MICHIRU RPA 利用端末の移行手順

MICHIRU RPAの利用端末を新しいPCへ移行する際に必要な手順やバックアップ方法を解説します。
PC交換時や新PC導入時に、利用環境を引き継ぐための参考にしてください。
解説では、これまで利用していた端末を旧PC、移行先の端末を新PCと表記しています。

旧PCで行う作業

STEP
ローカルに保存されている自動操作セットをエクスポートする

旧PCのローカルに保存されている自動操作セットのうち、新PCに移行したい自動操作セットを外部ストレージ(社内共有フォルダやUSBメモリ等)へ保存します。
旧PCが複数台ある場合は、それぞれのPCでエクスポートが必要です。

  1. MICHIRU RPAの「その他」タブ を表示します。
  2. 新PCに移行する自動操作セットをクリックして選択します。
    ※ すべての自動操作セットをエクスポートする場合は、自動操作セットの一覧画面でCtrl+Aを押して全選択できます。
  3. 「エクスポートディレクトリ」に保存先の外部ストレージのパスを設定します。
  4. 「エクスポート」ボタンをクリックします。
STEP
拡張機能(スクリプト)ファイルのバックアップ

旧PCで拡張機能(スクリプト)をご利用の場合、外部ストレージ(社内共有フォルダやUSBメモリ等)へ保存してください。

  • MICHIRU RPAの「スクリプト」タブ を表示します。
  • 「スクリプトファイル保存ディレクトリを開く」をクリックします。
  • 表示されたフォルダから、拡張機能として追加したスクリプトファイルをコピーして、外部ストレージへ保存します。
    ※ どのスクリプトファイルを追加していたか不明な場合は、上記フォルダ内のファイルをすべてコピーしておきます。
STEP
旧PCを最新バージョンへアップデート(旧PCで共用自動操作セットをご利用していた場合のみ)

    すでに旧PCが最新バージョンの場合は、本手順は不要です。
    また、旧PCが複数ある場合は、そのうち1台をアップデートしてください。全台をアップデートする必要はありません。

    アップデート(インストール)の手順はこちらをご覧ください。



    次のいずれかに該当する場合は、共用自動操作セットを使用している状態です。

    • 「その他」タブ > 「共用自動操作セット保存ディレクトリ」にパスが設定されている
      共用自動操作セット保存ディレクトリ
    • 自動操作セット選択画面に「共用自動操作セット」が表示されている
      自動操作セット選択画面に表示された共用自動操作セットグループ

    新PCで行う作業

    STEP
    最新バージョンのMICHIRU RPAをインストールする

    最新バージョン(STEP3でインストールしたバージョンと同バージョン)をインストールします。
    インストール手順はこちらをご覧ください。

    STEP
    拡張機能(スクリプト)ファイルを移行する

    STEP2で保存したスクリプトファイルを新PCのスクリプトファイル保存ディレクトリに移行します。

    • MICHIRU RPAの「スクリプト」タブ を表示します。
    • 「スクリプトファイル保存ディレクトリを開く」をクリックします。
    • 表示されたフォルダに、STEP2で保存した外部ストレージからスクリプトファイルをコピー(または移動)します。
      ※ 新PCに同じ名称のスクリプトファイルが存在する場合はコピー(または移動)をスキップします。
    STEP
    ローカル用自動操作セットをインポートする

    STEP1でエクスポートした自動操作セットを新PCにインポートします。

    • MICHIRU RPAの「その他」タブを表示します。
    • インポート先のグループを選択し、「ここにインポート」をクリックします。
    • インポートファイルの選択画面が表示されたら、STEP1で保存した自動操作セットファイルを選択して、「開く」をクリックします。
      ※ すべての自動操作セットをインポートする場合は、Ctrl+Aを押して全選択します。
    STEP
    共用自動操作セット保存ディレクトリの設定(※ 旧PCで共用自動操作セットを利用していた場合のみ)

    旧PCで設定していた共用自動操作セットの保存ディレクトリを新PCに設定します。

    • MICHIRU RPAの「その他」タブを表示します。
    • 「共用自動操作セット保存ディレクトリ」に、共用自動操作セットを保存しているフォルダのパスを設定します。