各操作の詳細設定は拡張画面で行います。操作対象画面や操作の場所を特定するために必要な設定等、各操作に共通する内容は MICHIRU RPA の仕組みと詳細設定をご覧ください。
基本機能
コメント
処理内容の見出しタイトルや操作の区切りとしてコメントを表示できる機能です。
コメント欄に入力した内容が青文字で表示されます。下図は、初期処理というコメントを設定した例です。コメント内容は自動操作に影響しません。
検索待機
指定した画像やエレメントが見つかるまで、操作を待機する機能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
画像/エレメント取得ショートカットキーを押して画像を取得します。編集画面を開き、探したい画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。
下図は、Google のロゴ(オレンジ枠)が見つかるまで操作を待機する設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
対象のエレメントにカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「基本操作」「検索待機」に変更します。または、対象のエレメントにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「基本操作」「検索待機」を選択します。
マウス操作
クリック
指定した場所をマウス左ボタンでクリックする機能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
クリックしたい位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押し、画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。入力位置を変更する場合は、右クリックで指定します(赤い十字)。
下図は、Google のロゴを探し(オレンジ枠)、検索ボックス(赤い十字)をクリックする設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
クリックしたい位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押します。「クリック」という操作ができていない場合は、操作選択ボックスから「マウス操作」「クリック」に変更します。または、対象のエレメントにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「マウス操作」「クリック」を選択します。
ダブルクリック
指定した場所をマウス左ボタンでダブルクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
トリプルクリック
指定した場所をマウス左ボタンでトリプルクリックする機能です。文章1文を選択する際に便利です。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
ドラッグ
指定した場所をマウス左ボタンでドラッグする機能です。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
画像/エレメント取得ショートカットキーを押して画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、ドラッグしたい範囲を右ドラッグで指定します。
下図は、「ABOUT MICHIRU RPA」を探し(緑枠)、その画像から下に離れた場所(黒枠)をドラッグする設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
対象のエレメントにカーソルを合わせてエレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「マウス操作」「ドラッグ」に変更します。または、対象のエレメントにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「マウス操作」「ドラッグ」を選択します。
エレメント取得後に編集画面を開き、ドラッグしたい範囲を右ドラッグで指定します。
右クリック
指定した場所をマウス右ボタンでクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
右ダブルクリック
指定した場所をマウス右ボタンでダブルクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
右ドラッグ
指定した場所をマウス右ボタンでドラッグする機能です。設定方法はドラッグをご参照ください。
中央クリック
指定した場所をマウス中央ボタンでクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
中央ダブルクリック
指定した場所をマウス中央ボタンでダブルクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
中央ドラッグ
指定した場所をマウス中央ボタンでドラッグする機能です。設定方法はドラッグをご参照ください。
マウスホイール
指定した場所でマウスホイールを回転させる機能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
マウスホイールを回転させる際のカーソルの位置を指定するため、画像/エレメント取得ショートカットキーを押して画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、マウスホイールを回転させたい場所を右クリックで指定します。
下図は、「ABOUT MICHIRU RPA」を探し(緑枠)、その左側(赤い十字)でマウスホイールをスクロールする設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
目印となるエレメントにカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「マウス操作」「マウスホイール」に変更します。または、目印となるエレメントにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「マウス操作」「マウスホイール」を選択します。
スクロール時のカーソル位置(赤い十字)を別の場所にしたい場合は編集画面を開き、カーソル位置で右クリックしてください。
操作の詳細設定
操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。マウスホイールの回転方向とスクロール量を下図の赤枠部分で設定します。Ctrlキー、Shiftキー、Altキーを押しながらスクロールしたい場合はチェックボックスをONにしてください。
画像検索スクロール
指定した画像が見つかるまでマウスホイールを回転させる機能です。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
データ保存先の準備
あらかじめ、検索したい画像をデータ保存先に保存しておきます。画像範囲編集画面で検索したい画像の範囲を左ドラッグで指定すると、下図の赤枠部分のように切り取られた状態で画像が保存されます。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
マウスホイールを回転させる際のカーソルの位置を指定するため、画像/エレメント取得ショートカットキーを押して画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、マウスホイールを回転させたい場所を右クリックで指定します。
下図は、「ABOUT MICHIRU RPA」を探し(緑枠)、その左側(赤い十字)でマウスホイールをスクロールする設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
目印となるエレメントにカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「マウス操作」「画像検索スクロール」に変更します。または、目印となるエレメントにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「マウス操作」「画像検索スクロール」を選択します。
スクロール時のカーソル位置(赤い十字)を別の場所にしたい場合は編集画面を開き、カーソル位置で右クリックしてください。
操作の詳細設定
データ保存先に用意しておいた検索したい画像を赤枠内で指定します。検索画像を2つ指定した場合は、両方の画像が画面内に見つかるまでスクロールを続けます。
マウスホイールの回転方向とスクロール量を下図の赤枠部分で設定します。実行した際のスクロール量を記憶して次回以降の操作速度を上げることも可能です。その場合は、スクロール量を記憶チェックをONにしてください。
テキスト操作
キー入力
指定した場所にタイピングキー入力を行う機能です。主に、BackspaceやDeleteキー、ショートカットキーなどの入力に使用します。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
キー入力を行いたい位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押し、画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。入力位置を変更する場合は、右クリックで指定します(赤い十字)。
下図は、Google のロゴを探し(オレンジ枠)、検索ボックス(赤い十字)をクリックした後、Backspaceを5回入力する操作の設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
キー入力を行いたい位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「テキスト操作」「キー入力」に変更します。または、キー入力を行いたい位置にカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「テキスト操作」「キー入力」を選択します。
操作の詳細設定
キー入力欄で入力したいキーをタイピングします。「キー入力クリア」ボタンを押すと、キー入力欄がクリアされます。ひとつひとつのキーを時間差で入力したい場合は、「入力間隔」で指定します。
テキスト入力
指定した場所にテキストを入力する機能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
テキスト入力をしたい位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押し、画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。入力位置を変更する場合は、右クリックで指定します(赤い十字)。
下図は、Google のロゴを探し(オレンジ枠)、検索ボックスをクリック(赤い十字)でクリックした後、「あいうえお」という文字列を入力する操作の設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
テキスト入力をしたい位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「テキスト操作」「テキスト入力」に変更します。または、テキスト入力をしたい位置にカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「テキスト操作」「テキスト入力」を選択します。
操作の詳細設定
入力したい内容を「入力テキスト欄」にタイプします。データ保存先の内容を入力した場合は計算式編集画面から指定してください。
操作の指示を「マウス、キーボードで操作する」にした場合のみ、テキスト入力直後に以下の操作が追加できます。必要な操作のチェックボックスをONにしてください。
入力後にTab移動 | テキスト入力後にTabキーが押下されます。 |
---|---|
入力後にEnterを入力 | テキスト入力後にEnterキーが押下されます。 |
入力前にF2を入力(Excelセル編集) | テキスト入力前にF2キーが押下されます。Excelセルの編集の際に便利です。 |
ペースト機能で入力 | 入力テキスト欄の文字をペースト機能を用いて入力します。 |
パスワード入力
機能はテキスト入力と同じですが、入力テキストの内容は設定画面に表示されません。パスワードを入力する際に便利です。設定方法はテキスト入力をご参照ください。
選択項目を設定
ドロップダウンリスト、リストボックスなどの入力を行う機能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
ドロップダウンリストやリストボックスにカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押し、画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。入力位置を変更する場合は、右クリックで指定します(赤い十字)。
下図は、「就職場所(都道府県)」を探し(オレンジ枠)、その下のドロップダウンリスト(赤い十字)を操作する設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
ドロップダウンリストやリストボックスにカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押します。「選択項目を設定」という操作ができていない場合は、操作選択ボックスから「テキスト操作」「選択項目を設定」に変更します。または、ドロップダウンリストやリストボックスにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「テキスト操作」「選択項目を設定」を選択します。
操作の詳細設定
「選択項目を設定」のプルダウンで設定方法を選択します。
リストから選択 | 単一の項目を選択します。下部のプルダウンから設定したい項目を選択します。 |
---|---|
類似テキストで選択 | 類似のテキストで選択肢を設定できます。データ保存先も使用可能です。 |
一致テキストで選択 | 一致するテキストで選択肢を設定できます。データ保存先も使用可能です。 |
番号で選択 | 選択する項目を番号(選択肢の先頭を0 とした番号)で指定します。 |
一括選択 | 複数の項目を選択します。 |
チェックを設定
チェックボックスやラジオボタンの入力を行う機能です。チェックボックスは「チェックを付ける」「チェックを外す」、ラジオボタンは「チェックを付ける」の操作が可能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
チェックボックスにカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押し、画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。入力位置を変更する場合は、右クリックで指定します(赤い十字)。
下図は、「雇用形態」を探し(オレンジ枠)、その下の「正社員」チェックボックス(赤い十字)にチェックを付ける設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
チェックボックスにカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押します。「チェックを設定」という操作ができていない場合は、操作選択ボックスから「テキスト操作」「チェックを設定」に変更します。または、チェックボックスにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「テキスト操作」「チェックを設定」を選択します。
操作の詳細設定
「チェックを設定」のプルダウンで設定方法を選択します。
チェックを付ける(チェックボックス) | 操作前の状態に関わらず、チェックボックスがONになります。 |
---|---|
チェックを外す(チェックボックス) | 操作前の状態に関わらず、チェックボックスがOFFになります。 |
チェックを付ける(ラジオボタン) | ラジオボタンがONになります。 |
要素情報を取得
表示されているテキストや内部値などの情報を取得する機能です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
取得したいデータの位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押し、画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。取得したいデータの位置を変更する場合は、右クリックで指定します(赤い十字)。
下図は、「求人番号」を探し(オレンジ枠)、その右側のテキストを読み取る設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
取得したいデータの位置にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「テキスト操作」「要素情報を取得」に変更します。または、取得したいデータの位置にカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「テキスト操作」「要素情報を取得」を選択します。
操作の詳細設定
「取得対象」のプルダウンで取得したいデータの種類を選択します。操作の指示によって、選択できる項目が異なります。「保存先」には、取得した情報を保存するデータ保存先を指定します。
- エレメントで操作する場合
-
テキスト(text) 対象の要素のテキストを取得します。 値(value) 対象の要素の値を取得します。 選択状態(selected) プルダウンメニューのような選択項目で、ある項目(option)の選択状態を取得します。選択されている場合、指定したデータ保存先には true が、OFFの場合は false が保存されます。 チェック状態(checked) チェックの ON、OFF の状態を取得します。チェックがONの場合、指定したデータ保存先には true が、OFFの場合は false が保存されます。 要素情報を取得の選択項目(エレメントで操作する場合) - HTML要素で操作する場合
-
表示テキスト(innerText) 対象の要素のテキストを取得します。 値(value) 対象の要素の値を取得します。 リンクURL(href) 対象の要素のリンクURLを取得します。 選択状態(selected) プルダウンメニューのような選択項目で、ある項目(option)の選択状態を取得します。選択されている場合、指定したデータ保存先には true が、OFFの場合は false が保存されます。 チェック状態(checked) チェックの ON、OFF の状態を取得します。チェックがONの場合、指定したデータ保存先には true が、OFFの場合は false が保存されます。 要素情報を取得の選択項目(HTML要素で操作する場合)
要素数を取得
アプリケーションやウェブの構成要素数を取得する機能です。表の行数やボタンの数といった、画面の構成要素を数える際に便利です。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
要素数を取得したい場所にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押し、画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。
- エレメント取得モードの場合
-
要素数を取得したい場所にカーソルを合わせて画像/エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「テキスト操作」「要素数を取得」に変更します。または、要素数を取得したい場所にカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「テキスト操作」「要素数を取得」を選択します。
操作の詳細設定
操作の指示によって、設定項目が異なります。「保存先」には、取得した要素数を保存するデータ保存先を指定します。
下図は、ブラウザに表示された1つ目の表の行数を取得する設定例です。操作の指示を「HTML要素で操作する(ブラウザ用)」、対象指定を「TagName[Index]」にして、TR(行数)の数を取得しています。Xpathについての詳しい内容はこちらのページをご覧ください。
全選択コピー
指定した場所ですべてを選択してコピーする機能です。ショートカットキー「Ctrl+A(全選択)」+「Ctrl+C(コピー)」と同じ動きです。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
範囲選択コピー
指定した範囲をコピーする機能です。ショートカットキー「Ctrl+C(コピー)」と同じ動きです。設定方法はドラッグをご参照ください。
貼り付け
指定した場所にコピー内容を貼り付ける機能です。ショートカットキー「Ctrl+V(貼付け)」と同じ動きです。設定方法はクリックをご参照ください。ただし、操作の詳細設定は取得モードに関わらず「マウス、キーボードで操作する」のみ使用可能です。
実行順の制御
条件分岐
指定した条件に沿って操作を分岐する機能です。
操作の詳細設定
下図の赤枠に条件分岐の判断対象となるデータ保存先を、緑枠に条件分岐の判断条件を指定します。データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。詳しくは「使用できる条件」をご覧ください。それぞれの条件に合致した場合に行う操作を追加します(青枠)。
使用できる条件
データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。使用できる条件は次のとおりです。
条件 | 説明 | 文字 | 数字 | 画像 |
---|---|---|---|---|
<無条件> | 設定した他の条件に合致しない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | ○ |
文字:等しい場合(=) | 指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:異なる場合(≠) | 指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:前方一致の場合 | 指定した値と前方(文字列の先頭)が一致した場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:後方一致の場合 | 指定した値と後方(文字列の末尾)が一致した場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:含む場合 | 指定した値が保存データに含まれている場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:含まない場合 | 指定した値が保存データが含まれていない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:正規表現に適合する場合 | 指定した正規表現に一致する場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:より大きい場合(>) | 指定した値と文字列比較を行い、保存データが大きい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:より小さい場合(<) | 指定した値と文字列比較を行い、保存データが小さい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
数字:等しい場合(=) | 指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:異なる場合(≠) | 指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:以上の場合(>=) | 保存データが指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:以下の場合(<=) | 保存データが指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:より大きい場合(>) | 保存データが指定した値より大きい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:より小さい場合(<) | 保存データが指定した値より小さい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:範囲内の場合 | 保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:範囲外の場合 | 保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
現在のWindow にある場合 | 保存データの画像がアクティブなWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
最前面Window にある場合 | 保存データの画像が最前面のWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
デスクトップにある場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)にある場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
現在のWindow に無い場合 | 保存データの画像がアクティブなWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
最前面Window に無い場合 | 保存データの画像が最前面のWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
デスクトップに無い場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)に無い場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見X 座標が次の値以上の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見X 座標が次の値以下の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見X 座標が次の範囲内の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見Y 座標が次の値以上の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見Y 座標が次の値以下の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見Y 座標が次の範囲内の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
繰返し
指定した範囲内の処理を指定した回数繰り返す機能です。
操作の詳細設定
下図の赤枠で繰返しの方法と回数を指定します。指定できる繰返しの方法は次の「繰返しの指定と設定」をご覧ください。何回目の繰返しなのかを数えるためのデータ保存先を使用する場合は、緑枠で指定します。データタイプが数字のデータ保存先のみ指定できます。ここで設定したカウントは、メッセージ表示やデータ保存等の編集画面で変数として使用できます。繰返しの回数を数える必要がない場合には設定不要です。繰返し内部に繰り返したい操作を追加します(青枠)。
繰返しの指定と設定
繰返しの方法として以下の項目が選択できます。
- 指定回数を繰返し
-
指定した回数を繰返します。数字を直接入力、または、鉛筆マークをクリックして数字が保存されたデータ保存先を指定します。
下図の1枚目は繰返し回数を直接入力した例です。繰返しを10回行い、その回数に応じたメッセージ表示を行います。2枚目はデータ保存先を指定した例です。データ保存先「Excelの入力済み行数に」保存された数字分の繰返しが行われます。
- リスト繰返し:指定文字(空白時は改行)
-
リストの内容を区切り文字で区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。
下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ/い/う/え/お/か/き/く/け/こ/さ/し/す/せ/そ」が保存されており、区切り文字に「/」を指定した例です。繰返し毎に「/」で区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。
下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。
- リスト繰返し:改行
-
リストの内容を改行で区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。
下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ~そ」が1文字ずつ改行で保存されている例です。繰返し毎に改行で区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。
下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。
- リスト繰返し:カンマ( , )
-
リストの内容をカンマで区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。
下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ~そ」がカンマで保存されている例です。繰返し毎にカンマで区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。
下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。
- リスト繰返し:TAB
-
リストの内容をタブで区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。
下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ~そ」がタブで保存されている例です。繰返し毎にタブで区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。
下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。
条件移動
指定した条件に合致したかどうかを判断し、指定した操作番号に移動します。
操作の詳細設定
下図の赤枠に条件分岐の判断対象となるデータ保存先を、緑枠に条件分岐の判断条件を指定します。データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。詳しくは「使用できる条件」をご覧ください。青枠には、条件に合致した場合とそうでない場合の移動先番号を指定します。
使用できる条件
データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。使用できる条件は次のとおりです。
条件 | 説明 | 文字 | 数字 | 画像 |
---|---|---|---|---|
<無条件> | 設定した他の条件に合致しない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | ○ |
文字:等しい場合(=) | 指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:異なる場合(≠) | 指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:前方一致の場合 | 指定した値と前方(文字列の先頭)が一致した場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:後方一致の場合 | 指定した値と後方(文字列の末尾)が一致した場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:含む場合 | 指定した値が保存データに含まれている場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:含まない場合 | 指定した値が保存データが含まれていない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:正規表現に適合する場合 | 指定した正規表現に一致する場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:より大きい場合(>) | 指定した値と文字列比較を行い、保存データが大きい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
文字:より小さい場合(<) | 指定した値と文字列比較を行い、保存データが小さい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | – | – |
数字:等しい場合(=) | 指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:異なる場合(≠) | 指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:以上の場合(>=) | 保存データが指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:以下の場合(<=) | 保存データが指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:より大きい場合(>) | 保存データが指定した値より大きい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:より小さい場合(<) | 保存データが指定した値より小さい場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:範囲内の場合 | 保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
数字:範囲外の場合 | 保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | ○ | ○ | – |
現在のWindow にある場合 | 保存データの画像がアクティブなWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
最前面Window にある場合 | 保存データの画像が最前面のWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
デスクトップにある場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)にある場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
現在のWindow に無い場合 | 保存データの画像がアクティブなWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
最前面Window に無い場合 | 保存データの画像が最前面のWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
デスクトップに無い場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)に無い場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見X 座標が次の値以上の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見X 座標が次の値以下の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見X 座標が次の範囲内の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見Y 座標が次の値以上の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見Y 座標が次の値以下の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
発見Y 座標が次の範囲内の場合 | 保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。 | – | – | ○ |
タスク移動
指定した操作番号へ移動する機能です。移動先の操作番号を入力します。
操作セット呼出
保存済みの操作セットを呼び出して実行する機能です。呼び出す操作セットを選択します。
エラー処理
操作セット実行中にエラーが発生した場合の処理を設定する機能です。
設定したエラー処理は、エラー処理の操作を設定した直後から適用されます。別のエラー処理の操作を設定した場合、前の操作で設定したエラー処理は無効となり、最新のエラー処理が適用されます。
操作の詳細設定
エラーが発生した場合の処理をプルダウンで選択します。詳しくは下表をご覧ください。「エラーメッセージを表示しない」のチェックをONにすると、エラーが発生した場合でもエラーメッセージは表示されません。
エラー処理クリア | 先に設定されたエラー処理の設定をクリアします。 |
---|---|
エラー時に指定番号へ移動する | エラーが派生した場合に指定した操作番号へ移動します。 |
エラー時に操作セットを呼び出す | エラーが発生した場合に、作成済みの別の操作セットを呼び出します。呼び出し後に復帰する操作番号の設定が必要です。 |
上図の自動操作セットでは、操作番号2~3で操作番号1のエラー処理が有効となっているため、エラーが起こった場合はエラーメッセージが表示されずに操作番号7に移動します。操作番号4でその設定が解除されるため、操作番号5~6でエラーが起こった場合はエラーメッセージが表示され、処理が止まります。
自動操作終了
自動操作を終了します。この操作を使用しなくても、操作セットが最後まで実行されると自動操作は終了します。
操作の詳細設定
プルダウンで操作セット終了の動きを設定します。設定できる項目は下表をご覧ください。
この操作セットのみ終了します | 自動操作終了ステップを含む操作セットのみ終了します。 |
---|---|
全ての操作セットを終了します | 操作セット呼び出しで別タスクから呼び出されている場合、呼び出し元の操作セットも終了します。 |
MICHIRU RPAを終了します | MICHIRU RPA のアプリケーションも終了します。 |
ファイル・ディレクトリ
ファイル起動
指定したファイルやプログラムなどを起動する機能です。
操作の詳細設定
下図の赤枠で起動するファイルを指定します。ファイルの他にプログラム名、実行ファイル、ホームページのURL などを指定して起動する事が可能です。
例:「excel」で Excel 起動
「chrome」で Chrome ブラウザ起動
「msedge.exe」で Edge ブラウザ起動
「https://michiru.co.jp/」で MICHIRU RPA のホームページ表示
パラメータが必要な場合は緑枠に入力します。ホームページを表示する場合は、起動ファイルにブラウザ名、パラメータ欄にURL 指定して開くこともできます。作業ディレクトリを指定したい場合は、青枠にパスを入力します。画面を最大化して起動したい場合は「画像を最大化して起動」にチェックを付けてください(ピンク枠)
ファイル・ディレクトリリスト取得
指定したディレクトリ内のファイル・ディレクトリ一覧を取得する機能です。
操作の詳細設定
「対象」をプルダウンで選択します。選択できる項目は下表1のとおりです。
ファイル | 指定したディレクトリ内に存在するファイル名一覧を取得します。 |
---|---|
ディレクトリ | 指定したディレクトリ内に存在するディレクトリ名一覧を取得します。 |
ファイルパス | 指定したディレクトリ内に存在するファイルのパス一覧を取得します。 |
ディレクトリパス | 指定したディレクトリ内に存在するディレクトリのパス一覧を取得します。 |
「取得場所」でフォルダを指定します。絞り込みを行いたい場合は、「絞込み」欄にファイルの一部を記載します(例:.pdf .txt 等)※ ファイル名に指定の文字が含まれるもののみを対象とします。
「並び順」のプルダウンで取得する一覧の並び順を指定します。選択できる並び順は下表2のとおりです。
名称(昇順) | ファイル名やフォルダ名を昇順で取得します。 |
---|---|
名称(降順) | ファイル名やフォルダ名を降順で取得します。 |
更新日時(昇順) | ファイル名やフォルダ名を更新日時の昇順で取得します。 |
更新日時(降順) | ファイル名やフォルダ名を更新日時の降順で取得します。 |
「保存先」に取得したリストを保存するデータ保存先を指定します。
ディレクトリ作成
指定した場所にディレクトリ(フォルダ)を作成する機能です。
操作の詳細設定
「作成場所」欄に、新規ディレクトリ名を含んだディレクトリパスを指定します。同じ名称のディレクトリが既に存在している場合は、新しいディレクトリは作成されません。
下図は「ドキュメント」ディレクトリ内に新しく「test」という名称のディレクトリを作成する例です。
ファイル書込み
ファイルにテキストを書き込む機能です。
操作の詳細設定
「ファイル」欄に書き込むファイルのファイルパスを指定します。すでにファイルが有る場合は上書きします。「文字Code」欄のプルダウンで文字コード(Shift_JIS、EUC‑JP、Unicode(UTF‑8)、Unicode(UTF‑16)、Unicode(UTF‑16,big endian) )を指定します。「書込内容」欄にファイルに書き込む内容を指定します。
ファイル読込み
ファイルからテキストデータを読み込む機能です。
操作の詳細設定
「ファイル」欄に読み込むファイルのパスを指定します。「文字Code」欄のプルダウンで文字コード(Shift_JIS、EUC‑JP、Unicode(UTF‑8)、Unicode(UTF‑16)、Unicode(UTF‑16,big endian) )を指定します。「保存先」にファイルから読み込んだ内容を保存するデータ保存先を指定します。
ファイル・ディレクトリコピー
ファイルまたはディレクトリをコピーする機能です。ディレクトリを指定した場合、ディレクトリ内のファイルおよびサブフォルダもすべてコピーします。
操作の詳細設定
「対象」のプルダウンで「ファイル」か「ディレクトリ」を選択し、「コピー元」「コピー先」にはパスを指定します。
「コピー先にファイルが存在する場合」のプルダウンで、コピー先に指定したファイルやディレクトリがすでに存在する場合の動作を指定します。「対象」に設定した項目によって選択できる項目が異なります。「ファイル」の場合に選択できる項目は下表1、「ディレクトリ」の場合に選択できる項目は下表2のとおりです。
コピー元ファイルで上書き | コピー先のファイルをコピー元のファイルで上書きします。操作前にコピー先に存在していたファイルは全てなくなります。 |
---|---|
処理をスキップ | 同名のファイルはコピーしません。 |
エラー停止 | エラーとし、処理を停止します。 |
コピー先にまとめる | コピー元のディレクトリの内容をコピー先のディレクトリに統合します。操作前にコピー先に存在していたディレクトリのうち名称が重複するものは上書きされ、重複しないものは残ります。 |
---|---|
コピー先をクリアしコピー元の内容で書換え | コピー先のディレクトリの内容をクリアし、コピー元の内容で書き換えます。操作前にコピー先に存在していたディレクトリは全てなくなります。 |
処理をスキップ | 同名のディレクトリはコピーしません。 |
エラー停止 | エラーとし、処理を停止します。 |
下図は「ドキュメント」ディレクトリにある「test.txt」を「test-copy.txt」にコピーする例です。
ファイル・ディレクトリ移動
ファイルまたはディレクトリを移動する機能です。ディレクトリを指定した場合、ディレクトリ内のファイルおよびサブフォルダもすべて移動します。
設定方法はファイル・ディレクトリコピーをご参照ください。
ファイル・ディレクトリ削除
ファイルまたはディレクトリを削除する機能です。ディレクトリを指定した場合、ディレクトリ内のファイルおよびサブフォルダもすべて削除します。
操作の詳細設定
「対象」のプルダウンで「ファイル」か「ディレクトリ」を選択し、「削除対象」には削除したいファイルやディレクトリのパスを指定します。
「削除方法」のプルダウンで選択できる項目は下表のとおりです。
完全に削除 | 対象のファイル・ディレクトリを完全に削除します。削除後に復元することはできません。 |
---|---|
ゴミ箱に移動 | 対象のファイル・ディレクトリをゴミ箱に移動します。削除後にゴミ箱から復元することが可能です。 |
下図は「ドキュメント」ディレクトリにある「test.txt」を削除する例です。
ZIPファイル作成
ファイルまたはディレクトリを圧縮し、ZIP ファイルを作成する機能です。
操作の詳細設定
「圧縮対象」にファイルおよびディレクトリのパスを指定します。区切文字で連結すると複数のファイル・ディレクトリを指定することができます。「区切文字」には、複数のファイル・ディレクトリを指定する場合の区切文字(改行、カンマ( , )、TAB)を指定します。1 つのファイル・ディレクトリを圧縮する場合、初期値から変更する必要はありません。「ZIP」名に出力するZIP ファイルのパスを指定します。指定されたファイルパスの拡張子が「.zip」でない場合、拡張子を「.zip」に変更します。
ZIPファイル解凍
ZIPファイルを解凍する機能です。
操作の詳細設定
「解凍対象」にZIP ファイルのパスを、「解凍先」にディレクトリパスを指定します。存在しないディレクトリが指定された場合、そのディレクトリを作成し、ZIP ファイルの内容を解凍します。
下図は「ドキュメント」ディレクトリにある「test.zip」を同ディレクトリに解凍する例です。
特殊ディレクトリ取得
Windows で定義されている様々なディレクトリのパスを取得する機能です。
「対象」のプルダウンでディレクトリの種別を指定します。選択できる項目は下表とおりです。
DESKTOP FAVORITES FONTS PERSONAL PROGRAM_FILES PROGRAMS STARTUP WINDOWS | SENDTO APPDATA TEMPLATES COMMON_STARTMENU COMMON_PROGRAMS COMMON_DESKTOPDIRECTORY COMMON_APPDATA COMMON_DOCUMENTS | COMMON_PICTURES COMMON_FAVORITES COMMON_ADMINTOOLS ADMINTOOLS LOCAL_APPDATA SYSTEM PROGRAM_FILES_COMMON PROFILE |
「保存値」に取得できるディレクトリパスがプレビューされます(編集できません)。「保存先」にディレクトリパスを保存するデータ保存先を指定します。
ブラウザ操作
クリック
「マウス操作」「クリック」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
テキスト入力
「テキスト操作」「テキスト入力」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
選択項目を設定
「テキスト操作」「選択項目を設定」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
チェックを設定
「テキスト操作」「チェックを設定」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
要素情報を取得
「テキスト操作」「要素情報を取得」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
要素数を取得
「テキスト操作」「要素数を取得」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
JavaScript実行
MICHIRU browser で表示されているウェブページに対して JavaScript を実行する機能です。JavaScript を用いて自由度の高い操作を作成することができます。実行には JavaScript の知識が必要です。
操作の詳細設定
「JavaScript」欄に実行する JavaScript コードを記述します。複数行の長いコードを記述する場合は、右側の鉛筆マークをクリックしてください。コードは””(ダブルクォーテーション)で、コード内での文字列は”(シングルクォーテーション)で囲みます。
「保存先」にはJavaScript 内で返す値を保存するデータ保存先を指定します。 JavaScript 内で Console.log などを実行すると、引数がここで指定したデータ保存先に保存されます。
MICHIRU browser操作
MICHIRU RPA 専用 Web ブラウザ「MICHIRU browser」を使用した操作です。Web ページの操作を自動化するために使用します。MICHIRU browser の詳しい操作方法や Xpath については、MICHIRU browser の使用方法とXpath を御覧ください。
MICHIRU browserを開く
MICHIRU browser を起動する機能です。
操作の詳細設定
「開くURL」欄に URL を指定します。URL を指定しない場合、ホーム画面を開きます。新しいページで開きたい場合は、「新規ページで開く」にチェックを付けます。また、画面を最大化した状態で開きたい場合は「画面を最大化して起動」にチェックを付けます。
クリック
「マウス操作」「クリック」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
テキスト入力
「テキスト操作」「テキスト入力」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
選択項目を設定
「テキスト操作」「選択項目を設定」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
チェックを設定
「テキスト操作」「チェックを設定」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
要素情報を取得
「テキスト操作」「要素情報を取得」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
要素数を取得
「テキスト操作」「要素数を取得」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
JavaScript実行
「ブラウザ操作」「JavaScript実行」と同じ操作です。設定方法はそちらをご覧ください。
ページを閉じる
MICHIRU browser で開いているページを閉じる機能です。
MICHIRU browser で複数のページを開いている場合、開いている別のページに遷移します。MICHIRU browser で開いているページが1つだけの場合、ホーム画面に遷移します。
ダウンロードリスト取得
MICHIRU browser にダウンロードしたファイルのリストを取得する機能です。
「保存先」に取得したファイルを保存するデータ保存先を指定します。指定したデータ保存先には、ダウンロードしたファイルのフルパスがダウンロード日時の降順で改行区切りで格納されます。
ページ取得(全体テキスト)
MICHIRU browser 上にて、ウェブページに表示されているテキストすべてを取得する機能です。
「保存先」に取得したテキストを保存するデータ保存先を指定します。
ページ取得(スナップショット)
MICHIRU browser で表示されている画面を画像ファイル(ビットマップ)として保存する機能です。
「保存先」に保存する画像ファイルのファイルパスを指定します。MICHIRU RPA の「データ保存先」には保存できません。
ページ取得(全体PDF)
MICHIRU browser で表示されている画面を PDF ファイルとして保存する機能です。設定方法はページ取得(スナップショット)をご参照ください。
ページ印刷
MICHIRU browser で表示されているウェブページを対象に印刷ダイアログを開く機能です。
認証情報を設定
MICHIRU browser で表示されている Basic 認証の画面に対し、認証を試行する機能です。
「ユーザー名」に認証に使用するユーザー名を、「パスワード」に認証に使用するパスワードを指定します。
ダウンロード設定
MICHIRU browser でファイルをダウンロードする際の動作を設定する機能です。
操作の詳細設定
「ダウンロードディレクトリ」欄にダウンロードしたファイルを保存するフォルダのパスを指定します。ファイルをダウンロードした後にそのファイルを開きたい場合は、「ダウンロード後に開く」にチェックを付けます。ダウンロード時に同名のファイルがある場合に重複しない名前で保存したい場合は、「重複ファイル名を変更する」にチェックを付けます。これらの設定はMICHIRU browser に保存され、設定を変更しない限り引き継がれます。
通知
メッセージ表示
ポップアップ画面でメッセージを表示する機能です。
「メッセージ表示」欄に表示するメッセージを指定します。
音声読み上げ
指定した内容を音声で読み上げる機能です。
「音声読み上げ」欄に音声で読み上げさせたい文章を指定します。「速度」バーで読み上げる速度を指定します。
LINE送信
LINE を使ってメッセージを送信する機能です。あらかじめ、LINE Notify への登録が必要です。
MICHIRU RPA では LINE Notify の機能を用いた通知機能を提供しておりましたが、LINE Notify サービス終了に伴い、2025年3月31日を以て「LINE送信」の操作で通知を送ることはできなくなりますのでご注意ください。
LINE Notify 登録方法
スマートフォンの LINE アプリで QR コードを読み取り、友達追加を行います( LINE アカウントを持っている必要があります)。下図はスマートフォンでの操作の例です。
ブラウザでログインして LINE トークンを取得します。
- メールアドレスとパスワードを入力してログインします。ログインできない場合は、スマートフォンのLINE アプリで、設定→ アカウント→ ログイン許可で、許可を行ってください。
- 「トークンを発行する」をクリックします。
- トークン名、通知先(トークルーム)を指定して、トークンの発行を行います。トークルームには、現在利用しているグループが表示されます。
- トークンが発行されたら、トークンをコピーします。トークンの再表示はできませんのでご注意ください。このトークンを、MICHIRU RPA の「LINE トークン(送付先)」に貼り付けます。
送信内容の設定
- メッセージのみ
-
- メッセージタブをクリックします。
- 送信するメッセージを指定します。
- 送信先の LINEトークンを指定します。
- スタンプとテキスト
-
- スタンプタブをクリックします。
- 対象のスタンプのパッケージID とスタンプID を入力します。送信可能なスタンプはこちらをご確認ください。
- 送信するメッセージを指定します。
- 送信先の LINEトークンを指定します。
- 画像とテキスト
-
- 画像タブをクリックします。
- 送信する画像のパスを指定します。
- 送信するメッセージを指定します。
- 送信先の LINEトークンを指定します。
Chatwork送信
Chatwork にメッセージを送信する機能です。Chatwork アカウントが必要です。
API トークンと roomid の確認方法
- API トークンの発行方法
-
Chatwork 画面右上にある利用者名をクリックすると表示されるメニューから、「サービス連携」を選択します。その後表示される画面の「API トークン」ページのコピーボタンをクリックします。このトークンを MICHIRU RPA の「API トークン」に貼り付けてください。
詳しくは Chatwork のウェブサイト「API トークンを発行する」をご覧ください。
- roomid の確認方法
-
グループチャットの URL 末尾の数字です。詳しくは Chatwork ウェブサイト「ルームIDを確認する」をご覧ください。
例:以下の「********* 」の箇所
https://www.chatwork.com/#!rid*********
送信内容の設定
- テキストのみ送信
-
- メッセージタブをクリックします。
- 送信するメッセージを指定します。
- API トークンを指定します。
- 送信先 roomid を指定します。
- ファイルを添付してテキストを送信
-
- ファイル添付タブをクリックします。
- 送信するファイルのパスを指定します。
- 送信するメッセージを指定します。
- API トークンを指定します。
- 送信先 roomid を指定します。
関数/スクリプト
データ保存
指定のデータ保存先に値を格納する機能です。
- 保存したい値を指定します。
- 値の格納先を指定します。
HTMLリンクリスト取得
指定したウェブページに含まれるリンク URL の一覧を取得する機能です。
- リンク一覧を取得したいウェブページの URL を指定します。
- 絞り込みを行いたい場合、URL 名の一部を記載します。ただし、URL 名に指定の文字が含まれるもののみを対象とします。
- 値の格納先を指定します。
文字カット
変換元に指定した項目から、指定文字部分を取り出す機能です。
- 文字カットを行いたい文字列を指定します。
- 取得したい文字の開始位置を指定します。上図は、4文字目から取得する場合の例です。
- 開始位置から必要な文字数を指定します。指定しない場合は、開始位置から全ての文字を取得します。
- 値の格納先を指定します。
住所分割
変換元に指定した項目から、住所を都道府県、市区町村、それ以降を分割する機能です。
- 住所分割を行いたい文字列を指定します。
- 都道府県名の格納先を指定します。
- 市区町村名の格納先を指定します。
- それ以降の格納先を指定します。
日付取得
対象日付に指定した項目から、指定の形式で日付を取得する機能です。数日後の日付や月末など、さまざまな日付を取得する方法はこちらをご参照ください。
- 日付変換を行いたい日付項目を指定します。日付形式指定となります。20200401 のような文字列だと、変換できません。直接指定する場合は、”2020/04/01” のようにダブルクォーテーションで囲んでください。
- 取得したい日付形式を指定します。
・元号○○ 年△△ 月□□ 日(和暦)
・〇〇〇〇年△△ 月□□ 日(西暦)
・〇〇〇〇/△△/□□(西暦)
・〇〇〇〇△△□□(西暦)
・直接指定(指定式に変換フォーマットを指定) - 直接指定の場合に、変換フォーマットを指定します。(VBScript でのフォーマット指定)
- 変換後の内容がサンプル表示されます。
- 変換後の日付の格納先を指定します。
フリガナ取得
指定した項目からフリガナを取得する機能です。
- フリガナを取得したい項目を指定します。漢字、ひらがな、カタカナからフリガナを取得します。
- 取得したいカナ形式を指定します。
・フリガナ(半角)
・フリガナ(全角)
・ふりがな - 値の格納先を指定します。
追加スクリプト
VBScript ファイル内の関数を実行する機能です。
- 用意された VBScript から選択します。それ以外にも、作成した VBScript ファイルの追加が可能です。その場合、VBScript ファイルは、インストールフォルダの script フォルダに配置します。script フォルダは、ツールタブの「スクリプトファイル保存ディレクトリを開く」ボタンを押すと開きます。
- 選択したスクリプトファイル内から、利用する関数(メソッド)を指定します。
- 選択した関数(メソッド)で必要なパラメータを指定します。
標準で用意されている追加スクリプト
各操作の詳細設定は、MICHIRU RPA タスク詳細タブ右側のスクリプト説明をご確認ください。
- 日付関係
-
日付入力 日付の入力ボックスを表示します。入力された日付を指定のデータ保存先に保存します。 昨日の日付 昨日の日付を取得し、指定のデータ保存先に保存します。 日付の間隔 2つの日付の間隔を取得し、指定のデータ保存先に保存します。取得する時間単位を次のように指定できます。
yyyy 年
m 月
d 日
w 週
h 時
n 分
s 秒曜日や祝日の判定 休日リストをもとに、曜日、祝日の判定結果を数字で返します。休日リストファイル(holiday.txt)はスクリプトタブ内のスクリプトファイル保存ディレクトリに入っていますので、コピー、編集後、別のフォルダへ移してご使用ください。 - Excel 操作
-
シートを選択 Excel のシートを選択します。 セルを選択 Excel のセルを選択します。 シートを指定したセル選択 Excel シートを指定してセルを選択します。 選択セルを移動 アクティブセルの位置を指定した数だけ移動します。移動数に非表示のセルを含みます。 選択セルを表示されたセル間で移動 アクティブセルの位置を指定した数だけ移動します。移動数に非表示のセルを含みません。 セルの値を取得 Excel のセルまたは範囲の値を取得します。非表示のセルの値も取得されます。 表示中セルの値を取得 表示中の Excel のセルの値または範囲を取得します。非表示のセルの値は取得されません。 セルの書式設定済テキストを取得 Excel のセルまたは範囲の書式設定済テキストを取得します。非表示のセルの値も取得されます。 表示中セルの書式設定済テキストを取得 表示中の Excel のセルまたは範囲の書式設定済テキストを取得します。非表示のセルの値は取得されません。 セルに値を入力 Excel の指定セルまたは範囲に値を入力します。 行を挿入 指定位置に行を挿入します。 列を挿入 指定位置に列を挿入します。 セルの文字色を取得 Excel セルの文字色を取得します。 セルの背景色を取得 Excel セルの背景色を取得します。 セルの文字色を設定 Excel セルの文字色を設定します。 セルの背景色を設定 Excel セルの背景色を設定します。 マクロを実行 作成済みのマクロを実行します。 Excel 起動確認 Excel が起動されているかを確認します。 - ファイル・ディレクトリ
-
アプリケーションの実行 指定したアプリケーションを実行します。 ディレクトリの存在チェック 指定したディレクトリの有無を数字で返します。 ファイルの存在チェック 指定したファイルの有無を数字で返します。 ファイル読込み テキストファイルを読み込み、データ保存先に保存します。 ファイル読込み(文字コード指定) 文字コードを指定してテキストファイルを読み込み、データ保存先に保存します。 ファイル書込み テキストファイルに書き込みます。 ファイル書込み(文字コード指定) 文字コードを指定してテキストファイルを書き込みます。 ファイルコピー ファイルを上書きコピーします。 ファイル移動 指定したファイルを移動します。 ファイル削除 指定したファイルを削除します。 ファイル名取得 指定したファイルパスからファイル名だけを取得し、データ保存先に保存します。 拡張子取得 指定したファイルの拡張子を取得し、データ保存先に保存します。 サブディレクトリ一覧を取得 指定したディレクトリ内のサブディレクトリの一覧を取得し、データ保存先に保存します。 指定ファイルサイズのファイル一覧を取得 指定したファイルサイズの範囲に該当するファイル一覧を取得し、データ保存先に保存します。 - 通知
-
メッセージ表示 指定したメッセージをポップアップで表示します。 メール送信 メールを送信します。SMTPサーバ名、SMTPポート等の設定が必要です。不明の場合はネットワーク管理者にお尋ねください。 - 地図
-
2地点間の距離 緯度経度から2点間の距離を算出します。(ヒュベニの公式を使用) - 文字列操作
-
検索文字列を含む数 対象文字列内に指定文字列が含まれる数を返します。 文字列中の特定文字列を置換 対象文字列から指定した文字列を探し、別の文字列に入れ替えた文字列を返します。 変換ファイルを使い文字列を置換 変換ファイルを使い文字列を置換して返します。変換ファイルのA列には置換対象の文字列を入力し、B列には置換後の文字列を入力します。変換ファイルサンプル(文字変換.csv)はスクリプトタブ内のスクリプトファイル保存ディレクトリに入っていますので、コピー、編集後、別のフォルダへ移してご使用ください。 文字列両端の空白等を削除 対象文字列両端の空白、改行、Tabを削除した文字列を返します。 検索文字列までカット 対象文字列から最初の検索文字列を探し、発見位置直前までの文字列をカットして返します。 文字列のバイト長を取得 対象文字列のバイト長を返します。 全角文字の有無を確認 対象文字列に全角文字が含まれているかを判定します。 リストから指定番号文字列を取得(カンマ区切り) カンマ区切り文字列リストから指定番号の文字列を取得します。 リストから指定番号文字列を取得(区切り文字指定) 区切り文字を指定して、文字列リストから指定番号の文字列を取得します。 文字列リストの要素数を取得 文字列リストの要素数を取得します。 文字列リストから検索文字列を含むリストに絞込み 文字列リストから検索文字列を含むリストに絞込みます。 文字列リストから検索文字列の番号を取得 文字列リストから検索文字列の番号を取得します。 文字列リストを並べ替え 文字列リストを並べ替えます。 開始文字列と終了文字列の間の文字列を取得 対象文字列から開始文字列と終了文字列の間の文字列を取得します。 文字列の存在を確認 文字列の存在を確認します。 - Window 情報
-
アクティブ Window の CLASS を取得 アクティブ Window の CLASS を返す アクティブ Window のタイトルを取得 アクティブ Window のタイトルを返します。 Window の存在を確認する Window の存在を確認します。
その他の追加スクリプト
その他、必要に応じて追加し利用できるスクリプト(拡張機能)もご用意しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
その他
カーソル基準移動
指定した操作番号のカーソル基準位置を移動する機能です。
- 移動する操作番号を指定します。
- 移動する縦横の移動量を指定します。
OCR読取
OCR (光学式文字認識) を使用して画面上のテキストを読み取る機能です。この機能を利用するには、Microsoft PowerToys のインストールが必要です。
Power Toysのインストール
Power Toys はこちらのページから無料でダウンロードできます(Microsoft のサイトへ)。ダウウンロード後、お使いのパソコンへインストールしてください。
OCR 読取機能を利用する前に Power Toys を起動しておく必要があります。Windows メニューから Power Toys を手動で起動するか、パソコン起動時に自動で起動するようご設定ください(下図参照)。
操作位置の設定方法
- キー画像取得モードの場合
-
画像/エレメント取得ショートカットキーを押して画像を取得します。編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、読み取りたい範囲を右ドラッグで指定します。下図は、「MICHIRU-RPA操作マニュアル」を探し(オレンジの枠で囲われた範囲)、その画像から下に離れた場所(赤い枠で囲われた範囲)をドラッグする設定例です。
- エレメント取得モードの場合
-
エレメント取得ショートカットキーを押した後、操作選択ボックスから「その他」「OCR読取り」に変更します。または、対象のエレメントにカーソルを合わせて右クリックし、メニューから「その他」「OCR読取り」を選択します。
エレメント取得後に編集画面を開き、読み取りたい範囲を右ドラッグで指定します。
操作の詳細設定
「保存先」に読み取ったデータの格納先を指定します。「読み取れなかった場合」のプルダウンで、データが読み取れなかった場合の動きを指定します。
<何もしない> | そのまま処理が継続されます。 |
---|---|
読み取れない場合に指定番号へ移動する | 指定した操作番号へ移動します。 |
読み取れない場合に操作セットを呼び出す | 保存済みの操作セットを呼び出して実行します。 |