「RPAツールが気になっているけど実際に導入する価値はある?」
「RPAツールを検討しているけれど、費用も高いから失敗できない…」
昨今、人手不足や働き方改革により注目度の高まるRPAツールですが、このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、RPAツールの基礎知識や選び方、また初めてのRPA導入にもおすすめなRPAツール10選をご紹介。
失敗しないツール選びのポイントもお伝えしますので、是非参考にしてみてください。
そもそもRPAツールとは?
RPAとは“Robotic Process Automation”の省略で、RPAツールとは人が手作業で行っているルーティン業務をロボットで自動化することができるツールです。
例えば、データ入力業務やコピー&ペースト作業など、コンピューターを使って行う単純なルーティン作業を自動化することを得意としてます。
そのため、RPAツールは特にバックオフィス系の業務を効率化するためのソリューションとして、DXや働き方改革に取り組む企業で非常に注目を集めています。
RPA導入の主な3つのメリット
次に、RPAツールを導入することで具体的に何がどう変わるのか?メリットを確認してみましょう。
1.ミス防止による業務品質の向上
RPAは、決まった作業を間違えることなく、繰り返し行うことが得意です。
人間のように疲労から集中力が低下したり、うっかりミスしたりすることはありません。
RPAツールを導入すれば、ロボットが決められたルールに従って、正確に作業を実行してくれるため、ケアレスミスを防ぐことができるため厳重な品質管理が必要とされる業務にもRPAの活用はおすすめです。
2.生産性の向上
定型業務をRPA化すると、社員がこれまで作業に使っていた時間を大幅に削減することができます。
そのため社員が単純作業に追われることなく、人間の創造力や判断が必要な業務にだけ集中できるので、質の良い仕事を行える効果が期待できます。
更に、単純作業をRPAに任せることで、従業員は空いた時間を企画の検討や業務改善など、人間にしかできない業務に専念できるのもRPAの最大のメリットのひとつと言えるでしょう。
3.労働時間の短縮と人件費の削減
RPAツールは24時間365日稼働でき、人間よりはるかに多くの業務量を迅速にこなすことができます。
業務スケジュールの大幅な短縮はもちろん、労働時間も短縮できるため、従業員の働き方改革や人手不足の解消、それに伴って人件費の削減にも効果的です。/p>
実際にRPAツールを導入している企業では、事務作業による残業が大幅に改善したことで残業代やアルバイト給与など様々なコストカットが実践されているようです。
はじめてのツール選びで失敗しないためのポイント
ここでは、はじめてのRPA導入で失敗しないためのポイントをお伝えします。
また、本導入前に無料トライアルを実施しているツールもありますので、導入前に使用感を試してから決めるのも非常におすすめです
無料トライアルを実施しているツールも後半で紹介していますので、まずは導入前のポイントを確認してみましょう。
RPAで置き換える対象業務を整理しておく
RPAツールを導入する手順として、対象業務の絞り込みを最初に行うのが大切です。
対象業務は照合か・データの収集業務なのか、あるいは文書の作成業務なのか、さらに業務の手順を見えるようにして検討してみましょう。
具体的におこなう業務・作業を考えると、選ぶべきRPAツールの種類はおおむね決まってくるでしょう。
さらに「クラウドで完結する」あるいは「この業務はクラウドじゃ無理」などと見分けがつけば、RPAツールの種類も絞られます。
というのも一般的に、デスクトップ型のRPAツールではPC上の操作が全て行えますが、クラウド型ではWebでできる操作しかできない、となっているからです。
対象業務が整理されていないままRPAツールを導入してしまい失敗するケースも多いようなので気を付けましょう。
本導入前にトライアルできるツールを選ぶ
また、非常におすすめなのがトライアル期間のあるRPAツールを選ぶ方法です。
価格だけの価値はあるか?実際に活用していけるか?
などの心理的ハードルも、トライアルで納得がいくまで触ってみてから、本導入を決めることが可能です。
RPAツールと言えば初めに高額な初期費用がかかることがネックですが、多くの場合トライアルだけなら初期費用の心配なく使用感を確かめることができます。
タイプ別!シェアや実績で選ぶおすすめ10選の機能を比較
上記にご紹介した、RPAの選び方を前提として、デスクトップ型・クラウド型を中心にはじめての1本としておすすめの機種をご紹介します。
デスクトップ型のおすすめRPAツール
デスクトップ型で、大規模運用も可能性がある場合におすすめなのが以下のRPAツールです。
- UiPath
- WinActor
- Automation Anywhere
- BizRobo
- BluePrism
これらのツールは、シェアからして、世界3大ツール+国内2大ツールからなり、5大ツールとも言われています。
WinActor
WinActorは、NTTグループで開発された純国産のRPAツールです。
大手企業のシステムということもあり、国内での支持が非常に高く国内シェアはNo1となっています。
原則として、Windows上でのすべての作業で利用でき、受発注情報の基幹システムへの登録や複数システム間の情報連携、ソフト開発での検証作業等幅広い業務での活用が可能です。
また、技術サポートがすべて日本語で行われ導入後のフォローが充実しているのも魅力です。
UiPath
Uipathとは、様々な定型業務を自動化できる、ルーマニアの企業が開発したRPAツールで、世界的にも代表的なRPAツールの一つです。
このツールは機能の豊富さや操作の単純さが特徴的で、直感的な操作で定型業務を行うことができるため初心者にもおすすめなRPAツールです。
Automation Anywhere
Automation Anywhereはアメリカ産のRPAツールです。
機能の豊富さが特徴的で、世界シェアが第3位と代表的なRPAツールといえます。
ただし、2023年時点では日本語での説明文は翻訳ベースで不自然な部分も目立つため、ITやRPAツール初心者には難しい部分もあるかもしれません。
BizRobo
BizRoboはバックグラウンド型のRPAツールです。
1ライセンスに無数のロボットを稼働させることができるため、大規模展開も可能です。
また、機械学習機能(ISA)を搭載しているため、あらゆる画面でのコントロールが可能で、対象システムを問わずに対応することができまず。
ユーザー限定で情報を共有しており、構築研修用ウェブサイトやテクニカルサポート(BizRobo!広場)などサポートサービスも充実しているのが魅力です。
BluePrism
BluePrismはまだRPAが今のように浸透する前から、バックオフィス業務を自動化する製品としてRPAという言葉を作った歴史あるRPAベンダーです。
フローチャート形式で自動化処理を定義することができるため、プログラミング不要で利用することができます。
クラウド型のおすすめRPAツール
クラウド型RPAツールのメリットは、一般的に次の3点に集約されます。
- メンテナンスフリー
- 価格もお安め
- UIがユーザーフレンドリー
そんなクラウド型RPAツールのおすすめ製品は次の通りです。それぞれに特徴があります。
BizteX cobit
BizteX cobitは、ドラッグアンドドロップでシナリオ作成ができて、非エンジニア・現場担当者でも使いこなせるのが売りのクラウドRPAツールです。
利用アカウントの発行数、作成できるロボットの台数はともに無制限、クラウド型RPAとして作業量で価格が変わるユニークな価格設定を行っています。
Robotic Crowd
Robotic Crowdは、非エンジニアが業務を自由に自動化できることに重点を置いていている比較的初心者にもやさしいRPAツールです。
しかし、YAMLでコードを書くことによるワークフローの設定でより細かくロボットを動かすことができるようになり、エンジニアにも使い勝手のよいクラウド型RPAです。
UiPath
実はUiPath にも、クラウド型バージョンがあります。
API連携で、広くアプリケーションソフトウェアにも対応できるクラウド型RPAルールです。
機能には定評があること、UiPathアカデミーや、ベンダー資格などを社内教育でも利用したい、そして導入はクラウドで行いたい、という場合にはおすすめの選択肢です。
ツール選びに迷ったら「MICHIRU RPA」がおすすめ
MICHIRUは、中小企業にファンの多いデスクトップ型RPAツールです。
PCで行える操作を全て自動化できるデスクトップ型でありながら、初期導入費用10万円、月々の費用は業界最安級の5万円におさえられていて、1ライセンスを複数台のPCで利用できるフローティングライセンスや独自ブラウザを使用したWeb作業の自動化などの特色があります。
数あるRPAツールの中でもトップレベルでユーザーフレンドリーなUIのため、プログラミング知識の乏しい現場でも導入しやすいのが特徴です。
また、導入後は手厚いサポート体制があるため、初めてRPA導入での安心です。
ツール選びでお悩みの方は是非「MICHIRU RPA」をご検討ください。
初めてのRPAなら「MICHIRU RPA」
まとめ
RPAツール選びのポイントをおさらいすると
- 導入業務の絞り込み
- タイプの選別(デスクトップ型orクラウド型)
- 無料トライアルで使用感をお試ししてみる
などがありました。
ぜひこの記事を参考に、自社に最適なRPAツール選びを行ってくださいね。