DX推進アドバイザー認定試験とは?試験概要・難易度・取得メリットを紹介

DX推進アドバイザー認定試験の資格概要・合格難易度を解説

DX推進アドバイザー認定試験とは?試験概要・難易度・取得メリットを紹介

現在、日本では国を挙げてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していますが、DXを推進できる人材が不足している影響で、企業や個人の業務のデジタル化は思うように進んでいません。

DX推進アドバイザーは、こうした状況の中で求められるスキルを身に着けられるため、資格取得を目指す人が増えてきています。

ただ、DX推進アドバイザー認定試験の情報は少ないため、試験内容や難易度、取得メリットや必要な勉強時間が分からず、困っている方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事ではDX推進アドバイザー認定試験の概要や、難易度、資格取得のメリットなどについて解説していきます。

この記事でお伝えしている内容は、DX推進アドバイザー検定を受験予定の方にとって、必須の内容となっているのでぜひ最後までご覧ください。

とくに受験時の注意点の部分では、知らないと試験本番で失格となる要注意の内容をお伝えしています。

せっかく試験対策を行っても、注意点を知らないと学習が無駄になりかねないので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

目次

DX推進アドバイザーはどんな資格?

DX推進アドバイザーはどんな資格?

DXに関連した資格には様々なものがありますが、そもそもDX推進アドバイザーとはいったいどんな資格なのでしょうか?

ここでは、DX推進アドバイザーの資格を取得することで一体どのようなスキルが身につくのかや、DXオフィサーとの違いについて解説します。

DX推進アドバイザー認定試験の目的

DX推進アドバイザー認定試験は、受験を通して以下3つを達成することを目的としています。

  1. DXの現状を理解する
  2. 様々なデジタル技術を学び、企業やビジネスを変革するための準備をする
  3. DX推進のために必要な人材と手法について学ぶ

DX推進アドバイザー試験では、これら3つの知識を身につけてDXを推進しようとする企業や担当者、プロデューサーとDX実現に向けて、議論やアドバイスができる人材の養成をめざしています。

DX推進の知識を持つ人材には高い需要があるため、DX推進アドバイザーの資格を獲得することで、新しい仕事に挑戦できる機会が増えそうです。

DX推進アドバイザーとDXオフィサーの違いは?

DX推進アドバイザー認定試験を主催する「一般財団法人 全日本情報学習振興協会」は、DXオフィサーというDX関連の資格試験も定期開催しています。

DX推進アドバイザーとDXオフィサーは一体何が違うのか気になるところですが、それぞれの違いは一言でいうと以下のようになります。

  • DX推進アドバイザー:DXの推進のために必須のDX知識、DX人材の在り方などを学ぶための資格
  • DXオフィサー:各種のマネージャーやオフィサーとして、活躍できる人材になるための資格

DX推進アドバイザー認定試験に合格すると、DXの基礎となるAI、IoT、クラウドなどの知識が身に付き、DX認定制度やDX銘柄などについても学べます。

一方、DXオフィサー認定試験にパスすれば、より実践的なスキルを持つスペシャリストになり実際の業務の中で、スキルを活用できるようになるでしょう。

それぞれの違いをさらに詳しくまとめると、以下のようになります。

DXアドバイザー DXオフィサー
難易度 低め 高め
試験時期 早い 遅い
試験内容 問題数が少なめ・選択式のみ 問題数が多め・記述式を含む
試験時間 短い(1時間45分) 長い(2時間45分)

このように、DX推進アドバイザーは初級~中級で、DXオフィサーは中級~上級の資格となっています。

そのため、両方の取得を目指す場合、DX推進アドバイザーを取得してからDXオフィサーの試験を受験すると良いでしょう。

DXアドバイザー検定試験との違いは?

DX推進アドバイザーと名前が似ている資格に、DXアドバイザーというものがあります。

一体これらの2種類の資格にはどんな違いがあるのでしょうか?

以下表にまとめました。

DX推進アドバイザー DXアドバイザー
試験の正式名称 DX推進アドバイザー認定試験 DXアドバイザー検定
主催団体 一般財団法人 全日本情報学習振興協会 一般社団法人 中小企業個人情報セキュリティー推進協会
公式ホームページ https://www.joho-gakushu.or.jp/dx/dxa/ https://www.sp2.or.jp/dxadvisor/dxadvisor-kentei/
取得のメリット DXで発展した企業の成功例や、AI・IoT・クラウドに関する知識が身につく。 ITリテラシー・DXリテラシー・ビジネスアナリシス・情報マネジメントを網羅した知識や実践力が身につく。
試験会場 会場での受験・オンライン受験から選択可能 会場での受験のみ

DX推進アドバイザーとDXアドバイザーは、どちらもDXの知識が身につく資格である点では共通しています。

しかし、そもそも試験を主催する団体が異なる全く別の資格なので、出題内容や試験会場、試験日程などが異なります。

名前が似ているため混同しやすいですが、完全に別な試験なので間違えないように注意しましょう。

DX推進アドバイザー認定試験の概要

DX推進アドバイザー認定試験の概要

DX推進アドバイザー試験の受験を検討している方にとって、試験本番の具体的な概要は非常に気になることの一つでしょう。

そこで、ここからは試験時間や申し込み方法、受験会場、合格発表などについてお伝えします。

資格試験の受験前に必ず把握しておきたい内容なので、ぜひ目を通しておいてください。

認定試験の試験概要

DX推進アドバイザーの試験概要は以下の通りです。

制限時間 課題1・課題2 課題3 合計90分
問題数 課題1:40問、課題2:50問、課題3:10問 合計100問
受験資格 国籍・年齢等に制限なし
申込方法 ホームページ上の所定のフォームから申し込む (先着順なので、定員に達した場合は受験できない可能性あり)
受験料 一般 11,000円(税込) 学割 7,700円(税込)
試験時間 10時00分~11時45分
試験形式 2択問題:140点 4択問題:520点 合計:660点

ちなみに、1度不合格になり再度受験する場合は、受験料が10%オフになり初回よりも安く再チャレンジが可能です。

DX推進アドバイザーの試験の受験申し込み方法

DX推進アドバイザーの試験には公式ホームページから申し込みましょう。

申し込みが完了すると、開催の10日前までに試験当日に使用する「受験票」が送られてきます。

試験前日までに、この受験票に写真を貼り付けて試験当日に備えましょう。

認定試験の受験会場は?

DX推進アドバイザー試験は、公開会場での受験と、オンライン受験の2種類を選択できます。

それぞれ受験方法の詳細は以下の通りです。

公開会場での受験 決められた会場を訪問し受験する
オンライン受験 パソコンで受験する(世界中どこでも受験可能)

公開会場で受験する場合は、試験当日にあらかじめ決められた場所を訪問し、マークシート式の試験に回答します。

受験会場はDX推進アドバイザー認定試験の公式サイトで確認できます。

一方、オンライン受験する場合には、特定の会場を訪問する必要はなくどこからでも受験可能です。

オンライン受験の場合には、メールに記載されたログイン情報で、試験サイトのURLにログインして受験します。

試験開始30分前の9時30分になったら試験サイトにログインし、10時になったら回答を開始します。

合格発表について

合格発表は試験実施日の1カ月後に、ホームページ上で行われます。

同時期に合格者には合格証書と認定カードが郵送されます。

DX推進アドバイザーの合格率や難易度は?

DX推進アドバイザーの合格率や難易度は?

DX推進アドバイザーの資格取得を目指す際に、合格率や難易度が気になる方も多いでしょう。

そこで、ここでは資格試験の合格率や難易度について解説します。

DX推進アドバイザー試験の合格率は?

DX推進アドバイザー試験の合格率は、合格率は70%~90%ほどとなっています。

100人が受験したら70人~90人は合格できる試験となっています。

DX推進アドバイザー試験の難易度は高い?

DX推進アドバイザーの合格難易度は比較的低めです。

基本的な内容を押さえれば問題なく合格できるので、しっかりと対策すれば合格はそれほど難しく無いでしょう。

今後様々なDX関連の資格にチャレンジしていきたい場合は、最初に取得する資格として、DX推進アドバイザーを選択するのもオススメです。

DX推進アドバイザーの資格を取得するメリット

DX推進アドバイザーの資格を取得するメリット

DX推進アドバイザー認定試験に合格することには、どんなメリットがあるのでしょうか?

ここでは考えられる2つのメリットを紹介します。

転職活動で有利になる可能性がある

現在日本では多くの企業がDXを推進できる人材を求めており、転職活動で有利になる可能性があります。

一定以上のDXのスキルを保有していることを示せるため、転職活動で有利になるためです。

昇給や昇進のきっかけになる

DX推進アドバイザー資格を保有することが、昇給や昇進のきっかけになることもあり得るでしょう。

資格を保有していれば、企業内でDX推進のプロジェクトが発足した際に、重要なポジションに抜擢されやすいためです。

プロジェクトで結果を出し実績が認められれば、組織内での地位向上につながるかもしれません。

おすすめの勉強方法は?

おすすめの勉強方法は?

そんなDX推進アドバイザーに合格するためには、一体どのような学習をすればいいのでしょうか?

ここでは、利用すべきテキストや教材について解説します。

試験対策に使うべきテキストは?

DX推進アドバイザー認定試験の対策には、主催団体が提供する「スマート合格講座」を受講するのがおすすめです。

この講座はスマホでも受講できるので、忙しい方でも隙間時間に学習でき非常に便利です。受講は以下サイトから申し込み可能です。

こちらの講座と並行してさらにテキストなどで学習するには、以下の2種類を使いましょう。

今すぐ知りたいDXの基礎

中村 建助 (著)引用:Amazon

DXパスポート試験基礎テキスト

非売品
引用:DXパスポート試験

この2つを推薦する理由は、DX推進アドバイザー認定試験の公式サイトに、この2種類のテキストを学べば合格水準に到達できる旨が明記されているからです。

したがって、最短距離での合格を目指すには、この2つをしっかり学べば十分ということになります。

様々なテキストに手を出すよりも、これら2種類を読み込み、しっかりと内容を理解したうえで知識を吸収することで合格に近づくはずです。

もしも、さらに理解を深めて高得点を狙いたい場合には、以下の本も合わせて活用するといいでしょう。

図解 コレ1枚でわかる 最新ITトレンド

斎藤 昌義 (著)引用:Amazon

こちらも、DX推進アドバイザー認定試験の公式サイトで推奨されている一冊で、あわせて活用するとよりDXについての理解が深まります。

DX推進アドバイザー試験は7割の特典で合格となりますが、それよりもさらに高い特典を狙いたい場合は、この1冊も学ぶといいでしょう。

また、DX推進アドバイザー試験の申し込みが完了している場合、DX推進アドバイザー認定試験の公式サイトで「DX学習テキスト」を購入できます。

このテキストは、発送手数料500円(税込)のみで入手でき、「用語集」「関連資料」「サンプル問題」の3つが収録されています。

試験本番に備えて用語を暗記したり、サンプル問題を解いてアウトプットしたりといった使い方ができます。

非常に安価に手に入るので、こちらも入手し学習に活用するのもおすすめです。

試験対策には過去問にも取り組むべき

ここまでに紹介したテキストや問題集以外にも、過去問にも取り組むべきです。

過去問に取り組むことで、どういった問題が出やすいのかの傾向が分かるからです。

過去問で出題傾向を調べたうえで学習すれば、やみくもに勉強した時と比較して、学習効率が格段にアップするのは言うまでもありません。

また、DX推進アドバイザー試験に限らず、様々な資格試験において試験本番で過去問と同じ問題が出題されることは決して珍しくありません。

同一の問題が出題された際に、過去問をしっかり研究していればいとも簡単に正解できます。

過去問に取り組んでおくと、活用していない人と比較して、圧倒的に試験本番で有利になるのでぜひ有効活用しましょう。

勉強時間はどのくらい必要?

DX推進アドバイザーは難易度がそれほど高くない資格試験です。

そのため、合計で50時間程度勉強しておけば合格できる可能性は高いでしょう。

仮に毎日2時間勉強するのであれば、1カ月程度の学習で合格を目指せます。

ただし、学習効率によってはもっと時間がかかる可能性があるので、適切なテキストや問題集を活用してしっかり対策するようにしてください。

試験受験時の注意点

試験受験時の注意点

DX推進アドバイザー試験を受ける際には、あらかじめ把握しておかないと失格になってしまうルールが存在します。

受験途中に思わぬ理由で不合格になることの無いよう、注意事項をしっかり把握するようにしましょう。

オンライン受験では360度全周Webカメラが必須

DX推進アドバイザーはオンライン受験であれば、世界中どこにいても受験可能です。

ただし受験の際には不正防止のために、360度全周Webカメラの設置が必須となっています。

パソコンのインカメラしか用意していないと、当日失格になるので気を付けましょう。

360度全周Webカメラは自分で購入と2万円~10万円ほどの費用がかかるので、レンタルするのがオススメです。

DX推進アドバイザー認定試験の公式サイトから事前に申し込めば、1000円程度でレンタル可能です。

公式サイトのURLは以下になります。

オンライン受験中の離席は即失格

オンライン受験の場合、いかなる理由があろうと試験時間中に離席した場合は即失格となります。

DX推進アドバイザーの試験は、試験時間が1時間45分と長いですが、途中でトイレに行くことはできませんので事前に済ませておくようにしましょう。

また、筆記用具やティッシュ、目薬など必要なものも事前に手に届く範囲に用意しておく必要があります。

試験中に席を立ち取りに行ってしまうと、失格になってしまうので事前準備には細心の注意を払わなければいけません。

試験中に使いたいものがある場合、あらかじめ机の上に用意しておきましょう。

まとめ

まとめ

この記事ではDX推進アドバイザーの資格概要や、試験概要、資格試験の勉強方法などについてお伝えしました。

DX推進アドバイザーは初級~中級程度のDX関連の資格で、初級~中級レベルのDXの知見が身に付きます。

資格試験の合格率は70%~90%となっており、難易度は低めなのでDX関連の資格を初めて取得する方におすすめできます。

中級~上級の資格としてDXオフィサーがあるので、まずはDX推進アドバイザーを取得し、その後にDXオフィサーを目指すのもいいでしょう。

DX推進アドバイザーの資格試験は、直接会場を訪問し受験することもできますが、パソコンを使ったオンライン受験も可能です。

オンライン受験なら、世界中どこにいても受験できるのがメリットですが、不正防止用のカメラの設置や試験中の離席不可などルールが定められている点には注意しましょう。

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