポイントとなりました。

MICHIRU RPAは、導入の際に、ユーザーとじっくり打ち合わせなどのコミュニケーションを取りますが、コンサルティングのようなきめ細かさ・専門性で、ユーザーからは好評です。

中小企業の中には、IT専門職員が少ない、という悩みがある会社も多いものですが、こうした体制が整っていると安心といえるでしょう。

導入成功事例・各社の課題に MICHIRU RPAが有効

導入成功事例・各社の課題に MICHIRU RPAが有効

MICHIRU RPAの導入の成功事例は中小企業を中心に多数あります。本質的な業務への集中・業務の効率化のほかにも、各ユーザーの多彩な課題に効いたとの声が聞かれます。

どんな課題に有効だったのか、以下事例ごとにまとめました。

導入例1.社会保険労務士事務所

  • MICHIRU RPA導入により単純作業量を大幅に減らすことができた。
  • MICHIRU RPAは 動作状況をモニタで表示させることができるが、大型モニタに表示させ、職場内を盛り上げて、士気を上げることができた。
  • モニタの表示を通じて、個々人が管理していた作業の進み具合を共有することもできて、仕事が見える化、業務改善された。
  • チャットの送信やファイルダウンロード・リネーム・フォルダ分けなど、定期的に発生し回数が多い単純作業をRPAで実施することでタスクを切り分けられた。
  • ITツールに強い事務所として、事務所のブランディングを行うことに成功した。

導入例2.教育・管理部門業務

  • 単純作業は機械に任せることで人間にしかできない、本質的業務に集中する時間が生まれた。
  • 時間設定をすることで自動で処理をしてくれるため、安心。
  • RPAの導入で作業手順を見直す時間を良い意味で強制的に作ることができて、業務改善が進んだ。
  • 誰でも簡単に操作ができる

導入例3.地方新聞社

  • 校正という業務そのものを根底から変えている。
  • 単純作業のために士気が下がることを防ぐことができて、創造的な仕事に集中できている。

導入例のポイント

いずれの例も、中小規模の事業所で業務を単純な反復作業に絞って導入した例です。

前提となる導入の条件を業務の見直し・導入業務の絞り込みで整えているのと同時に、導入後は働く人のモチベーションは向上している様子が見受けられます。

また、全体的に、初めてのRPAツールの導入時にも、今まで使っていたRPAツールを少し見直してみたい時にも、それぞれ課題を克服できているようです。

資料請求・定期セミナーから、気軽に導入の検討をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

RPAツールの最新情勢とあわせて、中小企業向けRPAツールをランキング形式でご紹介しました。

RPAツールは有効であることは知っている、しかし、「なかなか自分の会社の規模では、難しい」と思ってきた中小企業の方も、現在の市場の情勢では、選択肢が多くなってきています。

中小企業が新しい技術についていくこともDXのメリットを先取り・競争力を強化する意味で重要な意味がありますので、ぜひお早めに導入の検討を始めてみてください。