操作メニュー一覧

各操作の詳細設定は拡張画面で行います。操作対象画面や操作の場所を特定するために必要な設定等、各操作に共通する内容は各操作の詳細設定をご覧ください。

目次

基本機能

コメント

処理内容の見出しタイトルや操作の区切りとしてコメントを表示できる機能です。

コメント欄に入力した内容が青文字で表示されます。下図は、初期処理というコメントを設定した例です。コメント内容は自動操作に影響しません。

指定した画像が見つかるまで、操作を待機する機能です。

画像操作情報編集画面を開き、探したい画像範囲(キー画像)を左ドラッグで指定します。下図は、オレンジの枠で囲われた範囲(Googleロゴ)が見つかるまで操作を待機する設定例です。

マウス操作

クリック

指定した場所をマウス左ボタンでクリックする機能です。

画像操作情報編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、クリック位置を右クリックで指定します。下図は、MICHIRU RPA のロゴを探し(青いで囲われた範囲)、その画像から右下に離れた場所(赤い十字の位置)をクリックする設定例です。

ダブルクリック

指定した場所をマウス左ボタンでダブルクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。

トリプルクリック

指定した場所をマウス左ボタンでトリプルクリックする機能です。文章1文を選択する際に便利です。設定方法はクリックをご参照ください。

ドラッグ

指定した場所をマウス左ボタンでドラッグする機能です。

画像操作情報編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、ドラッグしたい範囲を右ドラッグで指定します。下図は、「RPAとは ABOUT RPA」を探し(オレンジの枠で囲われた範囲)、その画像から下に離れた場所(赤い枠で囲われた範囲)をドラッグする設定例です。

右クリック

指定した場所をマウス右ボタンでクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。

右ダブルクリック

指定した場所をマウス右ボタンでダブルクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。

右ドラッグ

指定した場所をマウス右ボタンでドラッグする機能です。設定方法はドラッグをご参照ください。

中央クリック

指定した場所をマウス中央ボタンでクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。

中央ダブルクリック

指定した場所をマウス中央ボタンでダブルクリックする機能です。設定方法はクリックをご参照ください。

中央ドラッグ

指定した場所をマウス中央ボタンでドラッグする機能です。設定方法はドラッグをご参照ください。

マウスホイール

指定した場所でマウスホイールを回転させる機能です。

詳細設定

マウスホイールの回転方向とスクロール量を下図の赤枠部分で設定します。Ctrlキー、Shiftキー、Altキーを押しながらスクロールしたい場合はチェックボックスをONにしてください。

キー画像と操作位置の設定

マウスホイールを回転させる際のカーソルの位置を指定するため、画像操作情報編集画面を開きます。目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、マウスホイールを回転させたい場所を右クリックで指定します。

上図は、Wordのメニューバー「レイアウト~校閲」を探し(オレンジの枠で囲われた範囲)、その画像から下に離れた場所(赤い十字の位置)でマウスホイールを下方向に回転させる設定例です。

画像検索スクロール

指定した画像が見つかるまでマウスホイールを回転させる機能です。

データ保存先の準備

あらかじめ、検索したい画像をデータ保存先に保存しておきます。画像範囲編集画面で検索したい画像の範囲を左ドラッグで指定すると、下図の赤枠部分のように切り取られた状態で画像が保存されます。

詳細設定

  1. あらかじめデータ保存先に保存しておいた検索対象の画像を指定します。2つ設定した場合は、両方が画面内に見つかるまでスクロールを続けます。
  2. マウスホイールの回転方向とスクロール量を下図の赤枠部分2で設定します。実行した際のスクロール量を記憶して次回以降の操作速度を上げることも可能です。その場合は、スクロール量を記憶チェックをONにしてください。

キー画像と操作位置の設定

マウスホイールでスクロールを行う際のカーソルの位置を指定するため、画像操作情報編集画面を開きます。スクロールを行う前の画面を取り込んだ後、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、マウスホイールを回転させたい場所を右クリックで指定します。

上図は、緑色のマーク(オレンジの枠で囲われた範囲)を探し、その画像から上に離れた場所(赤い十字の位置)でマウスホイールを下方向に回転させる設定例です。ここで指定するのは検索対象画像ではないのでご注意ください。

キーボード操作

キー入力

指定した場所にタイピングキー入力を行う機能です。主に、BackspaceやDeleteキーやショートカットキーの入力に使用します。

詳細設定

  1. キー入力直前の操作を選択します。選択できる項目は下表のとおりです。
  2. キーボードでキーを直接入力します。入力を間違えた場合は赤枠部分4のキー入力クリアをクリックしてください。
  3. キー入力の間隔を設定します。複数のキー入力を設定する際に使用します。
直前のカーソル操作なしキー入力直前にはカーソル操作は行いません。
直前にカーソル移動キー入力直前に指定した場所にカーソルを移動します。
直前にクリックキー入力直前に指定した場所をクリックします。
キー入力直前の操作として設定できる項目

キー画像と操作位置の設定

直前にカーソル操作を指定する場合、画像操作編集画面にてカーソルの位置を設定します。目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、カーソルの位置を右クリックで指定します。

上図は、Wordのメニューバー「レイアウト~校閲」を探し(オレンジの枠で囲われた範囲)、その画像から下に離れた場所(赤い十字の位置)でクリックした後、Backspaceを4回入力する操作の設定例です。

テキスト入力

指定した場所にテキストを入力する機能です。

詳細設定

  1. テキスト入力直前の操作を選択します。選択できる項目は下表1のとおりです。
  2. 入力するテキストを設定します。データ保存先に保存されたテキストを貼り付ける場合は、入力テキスト欄右側の鉛筆マークから該当のデータ保存先を指定してください。
  3. 入力後の動きや入力方法を設定できます。使用する際はチェックをONにしてください。それぞれの項目についての説明は下表2をご覧ください。
直前のカーソル操作なしキー入力直前にはカーソル操作は行いません。
直前にカーソル移動キー入力直前に指定した場所にカーソルを移動します。
直前にクリックキー入力直前に指定した場所をクリックします。
表1 テキスト入力直前の操作として設定できる項目
入力後にTab移動テキスト入力後、Tabキーが自動で入力されます。次の入力欄に移動する際に便利です。
入力後にEnterを入力テキスト入力後、Enterキーが自動で入力されます。
入力前にF2を入力(Excelセル編集)テキスト入力前にF2キーが自動で入力されます。Excelのセル編集をする際に便利です。
ペースト機能で入力テキストをまとめて入力します。ショートカットキー「Ctrl+V」と同じ動きです。長い文字列でも一括で入力されるため、操作のスピードが上がります。1文字ずつ入力したい場合はOFFにしてください。
表2 テキスト入力後の動き

キー画像と操作位置の設定

直前にカーソル操作を指定する場合、画像操作編集画面にてカーソルの位置を設定します。目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、カーソルの位置を右クリックで指定します。

上図は、Wordのメニューバー「レイアウト~校閲」を探し(オレンジの枠で囲われた範囲)、その画像から下に離れた場所(赤い十字の位置)でクリックした後、test という文字列を1文字ずつ入力する操作の設定例です。

パスワード入力

機能はテキスト入力と同じですが、入力テキストの内容は設定画面に表示されません。パスワードを入力する際に便利です。設定方法はテキスト入力をご参照ください。

全選択コピー

指定した場所ですべてを選択してコピーする機能です。ショートカットキー「Ctrl+A(全選択)」+「Ctrl+C(コピー)」と同じ動きです。

範囲選択コピー

指定した範囲をコピーする機能です。ショートカットキー「Ctrl+C(コピー)」と同じ動きです。

画像操作情報編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、ドラッグしたい範囲を右ドラッグで指定します。

上図は、Wordのメニューバー「レイアウト~校閲」を探し(オレンジの枠で囲われた範囲)、その画像から下に離れた場所(赤い枠で囲われた範囲)を範囲選択コピーする設定例です。

貼り付け

指定した場所にコピー内容を貼り付ける機能です。ショートカットキー「Ctrl+V(貼付け)」と同じ動きです。

詳細設定

コピー内容を貼り付ける直前の操作を選択します。

直前のカーソル操作なしコピー内容を貼り付ける直前にはカーソル操作は行いません。
直前にカーソル移動コピー内容を貼り付ける直前に指定した場所をクリックします。
直前にクリック直前にカーソル操作を指定する場合、画像操作編集画面にてカーソルの位置を設定します。目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、カーソルの位置を右クリックで指定します。

キー画像と操作位置の設定

画像操作情報編集画面を開き、目印となる画像範囲(キー画像)を左ドラッグで、貼り付けたい場所を右クリックで指定します。

上図は、Wordのメニューバー「レイアウト~校閲」を探し(オレンジの枠で囲われた範囲)、その画像から下に離れた場所(赤い十字の位置)でクリックした後、コピー内容を貼り付ける操作の設定例です。

実行順の制御

条件分岐

指定した条件に沿って操作を分岐する機能です。

詳細設定

  • 条件に合致した場合に行う操作を入力します。複数の操作がある場合は、プラスボタンを押して操作を追加してください。
  • 条件分岐の判断対象となるデータ保存先を指定します。
  • 条件を指定します。データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。詳しくは「使用できる条件」をご覧ください。

使用できる条件

データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。使用できる条件は次のとおりです。

条件説明文字数字画像
<無条件>設定した他の条件に合致しない場合、条件に合致したと判断します。
文字:等しい場合(=)指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。
文字:異なる場合(≠)指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。
文字:前方一致の場合指定した値と前方(文字列の先頭)が一致した場合、条件に合致したと判断します。
文字:後方一致の場合指定した値と後方(文字列の末尾)が一致した場合、条件に合致したと判断します。
文字:含む場合指定した値が保存データに含まれている場合、条件に合致したと判断します。
文字:含まない場合指定した値が保存データが含まれていない場合、条件に合致したと判断します。
文字:正規表現に適合する場合指定した正規表現に一致する場合、条件に合致したと判断します。
文字:より大きい場合(>)指定した値と文字列比較を行い、保存データが大きい場合、条件に合致したと判断します。
文字:より小さい場合(<)指定した値と文字列比較を行い、保存データが小さい場合、条件に合致したと判断します。
数字:等しい場合(=)指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。
数字:異なる場合(≠)指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。
数字:以上の場合(>=)保存データが指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。
数字:以下の場合(<=)保存データが指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。
数字:より大きい場合(>)保存データが指定した値より大きい場合、条件に合致したと判断します。
数字:より小さい場合(<)保存データが指定した値より小さい場合、条件に合致したと判断します。
数字:範囲内の場合保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
数字:範囲外の場合保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
現在のWindow にある場合保存データの画像がアクティブなWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。
最前面Window にある場合保存データの画像が最前面のWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。
デスクトップにある場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)にある場合、条件に合致したと判断します。
現在のWindow に無い場合保存データの画像がアクティブなWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。
最前面Window に無い場合保存データの画像が最前面のWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。
デスクトップに無い場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)に無い場合、条件に合致したと判断します。
発見X 座標が次の値以上の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。
発見X 座標が次の値以下の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。
発見X 座標が次の範囲内の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
発見Y 座標が次の値以上の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。
発見Y 座標が次の値以下の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。
発見Y 座標が次の範囲内の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
使用できる条件

繰返し

指定した範囲内の処理を指定した回数繰り返す機能です。

詳細設定

  • 繰り返したい操作を入力します。複数の操作がある場合は、プラスボタンを押して操作を追加してください。
  • 繰返しの方法と回数を指定します。指定できる繰返しの方法は次の「繰返しの指定と設定」をご覧ください。
  • 何回目の繰返しなのかを数えるためのデータ保存先を指定します。データタイプが数字のデータ保存先のみ指定できます。ここで設定したカウントは、メッセージ表示やデータ保存等の編集画面で変数として使用できます。繰返しの回数を数える必要がない場合には設定不要です。

繰返しの指定と設定

繰返しの方法として以下の項目が選択できます。

指定回数を繰返し

指定した回数を繰返します。数字を直接入力、または、鉛筆マークをクリックして数字が保存されたデータ保存先を指定します。

下図の1枚目は繰返し回数を直接入力した例です。繰返しを10回行い、その回数に応じたメッセージ表示を行います。2枚目はデータ保存先を指定した例です。データ保存先「Excelの入力済み行数に」保存された数字分の繰返しが行われます。

リスト繰返し:指定文字(空白時は改行)

リストの内容を区切り文字で区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。

下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ/い/う/え/お/か/き/く/け/こ/さ/し/す/せ/そ」が保存されており、区切り文字に「/」を指定した例です。繰返し毎に「/」で区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。

下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。

リスト繰返し:改行

リストの内容を改行で区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。

下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ~そ」が1文字ずつ改行で保存されている例です。繰返し毎に改行で区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。

下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。

リスト繰返し:カンマ( , )

リストの内容をカンマで区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。

下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ~そ」がカンマで保存されている例です。繰返し毎にカンマで区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。

下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。

リスト繰返し:TAB

リストの内容をタブで区切った回数を繰返します。カウントには現在が何回目の繰返しなのかを保存するデータ保存先を、現在データにはリストから取り出した現在のデータを保存するデータ保存先を指定します。

下図1枚目はデータ保存先「リスト」に「あ~そ」がタブで保存されている例です。繰返し毎にタブで区切ったデータ「あ」~「そ」が1文字ずつ取り出され、「リスト_現在のデータ」に保存されます。その内容をメッセージで表示しています。

下図2枚目はデータ保存先に格納されている内容です。

条件移動

指定した条件に合致したかどうかを判断し、指定した操作番号に移動します。

詳細設定

  • 条件の対象となるデータ保存先を指定します。
  • 条件を指定します。データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。詳しくは「使用できる条件」をご覧ください。
  • 条件に合致した場合とそうでない場合の移動先番号を指定します。

使用できる条件

データ保存先のデータタイプによって選択できる条件は異なります。使用できる条件は次のとおりです。

条件説明文字数字画像
<無条件>設定した他の条件に合致しない場合、条件に合致したと判断します。
文字:等しい場合(=)指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。
文字:異なる場合(≠)指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。
文字:前方一致の場合指定した値と前方(文字列の先頭)が一致した場合、条件に合致したと判断します。
文字:後方一致の場合指定した値と後方(文字列の末尾)が一致した場合、条件に合致したと判断します。
文字:含む場合指定した値が保存データに含まれている場合、条件に合致したと判断します。
文字:含まない場合指定した値が保存データが含まれていない場合、条件に合致したと判断します。
文字:正規表現に適合する場合指定した正規表現に一致する場合、条件に合致したと判断します。
文字:より大きい場合(>)指定した値と文字列比較を行い、保存データが大きい場合、条件に合致したと判断します。
文字:より小さい場合(<)指定した値と文字列比較を行い、保存データが小さい場合、条件に合致したと判断します。
数字:等しい場合(=)指定した値と一致する場合、条件に合致したと判断します。
数字:異なる場合(≠)指定した値と一致しない場合、条件に合致したと判断します。
数字:以上の場合(>=)保存データが指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。
数字:以下の場合(<=)保存データが指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。
数字:より大きい場合(>)保存データが指定した値より大きい場合、条件に合致したと判断します。
数字:より小さい場合(<)保存データが指定した値より小さい場合、条件に合致したと判断します。
数字:範囲内の場合保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
数字:範囲外の場合保存データが指定した値の範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
現在のWindow にある場合保存データの画像がアクティブなWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。
最前面Window にある場合保存データの画像が最前面のWindow 上にある場合、条件に合致したと判断します。
デスクトップにある場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)にある場合、条件に合致したと判断します。
現在のWindow に無い場合保存データの画像がアクティブなWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。
最前面Window に無い場合保存データの画像が最前面のWindow 上に無い場合、条件に合致したと判断します。
デスクトップに無い場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上(マルチモニタを含む)に無い場合、条件に合致したと判断します。
発見X 座標が次の値以上の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。
発見X 座標が次の値以下の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。
発見X 座標が次の範囲内の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したX 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
発見Y 座標が次の値以上の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以上の場合、条件に合致したと判断します。
発見Y 座標が次の値以下の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した値以下の場合、条件に合致したと判断します。
発見Y 座標が次の範囲内の場合保存データの画像がデスクトップ全体の画像上にあり、画像を発見したY 座標が指定した範囲内の場合、条件に合致したと判断します。
使用できる条件

タスク移動

指定した操作番号へ移動する機能です。

移動先の操作番号を入力します。

操作セット呼出

保存済みの操作セットを呼び出して実行する機能です。

呼び出す操作セットを選択します。

エラー処理

操作セット実行中にエラーが発生した場合の処理を設定する機能です。

設定したエラー処理は、エラー処理の操作を設定した直後から適用されます。別のエラー処理の操作を設定した場合、前の操作で設定したエラー処理は無効となり、最新のエラー処理が適用されます。

詳細設定

  • エラーが発生した場合の処理を選択します。選択できる項目は下表のとおりです。
  • エラーが発生した場合に呼び出す操作セットを設定します。
  • エラーが発生した場合に操作セットを呼び出した後、復帰する操作番号を設定します。
  • チェックをONにすると、エラーが発生した場合でもエラーメッセージは表示されません。
エラー処理クリア先に設定されたエラー処理の設定をクリアします。
エラー時に指定番号へ移動するエラーが派生した場合に指定した操作番号へ移動します。
エラー時に操作セットを呼び出すエラーが発生した場合に、作成済みの別の操作セットを呼び出します。呼び出し後に復帰する操作番号の設定が必要です。
エラー処理で設定できる項目

自動操作終了

自動操作を終了します。この操作を使用しなくても、操作セットが最後まで実行されると自動操作は終了します。

操作セット終了の終了で設定できる項目は次のとおりです。

この操作セットのみ終了します自動操作終了ステップを含む操作セットのみ終了します。
全ての操作セットを終了します操作セット呼び出しで別タスクから呼び出されている場合、呼び出し元の操作セットも終了します。
MICHIRU RPAを終了しますMICHIRU RPA のアプリケーションも終了します。

ファイル・ディレクトリ

ファイル起動

指定したファイルやプログラムなどを起動する機能です。

  • 起動するファイルを指定します。ファイルの他にプログラム名、実行ファイル、ホームページのURL などを指定して起動する事が可能です。
    例:「excel」で Excel 起動
      「chrome」で Chrome ブラウザ起動
      「msedge.exe」で Edge ブラウザ起動
      「https://michiru.co.jp/」で MICHIRU RPA のホームページ表示
  • 起動ファイルをパラメータ指定で起動します。ホームページを表示する場合は、起動ファイルにブラウザ名、パラメータ欄にURL 指定して開くこともできます。
  • 画面を最大化して起動します。

ファイル・ディレクトリリスト取得

指定したディレクトリ内のファイル・ディレクトリ一覧を取得する機能です。

  • 操作対象を選択します。選択できる項目は下表1のとおりです。
  • 取得したいフォルダを指定します。
  • 絞り込みを行いたい場合、ファイルの一部を記載します。
    ※ ファイル名に指定の文字が含まれるもののみを対象とします。
  • 取得する一覧の並び順を指定します。選択できる並び順は下表2のとおりです。
  • 取得したリストを保存するデータ保存先を指定します。
ファイル指定したディレクトリ内に存在するファイル名一覧を取得します。
ディレクトリ指定したディレクトリ内に存在するディレクトリ名一覧を取得します。
ファイルパス指定したディレクトリ内に存在するファイルのパス一覧を取得します。
ディレクトリパス指定したディレクトリ内に存在するディレクトリのパス一覧を取得します。
表1 選択できる項目
名称(昇順)ファイル名やフォルダ名を昇順で取得します。
名称(降順)ファイル名やフォルダ名を降順で取得します。
更新日時(昇順)ファイル名やフォルダ名を更新日時の昇順で取得します。
更新日時(降順)ファイル名やフォルダ名を更新日時の降順で取得します。
表2 選択できる並び順

ディレクトリ作成

指定した場所にディレクトリ(フォルダ)を作成する機能です。

新規ディレクトリ名を含んだディレクトリパスを指定します。同じ名称のディレクトリが既に存在している場合は、新しいディレクトリは作成されません。

上記は「C:\MICHIRU」ディレクトリ内に新しく「test」という名称のディレクトリを作成する例です。

ファイル書込み

ファイルにテキストを書き込む機能です。

  • 書き込むファイルのファイルパスを指定します。すでにファイルが有る場合は上書きします。
  • 文字コード(Shift_JIS、EUC‑JP、Unicode(UTF‑8)、Unicode(UTF‑16)、Unicode(UTF‑16,big endian) )を指定します。
  • ファイルに書き込むに内容を指定します。

ファイル読込み

ファイルからテキストデータを読み込む機能です。

  • 読み込むファイルのパスを指定します。
  • 文字コード(Shift_JIS、EUC‑JP、Unicode(UTF‑8)、Unicode(UTF‑16)、Unicode(UTF‑16,big endian) )を指定します。
  • ファイルから読み込んだ内容を保存するデータ保存先を指定します。

ファイル・ディレクトリコピー

ファイルまたはディレクトリをコピーする機能です。ディレクトリを指定した場合、ディレクトリ内のファイルおよびサブフォルダもすべてコピーします。

  • 操作対象がファイルかディレクトリかを指定します。
  • コピー元のファイル・ディレクトリパスを指定します。
  • コピー先のファイル・ディレクトリパスを指定します。
  • コピー先に指定したファイル・ディレクトリがすでにある場合の動作を指定します。選択できる項目は対象によって異なります。対象がファイルの場合に選択できる項目は下表1、対象がディレクトリの場合に選択できる項目は下表2のとおりです。
コピー元ファイルで上書きコピー先のファイルをコピー元のファイルで上書きします。操作前にコピー先に存在していたファイルは全てなくなります。
処理をスキップ同名のファイルはコピーしません。
エラー停止エラーとし、処理を停止します。
表1 対象がファイルの場合に選択できる項目
コピー先にまとめるコピー元のディレクトリの内容をコピー先のディレクトリに統合します。操作前にコピー先に存在していたディレクトリのうち名称が重複するものは上書きされ、重複しないものは残ります。
コピー先をクリアしコピー元の内容で書換えコピー先のディレクトリの内容をクリアし、コピー元の内容で書き換えます。操作前にコピー先に存在していたディレクトリは全てなくなります。
処理をスキップ同名のディレクトリはコピーしません。
エラー停止エラーとし、処理を停止します。
表2 対象がディレクトリの場合に選択できる項目

ファイル・ディレクトリ移動

ファイルまたはディレクトリを移動する機能です。ディレクトリを指定した場合、ディレクトリ内のファイルおよびサブフォルダもすべて移動します。

  • 操作対象がファイルかディレクトリかを指定します。
  • 移動元のファイル・ディレクトリパスを指定します。
  • 移動先のファイル・ディレクトリパスを指定します。
  • 移動先に指定したファイル・ディレクトリがすでにある場合の動作を指定します。選択できる項目は対象によって異なります。対象がファイルの場合に選択できる項目は下表1、対象がディレクトリの場合に選択できる項目は下表2のとおりです。
移動元ファイルで上書き移動先のファイルを移動元のファイルで上書きします。操作前に移動先に存在していたファイルは全てなくなります。
処理をスキップ同名のファイルがある場合は移動しません。
エラー停止エラーとし、処理を停止します。
表1 対象がファイルの場合に選択できる項目
移動先にまとめる移動元のディレクトリの内容を移動先のディレクトリに統合します。操作前に移動先に存在していたディレクトリのうち名称が重複するものは上書きされ、重複しないものは残ります。
移動先をクリアし移動元の内容で書換え移動先のディレクトリの内容をクリアし、移動元の内容で書き換えます。操作前に移動先に存在していたディレクトリは全てなくなります。
処理をスキップ同名のディレクトリは移動しません。
エラー停止エラーとし、処理を停止します。
表2 対象がディレクトリの場合に選択できる項目

ファイル・ディレクトリ削除

ファイルまたはディレクトリを削除する機能です。ディレクトリを指定した場合、ディレクトリ内のファイルおよびサブフォルダもすべて削除します。

  • 操作対象がファイルかディレクトリかを指定します。
  • 削除対象のファイル・ディレクトリパスを指定します。
  • 削除方法を指定します。選択できる項目は下表のとおりです。
完全に削除対象のファイル・ディレクトリを完全に削除します。削除後に復元することはできません。
ゴミ箱に移動対象のファイル・ディレクトリをゴミ箱に移動します。削除後にゴミ箱から復元することが可能です。
削除方法で選択できる項目

ZIPファイル作成

ファイルまたはディレクトリを圧縮し、ZIP ファイルを作成する機能です。

  • 圧縮対象のファイルおよびディレクトリのパスを指定します。区切文字で連結すると複数のファイル・ディレクトリを指定することができます。
  • 圧縮対象に複数のファイル・ディレクトリを指定する場合の区切文字(改行、カンマ( , )、TAB)を指定します。1 つのファイル・ディレクトリを圧縮する場合、初期値から変更する必要はありません。
  • 出力するZIP ファイルのパスを指定します。指定されたファイルパスの拡張子が「.zip」でない場合、拡張子を「.zip」に変更します。

ZIPファイル解凍

ZIPファイルを解凍する機能です。

  • 対象のZIP ファイルのパスを指定します。
  • 解凍先のディレクトリパスを指定します。存在しないディレクトリが指定された場合、そのディレクトリを作成し、ZIP ファイルの内容を解凍します。

特殊ディレクトリ取得

Windows で定義されている様々なディレクトリのパスを取得する機能です。

  • ディレクトリの種別を指定します。選択できる項目は下表のとおりです。
  • 取得できるディレクトリパスをプレビューします。
  • ディレクトリパスを保存するデータ保存先を指定します。
DESKTOP
FAVORITES
FONTS
PERSONAL
PROGRAM_FILES
PROGRAMS
STARTUP
WINDOWS
SENDTO
APPDATA
TEMPLATES
COMMON_STARTMENU
COMMON_PROGRAMS
COMMON_DESKTOPDIRECTORY
COMMON_APPDATA
COMMON_DOCUMENTS
COMMON_PICTURES
COMMON_FAVORITES
COMMON_ADMINTOOLS
ADMINTOOLS
LOCAL_APPDATA
SYSTEM
PROGRAM_FILES_COMMON
PROFILE
対象で選択できる項目

ブラウザ操作

MICHIRU RPA 専用 Web ブラウザ「MICHIRU browser」を使用した操作です。Web ページの操作を自動化するために使用します。MICHIRU Browser の詳しい操作方法や Xpath については、MICHIRU browser の使用方法とXpath を御覧ください。

MICHIRU browserを開く

MICHIRU Browser を起動する機能です。

  • 起動時に開く URL を指定します。URL を指定しない場合、ホーム画面を開きます。
  • すでに MICHIRU Browser が開いている場合の動作を指定します。オンの場合、新しいページで開きます。オフの場合、指定した URL に移動します。
  • オンの場合、MICHIRU Browser ウインドウを最大化して開きます。

ブラウザクリック

HTML 要素を指定してマウスのクリックを行う機能です。

  • クリックすると、HTML 要素情報画面でクリップボードにコピーした HTML 要素情報を設定に反映します。
  • 操作の対象とする要素を指定します。選択できる項目はこちらをご覧ください。

テキストを設定

HTML 要素を指定してテキストの入力を行う機能です。設定方法はブラウザクリックをご参照ください。

  • ブラウザ操作の共通設定です。詳しくはこちらをご覧ください。
  • テキストの内容を設定します。データ保存先に保存されたテキストを貼り付ける場合は、入力テキスト欄右側の鉛筆マークから該当のデータ保存先を指定してください。

選択項目を設定

HTML 要素を指定して選択項目(ドロップダウンリスト、リストボックスなど)の入力を行う機能です。

  • ブラウザ操作の共通設定です。詳しくはこちらをご覧ください。
  • 選択する内容を設定します。選択できる項目は下表のとおりです。
リストから選択単一の項目を選択します。
番号で選択選択する項目を番号(選択肢の先頭を0 とした番号)で指定します。
一括選択複数の項目を選択します。
選択項目を設定の選択項目

チェックを設定

HTML 要素を指定してチェックボックスの設定を行う機能です。

  • ブラウザ操作の共通設定です。詳しくはこちらをご覧ください。
  • チェックをつけるか、外すかを設定します。

要素情報を取得

HTML 要素を指定して、ウェブ要素のテキストや内部値などの情報を取得する機能です。

  • ブラウザ操作の共通設定です。詳しくはこちらをご覧ください。
  • 選択する内容を設定します。選択できる項目は下表のとおりです。
  • 取得した情報を保存するデータ保存先を指定します。
表示テキスト(innerText)対象の要素のテキストを取得します。
値(value)対象の要素の値を取得します。
リンクURL(href)対象の要素のリンクURLを取得します。
選択状態(selected)プルダウンメニューのような選択項目で、ある項目(option)の選択状態を取得します。選択されている場合、指定したデータ保存先には true が、OFFの場合は false が保存されます。
チェック状態(checked)チェックの ON、OFF の状態を取得します。チェックがONの場合、指定したデータ保存先には true が、OFFの場合は false が保存されます。
要素情報を取得の選択項目

要素数を取得

HTML 要素を指定して、ウェブ要素の要素数を取得する機能です。

  • ブラウザ操作の共通設定です。詳しくはこちらをご覧ください。
  • 取得した要素数を保存するデータ保存先を指定します。

ページを閉じる

MICHIRU browser で開いているページを閉じる機能です。

MICHIRU Browser で複数のページを開いている場合、開いている別のページに遷移します。MICHIRU Browser で開いているページが1つだけの場合、ホーム画面に遷移します。

ダウンロードリスト取得

MICHIRU browser にダウンロードしたファイルのリストを取得する機能です。

取得したファイルを保存するデータ保存先を指定します。指定したデータ保存先には、ダウンロードしたファイルのフルパスがダウンロード日時の降順で改行区切りで格納されます。

ページ取得(全体テキスト)

MICHIRU browser 上にて、ウェブページに表示されているテキストすべてを取得する機能です。

取得したテキストを保存するデータ保存先を指定します。

ページ取得(スナップショット)

MICHIRU browser で表示されている画面を画像ファイル(ビットマップ)として保存する機能です。

保存先には保存する画像ファイルのファイルパスを指定します。MICHIRU RPA の「データ保存先」には保存できません。

ページ取得(全体PDF)

MICHIRU browser で表示されている画面を PDF ファイルとして保存する機能です。設定方法はページ取得(スナップショット)をご参照ください。

ページ印刷

MICHIRU browser で表示されているウェブページを対象に印刷ダイアログを開く機能です。

JavaScript実行

MICHIRU browser で表示されているウェブページに対して JavaScript を実行する機能です。JavaScript を用いて自由度の高い操作を作成することができます。実行には JavaScript の知識が必要です。

  • JavaScript 実行の直前にマウスでのカーソル移動のやクリックを行いたい場合に選択します。その際は、画像操作情報編集画面からキー画像と操作位置の設定が必要です。詳しくはこちらをご参照ください。
  • 実行する JavaScript コードを記述します。複数行の長いコードを記述する場合は、右側の鉛筆マークをクリックしてください。
    コードは””(ダブルクォーテーション)で、コード内での文字列は”(シングルクォーテーション)で囲みます。
  • JavaScript 内で返す値を保存するデータ保存先を指定します。 JavaScript 内で Console.log などを実行すると、引数がここで指定したデータ保存先に保存されます。

認証情報を設定

MICHIRU browser で表示されている Basic 認証の画面に対し、認証を試行する機能です。

  • 認証に使用するユーザー名を指定します。
  • 認証に使用するパスワードを指定します。

ダウンロード設定

MICHIRU Browser でファイルをダウンロードする際の動作を設定する機能です。

  • ダウンロードしたファイルを保存するフォルダのパスを指定します。この設定はMICHIRU browser に保存され、設定を変更しない限り引き継がれます。
  • ファイルをダウンロードした後にそのファイルを開くかを設定します。この設定はMICHIRU browser に保存され、設定を変更しない限り引き継がれます。
  • ダウンロード時に同名のファイルがある場合、重複しない名前で保存するかを設定します。このチェックをONにすると、「test.txt」が存在している場合は「test(1).txt」として保存されます。
  • この設定はMICHIRU browser に保存され、設定を変更しない限り引き継がれます。

通知

メッセージ表示

ポップアップ画面でメッセージを表示する機能です。

表示するメッセージを指定します。

音声読み上げ

指定した内容を音声で読み上げる機能です。

  • 音声で読み上げさせたい文章を指定します。
  • 音声を読み上げる速度を指定します。

LINE送信

LINE を使ってメッセージを送信する機能です。あらかじめ、LINE Notify への登録が必要です。

LINE Notify 登録方法

STEP
LINE Notify のウェブサイトを表示する

ブラウザで LINE Notify のウェブサイトを開きます。友達追加のQRコードが表示されます。 

STEP
LINE Notify を友達追加する

スマートフォンの LINE アプリで QR コードを読み取り、友達追加を行います( LINE アカウントを持っている必要があります)。下図はスマートフォンでの操作の例です。

STEP
LINE トークンを取得する

ブラウザでログインして LINE トークンを取得します。

  • メールアドレスとパスワードを入力してログインします。ログインできない場合は、スマートフォンのLINE アプリで、設定→ アカウント→ ログイン許可で、許可を行ってください。
  • 「トークンを発行する」をクリックします。
  • トークン名、通知先(トークルーム)を指定して、トークンの発行を行います。トークルームには、現在利用しているグループが表示されます。
  • トークンが発行されたら、トークンをコピーします。トークンの再表示はできませんのでご注意ください。このトークンを、MICHIRU RPA の「LINE トークン(送付先)」に貼り付けます。

送信内容の設定

メッセージのみ
  • メッセージタブをクリックします。
  • 送信するメッセージを指定します。
  • 送信先の LINEトークンを指定します。
スタンプとテキスト
  • スタンプタブをクリックします。
  • 対象のスタンプのパッケージID とスタンプID を入力します。送信可能なスタンプはこちらをご確認ください。
  • 送信するメッセージを指定します。
  • 送信先の LINEトークンを指定します。
画像とテキスト
  • 画像タブをクリックします。
  • 送信する画像のパスを指定します。
  • 送信するメッセージを指定します。
  • 送信先の LINEトークンを指定します。

Chatwork送信

Chatwork にメッセージを送信する機能です。Chatwork アカウントが必要です。

API トークンと roomid の確認方法

API トークンの発行方法

Chatwork 画面右上にある利用者名をクリックすると表示されるメニューから、「サービス連携」を選択します。その後表示される画面の「API トークン」ページのコピーボタンをクリックします。このトークンを MICHIRU RPA の「API トークン」に貼り付けてください。

詳しくは Chatwork のウェブサイト「API トークンを発行する」をご覧ください。

roomid の確認方法

グループチャットの URL 末尾の数字です。詳しくは Chatwork ウェブサイト「ルームIDを確認する」をご覧ください。
例:以下の「********* 」の箇所
https://www.chatwork.com/#!rid********* 

送信内容の設定

テキストのみ送信
  • メッセージタブをクリックします。
  • 送信するメッセージを指定します。
  • API トークンを指定します。
  • 送信先 roomid を指定します。
ファイルを添付してテキストを送信
  • ファイル添付タブをクリックします。
  • 送信するファイルのパスを指定します。
  • 送信するメッセージを指定します。
  • API トークンを指定します。
  • 送信先 roomid を指定します。

関数/スクリプト

データ保存

指定のデータ保存先に値を格納する機能です。

  • 保存したい値を指定します。
  • 値の格納先を指定します。

指定したウェブページに含まれるリンク URL の一覧を取得する機能です。

  • リンク一覧を取得したいウェブページの URL を指定します。
  • 絞り込みを行いたい場合、URL 名の一部を記載します。ただし、URL 名に指定の文字が含まれるもののみを対象とします。
  • 値の格納先を指定します。

文字カット

変換元に指定した項目から、指定文字部分を取り出す機能です。

  1. 文字カットを行いたい文字列を指定します。
  2. 取得したい文字の開始位置を指定します。上図は、4文字目から取得する場合の例です。
  3. 開始位置から必要な文字数を指定します。指定しない場合は、開始位置から全ての文字を取得します。
  4. 値の格納先を指定します。

住所分割

変換元に指定した項目から、住所を都道府県、市区町村、それ以降を分割する機能です。

  • 住所分割を行いたい文字列を指定します。
  • 都道府県名の格納先を指定します。
  • 市区町村名の格納先を指定します。
  • それ以降の格納先を指定します。

日付取得

対象日付に指定した項目から、指定の形式で日付を取得する機能です。数日後の日付や月末など、さまざまな日付を取得する方法はこちらをご参照ください。

  • 日付変換を行いたい日付項目を指定します。日付形式指定となります。20200401 のような文字列だと、変換できません。直接指定する場合は、”2020/04/01” のようにダブルクォーテーションで囲んでください。
  • 取得したい日付形式を指定します。
    ・元号○○ 年△△ 月□□ 日(和暦)
    ・〇〇〇〇年△△ 月□□ 日(西暦)
    ・〇〇〇〇/△△/□□(西暦)
    ・〇〇〇〇△△□□(西暦)
    ・直接指定(指定式に変換フォーマットを指定)
  • 直接指定の場合に、変換フォーマットを指定します。(VBScript でのフォーマット指定)
  • 変換後の内容がサンプル表示されます。
  • 変換後の日付の格納先を指定します。

フリガナ取得

指定した項目からフリガナを取得する機能です。

  • フリガナを取得したい項目を指定します。漢字、ひらがな、カタカナからフリガナを取得します。
  • 取得したいカナ形式を指定します。
    ・フリガナ(半角)
    ・フリガナ(全角)
    ・ふりがな
  • 値の格納先を指定します。

追加スクリプト

VBScript ファイル内の関数を実行する機能です。

  • 用意された VBScript から選択します。それ以外にも、作成した VBScript ファイルの追加が可能です。その場合、VBScript ファイルは、インストールフォルダの script フォルダに配置します。script フォルダは、ツールタブの「スクリプトファイル保存ディレクトリを開く」ボタンを押すと開きます。
  • 選択したスクリプトファイル内から、利用する関数(メソッド)を指定します。
  • 選択した関数(メソッド)で必要なパラメータを指定します。

標準で用意されている追加スクリプト

各操作の詳細設定は、MICHIRU RPA タスク詳細タブ右側のスクリプト説明をご確認ください。

日付関係
日付入力日付の入力ボックスを表示します。入力された日付を指定のデータ保存先に保存します。
昨日の日付昨日の日付を取得し、指定のデータ保存先に保存します。
日付の間隔2つの日付の間隔を取得し、指定のデータ保存先に保存します。取得する時間単位を次のように指定できます。
yyyy 年
m 月
d 日
w 週
h 時
n 分
s 秒
曜日や祝日の判定休日リストをもとに、曜日、祝日の判定結果を数字で返します。休日リストファイル(holiday.txt)はスクリプトタブ内のスクリプトファイル保存ディレクトリに入っていますので、コピー、編集後、別のフォルダへ移してご使用ください。
Excel 操作
シートを選択Excel のシートを選択します。
セルを選択Excel のセルを選択します。
シートを指定したセル選択Excel シートを指定してセルを選択します。
選択セルを移動アクティブセルの位置を指定した数だけ移動します。移動数に非表示のセルを含みます。
選択セルを表示されたセル間で移動アクティブセルの位置を指定した数だけ移動します。移動数に非表示のセルを含みません。
セルの値を取得Excel のセルまたは範囲の値を取得します。非表示のセルの値も取得されます。
表示中セルの値を取得表示中の Excel のセルの値または範囲を取得します。非表示のセルの値は取得されません。
セルの書式設定済テキストを取得Excel のセルまたは範囲の書式設定済テキストを取得します。非表示のセルの値も取得されます。
表示中セルの書式設定済テキストを取得表示中の Excel のセルまたは範囲の書式設定済テキストを取得します。非表示のセルの値は取得されません。
セルに値を入力Excel の指定セルまたは範囲に値を入力します。
行を挿入指定位置に行を挿入します。
列を挿入指定位置に列を挿入します。
セルの文字色を取得Excel セルの文字色を取得します。
セルの背景色を取得Excel セルの背景色を取得します。
セルの文字色を設定Excel セルの文字色を設定します。
セルの背景色を設定Excel セルの背景色を設定します。
マクロを実行作成済みのマクロを実行します。
Excel 起動確認Excel が起動されているかを確認します。
ファイル・ディレクトリ
アプリケーションの実行指定したアプリケーションを実行します。
ディレクトリの存在チェック指定したディレクトリの有無を数字で返します。
ファイルの存在チェック指定したファイルの有無を数字で返します。
ファイル読込みテキストファイルを読み込み、データ保存先に保存します。
ファイル読込み(文字コード指定)文字コードを指定してテキストファイルを読み込み、データ保存先に保存します。
ファイル書込みテキストファイルに書き込みます。
ファイル書込み(文字コード指定)文字コードを指定してテキストファイルを書き込みます。
ファイルコピーファイルを上書きコピーします。
ファイル移動指定したファイルを移動します。
ファイル削除指定したファイルを削除します。
ファイル名取得指定したファイルパスからファイル名だけを取得し、データ保存先に保存します。
拡張子取得指定したファイルの拡張子を取得し、データ保存先に保存します。
サブディレクトリ一覧を取得指定したディレクトリ内のサブディレクトリの一覧を取得し、データ保存先に保存します。
指定ファイルサイズのファイル一覧を取得指定したファイルサイズの範囲に該当するファイル一覧を取得し、データ保存先に保存します。
通知
メッセージ表示指定したメッセージをポップアップで表示します。
メール送信メールを送信します。SMTPサーバ名、SMTPポート等の設定が必要です。不明の場合はネットワーク管理者にお尋ねください。
地図
2地点間の距離緯度経度から2点間の距離を算出します。(ヒュベニの公式を使用)
文字列操作
検索文字列を含む数対象文字列内に指定文字列が含まれる数を返します。
文字列中の特定文字列を置換対象文字列から指定した文字列を探し、別の文字列に入れ替えた文字列を返します。
変換ファイルを使い文字列を置換変換ファイルを使い文字列を置換して返します。変換ファイルのA列には置換対象の文字列を入力し、B列には置換後の文字列を入力します。変換ファイルサンプル(文字変換.csv)はスクリプトタブ内のスクリプトファイル保存ディレクトリに入っていますので、コピー、編集後、別のフォルダへ移してご使用ください。
文字列両端の空白等を削除対象文字列両端の空白、改行、Tabを削除した文字列を返します。
検索文字列までカット対象文字列から最初の検索文字列を探し、発見位置直前までの文字列をカットして返します。
文字列のバイト長を取得対象文字列のバイト長を返します。
全角文字の有無を確認対象文字列に全角文字が含まれているかを判定します。
リストから指定番号文字列を取得(カンマ区切り)カンマ区切り文字列リストから指定番号の文字列を取得します。
リストから指定番号文字列を取得(区切り文字指定)区切り文字を指定して、文字列リストから指定番号の文字列を取得します。
文字列リストの要素数を取得文字列リストの要素数を取得します。
文字列リストから検索文字列を含むリストに絞込み文字列リストから検索文字列を含むリストに絞込みます。
文字列リストから検索文字列の番号を取得文字列リストから検索文字列の番号を取得します。
文字列リストを並べ替え文字列リストを並べ替えます。
開始文字列と終了文字列の間の文字列を取得対象文字列から開始文字列と終了文字列の間の文字列を取得します。
文字列の存在を確認文字列の存在を確認します。
Window 情報
アクティブ Window の CLASS を取得アクティブ Window の CLASS を返す
アクティブ Window のタイトルを取得アクティブ Window のタイトルを返します。
Window の存在を確認するWindow の存在を確認します。

その他

カーソル基準移動

指定した操作番号のカーソル基準位置を移動する機能です。

  • 移動する操作番号を指定します。
  • 移動する縦横の移動量を指定します。

OCR読取

OCR (光学式文字認識) を使用して画面上のテキストを読み取る機能です。この機能を利用するには、Microsoft PowerToys のインストールが必要です。

Power Toysのインストール

Power Toys はこちらのページから無料でダウンロードできます(Microsoft のサイトへ)。ダウウンロード後、お使いのパソコンへインストールしてください。

OCR 読取機能を利用する前に Power Toys を起動しておく必要があります。Windows メニューから Power Toys を手動で起動するか、パソコン起動時に自動で起動するようご設定ください(下図参照)。

OCR 読取の設定

  • 値の格納先を指定します。
  • 読み取れなかった場合の動きを指定します。
目次