BizRobo!は、日本国内におけるRPA(Robotic Process Automation)の先駆者として、多くの企業・医療機関・自治体で導入されている業務自動化ツールです。
一方、MICHIRU RPAは、近年注目を集めている国産のRPAツールで、シンプルな操作性と柔軟なカスタマイズ性を武器に、中小企業を中心に導入が進んでいます。
本記事では、BizRobo!とMICHIRU RPAの違いについて、主要な観点(導入価格・サポート体制・ライセンス形態)から詳しく比較していきます。
BizRobo!とは
BizRobo!(ビズロボ)とは、国内で3,000社以上から選ばれているRPAツールです。
BizRobo!は、オープン 株式会社が提供しているRPAツールで、オブジェクト認識を基盤に、安定したロボット技術を提供しています 。
また、BizRobo!は、プログラミングスキルがなくてもロボット作成が可能で、開発環境と実行環境をオールインワンで提供しており、1ライセンスで無限にロボットやユーザーを追加できる価格体系を採用しています。
そのため、BizRobo!では、利用規模が拡大するほどコストパフォーマンスに優れ、スモールスタートから大規模運用まで柔軟に対応できます 。
BizRobo!は、誰でも使える直感的なRPAツールとして、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化を推進しており、業務効率の改善を体感することが可能です 。
MICHIRU RPAとは
MICHIRU RPA(ミチル アールピーエー)とは、中小企業向けに最適化され、国内で1,000社以上から選ばれているRPAツールです。
MICHIRU RPAは、株式会社 MICHIRUが2019年にリリースし、業界相場の約1/3の価格でありながら、多数の業務を圧倒的な速度と精度で自動化できます。
また、MICHIRU RPAは、フローティングライセンス方式を採用しているため、1ライセンスで複数のPCにRPAをインストールできるため、最大5台までの同時編集が可能で、複数拠点・複数人での開発体制を効率よく構築できます。
さらに、MICHIRU RPAは、プログラミング知識不要で、PCの画面(マウス操作やキーボード入力)を録画するだけでシナリオを生成できるため、初心者でも安心して利用することが可能です。
BizRobo!とMICHIRU RPAの導入価格を比較
RPAの導入価格を比較することは、ツールを選定するうえで、非常に重要な判断材料となります。
RPAの導入コストは、業務の効率化や自動化を目指す企業にとって、投資対効果(ROI)を左右する大きな要素です。
特に、中小企業や初めてRPAを導入する企業にとっては、初期費用や月額(年間)料金によって、意思決定を左右するポイントになるため、価格の比較検討は大切です。
ここでは、BizRobo!とMICHIRU RPAの導入価格を比較していきます。
初期費用 | 利用料 | RPAの種類 | |
---|---|---|---|
BizRobo! mini | 0円 | 年間90万円 | クライアント型 (デスクトップ型) |
BizRobo! Lite | 30万円 | 年間120万円 | サーバー型 |
BizRobo! Lite+ | 30万円 | 年間180万円 | サーバー型 |
BizRobo! Basic | 要問い合わせ | 年間792万円 | サーバー型 |
MICHIRU RPA シンプルプラン |
10万円 | 月額5万円 | デスクトップ型 |
MICHIRU RPA アシストプラン |
10万円 | 月額10万円 | デスクトップ型 |
- 大企業や自治体など大規模運用向けに最適化
- 高機能なAI連携や医療・製造分野へのオプション機能が豊富
- ロボット作成の追加費用が不要
- IT導入補助金制度の実績有
- 月額5万円→中小企業でも手軽に導入可
- 複数のPCでライセンスを共有可→複数人での開発・運用もコスト効率が良い
- 1ライセンスで同時編集5台 / 同時実行1台の権限を付与
- 月ごとの自動更新(契約)
- IT導入補助金制度の実績有
BizRobo!とMICHIRU RPAの無料トライアルを比較
無料トライアルを比較することは、RPAの導入を検討している企業にとって、失敗しないツールを選定するために、とても重要なステップです。
無料トライアルは、実際の運用感や導入効果を体験できるため、導入後のギャップを最小限に抑えることができます。
ここでは、BizRobo!とMICHIRU RPAの無料トライアルについて、比較していきます。
トライアル期間 | 申し込み先 | |
---|---|---|
BizRobo! mini | 1ヶ月間 | こちら |
BizRobo! Lite | 1ヶ月間 | こちら |
BizRobo! Lite+ | 1ヶ月間 | こちら |
BizRobo! Basic | 1ヶ月間 | こちら |
MICHIRU RPA シンプルプラン |
1ヶ月間 | こちら |
MICHIRU RPA アシストプラン |
1ヶ月間 | こちら |
BizRobo!とMICHIRU RPAのサポート体制を比較
サポート体制を比較することは、RPAツールを長期的かつ、安定的に運用する上で、非常に重要な判断要素となります。
RPAは、一度導入すれば終わりではなく、導入後のメンテナンス・トラブル対応・操作方法(使い方)の教育など、継続的なサポート体制が導入成功の鍵を握ります。
特に、RPAに詳しい人材が少ない企業では、サポートの充実度がツールの定着率や、業務効率化に大きく影響します。
ここでは、BizRobo!とMICHIRU RPAのサポート体制を比較していきます。
BizRobo! | MICHIRU RPA | |
---|---|---|
メール / チャットサポート | ⚪︎ | ⚪︎ |
リモートサポート(個別) | ⚪︎ | ⚪︎ ※アシストプランのみ |
Webセミナー / 操作勉強会 | ⚪︎ | ⚪︎ |
日本語対応 | ⚪︎ | ⚪︎ |
オフライン支援 | ⚪︎ | △ 要問い合わせ |
シナリオ作成代行 | 要問い合わせ | ⚪︎ 追加オプション |
遠隔保守 | 要問い合わせ | ⚪︎ 追加オプション |
BizRobo!は、導入支援体制も万全で、eラーニング・ナレッジベース・ユーザーコミュニティ(LAND)・サクセスパス・CAMPUSなど、豊富な教育コンテンツ(操作マニュアル)を提供しており、専門スタッフによる伴走支援でサポートしています。
BizRobo!の強み(メリット)
BizRobo!は、RPAの国内先駆者として、さまざまな業種・業界に導入してきた実績があり、豊富なノウハウと高い拡張性により、業務効率化をサポートするソリューションとして、昨今注目を集めています。
特に、BizRobo!は、他のRPAツールと比較して、複数のロボットを一元管理できる「ロボット管理基盤」が優れており、大規模な自動化や開発にも柔軟に対応できます。
さらに、最新バージョン「Ver11.5」では、生成AIとの連携による高度な自動化や、機能の改善が多数実装されており、今後のDX展開にも適応した進化を遂げています 。
- ノンプログラミングによる直感的な操作性
- 大規模運用に適したロボットの一元管理機能
- クラウド型 / オンプレミス型の導入形態
- 高度なセキュリティ要件への対応実績
- 多様な業種・業界への豊富な導入事例
- 導入から運用までの手厚いサポート体制
- 現場主導で進められる自動化プロジェクトの実現
- 国内市場に根差した継続的な製品改善
- 他システムとの高い連携性と拡張性
- 安定稼働を支える信頼性の高いプラットフォーム
BizRobo!ができること
BizRobo!は、RPAの国内有力ツールとして、多くの企業で導入されており、バックオフィス業務をはじめ、フロント業務のみならず、業種特有の業務まで、幅広く対応できる柔軟性と拡張性を持っています。
特に、BizRobo!の強みを発揮するのは、Excel(エクセル)・Webアプリケーショ・業務システムなどを跨いだデータ入力・PDFなどの転記作業・定型レポートの自動作成・請求処理・受注登録など、事務系業務の自動化です。
活用事例としては、データ集計 / アップ / ダウンロード・アラート配信・Web更新・レセプトチェックなど多岐にわたり、医療・製造・物流、官公庁と幅広い業界で導入されています。
なお、医療機関向けには、ISMS認証を取得した高セキュリティモデルが提供されており、診療報酬チェック・検査指示アラート・サマリ転記など、医療現場特有の業務効率化にも対応しています。
- データ入力や転記作業
- Excel帳票の作成と更新
- Webシステムへのログイン・操作
- 請求書や見積書など帳票出力
- メール送信や添付ファイルのダウンロード
- 基幹システムと外部システム間のデータ連携
- 定型レポートの集計と出力業務
- 顧客情報や受発注データの管理業務
- OCR(光学文字認識)との連携にも対応
BizRobo!の評判
BizRobo!は、国内の企業・医療機関・自治体において、導入効果が高く評価されています。
特に、自治体においては、LGWAN環境で使えるRPA「BizRobo! mini(ガバメントライセンス)」を提供しています。
- 日亜化学工業:約400体のロボットが稼働→年間33,000時間以上の工数を削減
- 恵寿総合病院:12,000時間の業務削減を実現
- NECマネジメントパートナー:年間20万時間以上の工数を削減
- 福岡県済生会福岡総合病院:RPAで4時間の事務作業を5分に削減
- 豊橋ケーブルネットワーク:新規顧客のデータ作成をRPA化→年間1,303時間の削減
BizRobo!についてまとめ
本記事では、BizRobo!とMICHIRU RPAの違いについて、主要な観点(導入価格・サポート体制・ライセンス形態)から詳しく比較してきました。
BizRobo!とMICHIRU RPAの比較から見えてくるのは、規模感と運用体制によって、最適なRPAツールが異なるという点です。
BizRobo!は、大規模業務の自動化や、全社的な自動化に適しており、統合的な管理機能と実績あるサポート体制が強みになります。
一方、MICHIRU RPAは、コストを抑えつつも、サポート体制が充実しており、特定の業務を自動化したい企業に向いています。
RPA(bizrobo)の導入を検討する際は、本記事を参考にしながら、他のツール(MICHIRU RPAなど)と比較しながら、まずは無料トライアルに申し込んでみてはいかがでしょうか?

MICHIRU RPAのトライアル
- リモートサポート付
- 1ヶ月間無料
- トライアルから本導入まで完全サポート
- 日本語と英語に対応
- 1ライセンスで同時編集5台 / 同時実行1台の権限を付与